2021年03月31日
「イスラム教徒は、全然違う」のです・・
前略
時代の変革期に当たって、
「中国共産党全体主義国家」だけではない、「イスラム」の話題もあったが殆ど詳細を書けずにいた。
今回ズバリの本が出たので紹介することになった。
本文の3頁目には、
「イスラム教徒は私たちとは「オンナジ」ではありません。「全然違う」のです。」
此処から始まる一冊はそのものズバリです。
++++++++++++++++++++++++++
ーーー共生は「他者」への礼儀から 飯山陽さん新作『イスラム教再考』ーーーー
2021.3.19 産経新聞
・・・・・・・・・・・・・・
信仰者が世界で18億人といわれるイスラム教。仏教、キリスト教と並ぶ三大宗教に位置づけられるが、それは「穏健な宗教」と伝えられるようなものなのか。
・・・・・・
最も訴えたかったのは多文化主義の危険性だ。
・・・・・・
日本語も日本の常識も通用しない他者の文化が常識として通用する“並行社会”が形成される」
多文化共生とはそうした「緊張感をはらむ切実な問題」とし、その実態を象徴する事例を多く挙げた。
知っておくべきことは、イスラム教は日本人の常識や世界観とかなりかけ離れた教義を有する宗教だということ。話せば分かり合えるという安直な認識は避け、分からない相手だからこそ礼儀をもって接することが大切だという。
「同じ日本人同士でも『気持ち』を共有できないというだけで他者を排斥するような人が、言葉も文化も宗教も共有しない『他者』と礼儀をもって付き合うことなどできるのか。イスラム教徒を含む外国人が多く暮らす社会を迎えて問われるのは、そうした覚悟だと思う
・・・・・・・・・・・・・・・
https://www.sankei.com/life/news/210319/lif2103190029-n1.html
+++++++++++++++++++++++++++
この本の前段と終章を拾い出します。
4頁には、
>>拡散されるイスラム研究者の欺瞞
日本のイスラム教徒は日本や欧米、そして現在の社会制度や国際秩序を批判し、それにとって代わるべきはイスラム教だ、つまり「イスラームこそ解決」だと主張しています。
7頁には、
>>「リベラルを自称する「活動家」たち
このようにして活動家は、不幸で惨めで強い被害者意識をもつ人々を大量に生み出し、よりよい人生を送りたいならば、「我々と一緒に社会を変えよう」と人々に呼びかけ、我々が導く進歩の先には「地上の楽園」があると断言します。
268頁には、
>>日本のイスラム研究者とメディアが広めたウソからの脱却を
イスラム教は政治イデオロギーだからこそ、政治や社会からイスラム主義を排除していかなければならないというのは、多くのイスラム諸国における「常識」です。
イスラム諸国がイスラム主義を許せば、行き着く先はイランであり、「イスラム国」だからです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一方の、キリスト教の宗教改革までは、本性丸出しの「免罪符」を売りつけるところまで落ちぶれたものです。
でもその本性は、今でもまだ「大聖堂」に見る通りの金食い虫を筆頭に、人心を惑わすものでしょう。
日本の江戸時代の、鎖国は、時の権力者が「キリスト教は宗教によって国家を乗っ取る」ことを避けたのです。
まさに、イスラム教は、古代の宗教そのものです、だから飯山先生の言うことの通りと思います。
日本の多神教はその更に昔の、人間の心の在り様そのものですが、「明治神道」は宗教の力が政治になってしまいました。
「気候危機」を宗教が理解できるはずが無いのです。
民主主義を理解できるはずが無いのです。
新しい国連の「世界政府」を実現するしかないのです。
「HGウエルズ」も「カント」も言っていたのです。その時です。
では、草々
2021-3-31
森下克介
時代の変革期に当たって、
「中国共産党全体主義国家」だけではない、「イスラム」の話題もあったが殆ど詳細を書けずにいた。
今回ズバリの本が出たので紹介することになった。
本文の3頁目には、
「イスラム教徒は私たちとは「オンナジ」ではありません。「全然違う」のです。」
此処から始まる一冊はそのものズバリです。
++++++++++++++++++++++++++
ーーー共生は「他者」への礼儀から 飯山陽さん新作『イスラム教再考』ーーーー
2021.3.19 産経新聞
・・・・・・・・・・・・・・
信仰者が世界で18億人といわれるイスラム教。仏教、キリスト教と並ぶ三大宗教に位置づけられるが、それは「穏健な宗教」と伝えられるようなものなのか。
・・・・・・
最も訴えたかったのは多文化主義の危険性だ。
・・・・・・
日本語も日本の常識も通用しない他者の文化が常識として通用する“並行社会”が形成される」
多文化共生とはそうした「緊張感をはらむ切実な問題」とし、その実態を象徴する事例を多く挙げた。
知っておくべきことは、イスラム教は日本人の常識や世界観とかなりかけ離れた教義を有する宗教だということ。話せば分かり合えるという安直な認識は避け、分からない相手だからこそ礼儀をもって接することが大切だという。
「同じ日本人同士でも『気持ち』を共有できないというだけで他者を排斥するような人が、言葉も文化も宗教も共有しない『他者』と礼儀をもって付き合うことなどできるのか。イスラム教徒を含む外国人が多く暮らす社会を迎えて問われるのは、そうした覚悟だと思う
・・・・・・・・・・・・・・・
https://www.sankei.com/life/news/210319/lif2103190029-n1.html
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この本の前段と終章を拾い出します。
4頁には、
>>拡散されるイスラム研究者の欺瞞
日本のイスラム教徒は日本や欧米、そして現在の社会制度や国際秩序を批判し、それにとって代わるべきはイスラム教だ、つまり「イスラームこそ解決」だと主張しています。
7頁には、
>>「リベラルを自称する「活動家」たち
このようにして活動家は、不幸で惨めで強い被害者意識をもつ人々を大量に生み出し、よりよい人生を送りたいならば、「我々と一緒に社会を変えよう」と人々に呼びかけ、我々が導く進歩の先には「地上の楽園」があると断言します。
268頁には、
>>日本のイスラム研究者とメディアが広めたウソからの脱却を
イスラム教は政治イデオロギーだからこそ、政治や社会からイスラム主義を排除していかなければならないというのは、多くのイスラム諸国における「常識」です。
イスラム諸国がイスラム主義を許せば、行き着く先はイランであり、「イスラム国」だからです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一方の、キリスト教の宗教改革までは、本性丸出しの「免罪符」を売りつけるところまで落ちぶれたものです。
でもその本性は、今でもまだ「大聖堂」に見る通りの金食い虫を筆頭に、人心を惑わすものでしょう。
日本の江戸時代の、鎖国は、時の権力者が「キリスト教は宗教によって国家を乗っ取る」ことを避けたのです。
まさに、イスラム教は、古代の宗教そのものです、だから飯山先生の言うことの通りと思います。
日本の多神教はその更に昔の、人間の心の在り様そのものですが、「明治神道」は宗教の力が政治になってしまいました。
「気候危機」を宗教が理解できるはずが無いのです。
民主主義を理解できるはずが無いのです。
新しい国連の「世界政府」を実現するしかないのです。
「HGウエルズ」も「カント」も言っていたのです。その時です。
では、草々
2021-3-31
森下克介
Posted by もりかつ at
15:54
│Comments(0)
2021年03月31日
「えりも砂漠」の話題を知りました
前略
日本の砂漠緑化事業があった。
嘗てNHKの「プロジェクトX」でもとり上げたとのこと、今回再放送されることになったとのこと。
此処での話題の一つがこの「えりも砂漠」の話題でした。
まさか?と思い、検索をしてみるとまさに世界の砂漠地域そのものではないでしょうか?
本当のところはまだ判りませんが、世界へ広め李価値のある話題と思います。
+++++++++++++++++++++++++++++++++
ーーーー「漁師がいちばん、山の大切さを知っている」 昆布漁師たちはなぜ、「えりも砂漠」を緑化したのか?ーーーー
2018年01月22日
・・・・・・・・・・・・・・
和食に欠かすことのできない食材の一つである昆布。
真昆布、利尻昆布などさまざまな種類がある中で、日高昆布の名産地として知られるのが北海道えりも町だ。
今でこそ豊かな自然とともに昆布で栄える町だが、一度は「えりも砂漠」と呼ばれるほど山が荒廃し、深刻な漁業被害を受けてきた過去がある。
その危機に対し、率先して立ち上がったのは昆布漁師たちだった。彼らの緑化事業への取り組みは、65年たった今なお続いている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かつて、えりもの山はカシワやハルニレなどの広葉樹が茂る豊かな原生林だった。
しかし、明治から昭和にかけての燃料確保のための伐採や、牛・馬・羊の放牧地開拓によって、森が急速に失われていったのだ。
・・・・・・・・・・・・
>>自然と向き合い65年。ようやく戻った緑
砂漠化はえりもの人々の日常生活はもちろん、生業としている漁業にも大きな影響をもたらした。
山から降り注ぐ土砂で水が濁れば、魚は近海に寄り付かない。
海底の岩に根を張る昆布は、砂が降り積もった状態ではしっかりと根を下ろすことができず、満足に光合成もできないため、生育もままならない。漁師たちは、生計を立てられない状態にまで追い込まれていた。
・・・・・
海と山の関係性を痛烈に感じた漁師たちは、昭和28年に緑化事業をスタートさせる。
しかし当初の結果は、風の脅威をまざまざと見せつけられるものだった。
植え付けた種や苗は、すべて吹き飛ばされ、さまざまな防風策を講じても、どれも有効な手段とはならなかった。
「そんなとき見つけたのが“ゴダ”と呼ばれる雑海藻だったんです。
そこら中の砂浜に打ち上げられている、何てこともない海藻なんですが、試しに種を植えた場所にかぶせてみたところ、海水を含んだ重みで土を絡め取るような作用を見せました」(住野谷さん)
事業開始から5年がたち、ようやくつかんだ緑化の糸口。
ゴダの力でまず草が大地に広がり、樹が根付き、少しずつえりもの山に緑が戻っていった。
・・・・・・・
会の結成当時から毎年、年間200~5000本のサクラやマツを植えてきた。
当初は風に強い常緑樹が中心だったが、これからはえりもの本来の自然に生えていた、広葉樹の植樹に力を入れていく予定だという。
劇的と呼ぶにふさわしい復活を遂げたえりもの山。
それは、ひとえに漁師とその家族をはじめとするえりもの住人が根気強く自然と向き合い続けてきた結実でもある。
・・・・・・・・・・・・・・
川﨑さんは砂漠化を経験した世代ではないが、山と海に対して抱く思いに年齢の違いはないという。
「おれが生まれる前は土砂漠だったと、親から耳が痛くなるくらい聞きました。
雨が降ると、海が土で赤くなったとかね。でも目の前に緑の山があるから、魚も昆布も取れなかったなんて想像もできなかった。
学校の授業で映像を見て、初めて実感したんです――感謝します、先代たちに。本当に。あの努力がなかったら、間違いなく今はないから」
・・・・・・・・・・・・
「昆布で生きるっていうのは、自然と生きていくこと。
昆布と一緒に暮らしているって言ってもいいかもしれない」と川﨑さん。
彼らにとっての昆布は生きる糧であるとともに日常でもある。
「えりもじゃ昆布をするしかないのも本当だけど、いちばんいいのも昆布。
いちばんいいですよ。死ぬまでやります」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://kokocara.pal-system.co.jp/2018/01/22/kelp-of-erimo/
+++++++++++++++++++
「えりも砂漠」で検索すると色々出てきます。
現地の話も聞けば素晴らしいと思います。
日本中・世界中に知らせる誇るべき歴史だと思います。
失敗の歴史は、メソポタミアも、インダスもみんな同じと思います、まさに「イースター島」の話題がそのものでしょう。
再放送のプロジェクトXを多くの人達が見て、行動して繰っれることを望みます。
では、草々
2021-3-31
森下克介
日本の砂漠緑化事業があった。
嘗てNHKの「プロジェクトX」でもとり上げたとのこと、今回再放送されることになったとのこと。
此処での話題の一つがこの「えりも砂漠」の話題でした。
まさか?と思い、検索をしてみるとまさに世界の砂漠地域そのものではないでしょうか?
本当のところはまだ判りませんが、世界へ広め李価値のある話題と思います。
+++++++++++++++++++++++++++++++++
ーーーー「漁師がいちばん、山の大切さを知っている」 昆布漁師たちはなぜ、「えりも砂漠」を緑化したのか?ーーーー
2018年01月22日
・・・・・・・・・・・・・・
和食に欠かすことのできない食材の一つである昆布。
真昆布、利尻昆布などさまざまな種類がある中で、日高昆布の名産地として知られるのが北海道えりも町だ。
今でこそ豊かな自然とともに昆布で栄える町だが、一度は「えりも砂漠」と呼ばれるほど山が荒廃し、深刻な漁業被害を受けてきた過去がある。
その危機に対し、率先して立ち上がったのは昆布漁師たちだった。彼らの緑化事業への取り組みは、65年たった今なお続いている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かつて、えりもの山はカシワやハルニレなどの広葉樹が茂る豊かな原生林だった。
しかし、明治から昭和にかけての燃料確保のための伐採や、牛・馬・羊の放牧地開拓によって、森が急速に失われていったのだ。
・・・・・・・・・・・・
>>自然と向き合い65年。ようやく戻った緑
砂漠化はえりもの人々の日常生活はもちろん、生業としている漁業にも大きな影響をもたらした。
山から降り注ぐ土砂で水が濁れば、魚は近海に寄り付かない。
海底の岩に根を張る昆布は、砂が降り積もった状態ではしっかりと根を下ろすことができず、満足に光合成もできないため、生育もままならない。漁師たちは、生計を立てられない状態にまで追い込まれていた。
・・・・・
海と山の関係性を痛烈に感じた漁師たちは、昭和28年に緑化事業をスタートさせる。
しかし当初の結果は、風の脅威をまざまざと見せつけられるものだった。
植え付けた種や苗は、すべて吹き飛ばされ、さまざまな防風策を講じても、どれも有効な手段とはならなかった。
「そんなとき見つけたのが“ゴダ”と呼ばれる雑海藻だったんです。
そこら中の砂浜に打ち上げられている、何てこともない海藻なんですが、試しに種を植えた場所にかぶせてみたところ、海水を含んだ重みで土を絡め取るような作用を見せました」(住野谷さん)
事業開始から5年がたち、ようやくつかんだ緑化の糸口。
ゴダの力でまず草が大地に広がり、樹が根付き、少しずつえりもの山に緑が戻っていった。
・・・・・・・
会の結成当時から毎年、年間200~5000本のサクラやマツを植えてきた。
当初は風に強い常緑樹が中心だったが、これからはえりもの本来の自然に生えていた、広葉樹の植樹に力を入れていく予定だという。
劇的と呼ぶにふさわしい復活を遂げたえりもの山。
それは、ひとえに漁師とその家族をはじめとするえりもの住人が根気強く自然と向き合い続けてきた結実でもある。
・・・・・・・・・・・・・・
川﨑さんは砂漠化を経験した世代ではないが、山と海に対して抱く思いに年齢の違いはないという。
「おれが生まれる前は土砂漠だったと、親から耳が痛くなるくらい聞きました。
雨が降ると、海が土で赤くなったとかね。でも目の前に緑の山があるから、魚も昆布も取れなかったなんて想像もできなかった。
学校の授業で映像を見て、初めて実感したんです――感謝します、先代たちに。本当に。あの努力がなかったら、間違いなく今はないから」
・・・・・・・・・・・・
「昆布で生きるっていうのは、自然と生きていくこと。
昆布と一緒に暮らしているって言ってもいいかもしれない」と川﨑さん。
彼らにとっての昆布は生きる糧であるとともに日常でもある。
「えりもじゃ昆布をするしかないのも本当だけど、いちばんいいのも昆布。
いちばんいいですよ。死ぬまでやります」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://kokocara.pal-system.co.jp/2018/01/22/kelp-of-erimo/
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「えりも砂漠」で検索すると色々出てきます。
現地の話も聞けば素晴らしいと思います。
日本中・世界中に知らせる誇るべき歴史だと思います。
失敗の歴史は、メソポタミアも、インダスもみんな同じと思います、まさに「イースター島」の話題がそのものでしょう。
再放送のプロジェクトXを多くの人達が見て、行動して繰っれることを望みます。
では、草々
2021-3-31
森下克介
Posted by もりかつ at
06:31
│Comments(0)
2021年03月30日
「気候危機」と「都市沈没」の話題です
前略
地球温暖化が海水面を上げる話題です。
そう言う私も、何故か眉を触りたくなる感じがする。
どうしてなのか?今までも多くの話題がありながら、どこもそのための行動をとっているとは思えないのです。
海岸に防潮堤とか、街の移転とか、話題が無いのです。
あれば、生活基盤の下水道の混乱から始まって地下を走る電力網や通信網もダメ、地下を走る鉄道や道路もダメになるから、大移転工事を計画して、はじめなければならないはず。
+++++++++++++++++++++++
2021年3月30日
今そこにある危機「海面上昇」水没相次ぐ世界のウォーターフロント;ベストセラーで読むアメリカ
森川聡一
・・・・・・・・・・・・・・・・
■今回の一冊■The Water Will Come著者 Jeff Goodell出版社 Little Brown and Company;「The Water Will Come」
地球の温暖化による海面上昇の影響で、世界には水没の危機に瀕している都市がたくさんある。フロリダ半島のマイアミ、イタリアのベニス、ナイジェリアの旧首都ラゴスなどなど、水没の脅威が迫る現場を歩いてきたジャーナリストの手になる警告の書だ。遠い未来の問題と思いがちな気候変動が「今そこにある危機」だ、と実感させられるノンフィクションである。
・・・・・・・・・・・・・・
>>本書が訴えたいことは次の一節に明らかだ。
「この本でわたしは、本当の話をみなさんに伝えたい。
わたしたちが今つくりあげつつある未来が、自分たちや子供、孫の世代にとってどんな姿になるのかを話したい。
その話というのは次のように始まっている。
気温が上がり、北極や南極の数々の巨大な氷床が溶け、海面が上昇しつつある。
これは根拠のない思い込みではないし、一部の変わった科学者たちがとなえる仮説でもない。
ましてや、中国が生み出したデマでもない。
海面上昇は現代においては避けて通れない事実のひとつであり、重力と同じように逃れられない現実なのだ」
・・・・・・・・・・・・・・
>>南極大陸の氷がすべて溶けると地球の海面は61メートルも上昇する
世界各地のウォーターフロント都市に押し寄せつつある水の源は、南極大陸とグリーンランドだ、と解説する。
特に、南極大陸はグリーンランドの7倍の広さで、より多くの氷がある。もし、南極大陸の氷がすべて溶けると地球の海面は61メートルも上昇する。グリーンランドの氷がすべて溶けると海面は7メートル上がる。
以前は砕氷船がなければ通れなかった北極海の航路では今や、夏場には豪華クルーズ客船が普通に航行している。
本書は次のようにも予想している。
「2040年までには、北極圏では夏場の海には氷が全くなり、北極点でウインドサーフィンができるようになるだろう」
「フロリダの人口の3分の2は海辺に住んでおり、そのほとんどの家や道路、オフィスビル、コンドミニアム、送電線、上水道、下水管は、嵐の際の高潮や潮位上昇に対しもろい。
今後数年のうちに進む海面上昇に備えるためには、こうしたインフラのかなりの部分は建設しなおすか撤去しなければならない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「『いや、心配はしていない。20年か30年たてば、だれかが解決策をみつけると思っている。
マイアミにとって大変なことなら、ニューヨークだってボストンだって同じだし、そうだとしたら、みんなはどこに住めばいいんだ?』そして一瞬、躊躇しながらもこうつけくわえた。
『おまけに、そのころには、自分は死んでるし、関係ないね』」
・・・・・・・・・・・・・・・・
アメリカが核実験を繰り返したマーシャル諸島の現状などもとりあげ、本書が提示する不都合な真実は多岐にわたる。
先進国がこれまで排出してきた温暖化ガスの量に応じて、さまざまなコストを負担して新興国を支援すべきだという議論も紹介する。
その際に、ある団体が試算した、1850年から2011年までの間に、世界で発生した二酸化炭素の総量に占める各国・地域のシェアは興味深い。アメリカが27%と首位で、イギリスを含むEUが25%、中国が11%、ロシアが8%、そして日本が4%だという。
本書では最後に、あたりまえだが、化石燃料を燃やすのをやめ、沿岸部から高地への移住を呼びかけている。海面上昇は日本にとっても他人事ではないはずだ。
・・・・・・・・・・・・・・・
https://admin.eshizuoka.jp/admin/entry
+++++++++++++++++++++++
そうえば、オランダの話題があったようですが、その後あまり聞きません。
地球温暖化による問題を、2040年に持ってきているのはなぜか?
世界中が自分の問題として考えないから、明日の話題にしなければいけないということかもしれない。
「中国が、台湾進攻を数年後」と言う話題の方が面白いので、メディアが食いつく。そんな風に見ることも出来そうに思えてしまう。
なぜか、今度は課題が大きすぎるから、人は目を背けるのでしょうか。何をすれば良いのか見当がつかないので、話題にしようがない。
兎に角面倒なことは避けてきた毎日。
政治的な判断も必要でしょう。
こんな話題を出しても票にならない、、だから話題にすらならない。
情けない話です。
最近の中国共産党のセリフ「国民より国家が重要だ」式の視点で考えれば、「大都市を内陸へ移動させる」とか「海岸の都市を避難準備都市として、水没時の危険性を排除するために、空中都市にして置く決定をする、そんなことが一気にできそうである。
そこで、金儲けの話が出てきてGDPは一気に増大して景気が良くなる。
新型コロナウイルスの退治や、ワクチン開発の話題が、まさに「ビッグ・ブラザー」社会が良いのではないかとメディアで話題になっている。
アメリカのバイデン大統領が「民主主義」を説いても、インパクトがない。
「新形インフルエンザで死ぬ人がいるよりも、個人個人が監視されていても良い、悪いことをしているわけではないんだから」式の話がまことしやかに話されているのは恐怖である。
此処に「国民よりも国家が重要だ」と言われて、何かのきっかけで、牢屋に入れられてしまうのは御免です。
この議論と「気候危機」の議論を一緒にしながら、「民主主義」の世界は個人個人が責任を持たないといけない、効率が悪い分だけ大変なんだと。
そうでなく「ビッグブラザーの言いなりになって居るとしたら、悪いことをしていないということ自体が理由で刑務所入りになるかもしれない、又周辺国と紛争を起こして徴兵で戦地に行かされて他人を殺し自分も殺されるまで戦わされることになる。
何人かの感染者を防ぐためにという口実で、とんでもないことが行われるのは、ご免です、これこそ奴隷です。
色々ありますが、
「気候危機」に対しての「民主主義」のあり様をキチンと理解した上で、「自分たちが責任を持って行動したくない」なら、「ビッグ・ブラザー」の言う通りでいいと言われても、みんなが迷惑を受けます、「いい加減な人生を送る人は、自分勝手であるだけでなく皆を不幸にします」。
では、草々
2021-3-30
森下克介
地球温暖化が海水面を上げる話題です。
そう言う私も、何故か眉を触りたくなる感じがする。
どうしてなのか?今までも多くの話題がありながら、どこもそのための行動をとっているとは思えないのです。
海岸に防潮堤とか、街の移転とか、話題が無いのです。
あれば、生活基盤の下水道の混乱から始まって地下を走る電力網や通信網もダメ、地下を走る鉄道や道路もダメになるから、大移転工事を計画して、はじめなければならないはず。
+++++++++++++++++++++++
2021年3月30日
今そこにある危機「海面上昇」水没相次ぐ世界のウォーターフロント;ベストセラーで読むアメリカ
森川聡一
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■今回の一冊■The Water Will Come著者 Jeff Goodell出版社 Little Brown and Company;「The Water Will Come」
地球の温暖化による海面上昇の影響で、世界には水没の危機に瀕している都市がたくさんある。フロリダ半島のマイアミ、イタリアのベニス、ナイジェリアの旧首都ラゴスなどなど、水没の脅威が迫る現場を歩いてきたジャーナリストの手になる警告の書だ。遠い未来の問題と思いがちな気候変動が「今そこにある危機」だ、と実感させられるノンフィクションである。
・・・・・・・・・・・・・・
>>本書が訴えたいことは次の一節に明らかだ。
「この本でわたしは、本当の話をみなさんに伝えたい。
わたしたちが今つくりあげつつある未来が、自分たちや子供、孫の世代にとってどんな姿になるのかを話したい。
その話というのは次のように始まっている。
気温が上がり、北極や南極の数々の巨大な氷床が溶け、海面が上昇しつつある。
これは根拠のない思い込みではないし、一部の変わった科学者たちがとなえる仮説でもない。
ましてや、中国が生み出したデマでもない。
海面上昇は現代においては避けて通れない事実のひとつであり、重力と同じように逃れられない現実なのだ」
・・・・・・・・・・・・・・
>>南極大陸の氷がすべて溶けると地球の海面は61メートルも上昇する
世界各地のウォーターフロント都市に押し寄せつつある水の源は、南極大陸とグリーンランドだ、と解説する。
特に、南極大陸はグリーンランドの7倍の広さで、より多くの氷がある。もし、南極大陸の氷がすべて溶けると地球の海面は61メートルも上昇する。グリーンランドの氷がすべて溶けると海面は7メートル上がる。
以前は砕氷船がなければ通れなかった北極海の航路では今や、夏場には豪華クルーズ客船が普通に航行している。
本書は次のようにも予想している。
「2040年までには、北極圏では夏場の海には氷が全くなり、北極点でウインドサーフィンができるようになるだろう」
「フロリダの人口の3分の2は海辺に住んでおり、そのほとんどの家や道路、オフィスビル、コンドミニアム、送電線、上水道、下水管は、嵐の際の高潮や潮位上昇に対しもろい。
今後数年のうちに進む海面上昇に備えるためには、こうしたインフラのかなりの部分は建設しなおすか撤去しなければならない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「『いや、心配はしていない。20年か30年たてば、だれかが解決策をみつけると思っている。
マイアミにとって大変なことなら、ニューヨークだってボストンだって同じだし、そうだとしたら、みんなはどこに住めばいいんだ?』そして一瞬、躊躇しながらもこうつけくわえた。
『おまけに、そのころには、自分は死んでるし、関係ないね』」
・・・・・・・・・・・・・・・・
アメリカが核実験を繰り返したマーシャル諸島の現状などもとりあげ、本書が提示する不都合な真実は多岐にわたる。
先進国がこれまで排出してきた温暖化ガスの量に応じて、さまざまなコストを負担して新興国を支援すべきだという議論も紹介する。
その際に、ある団体が試算した、1850年から2011年までの間に、世界で発生した二酸化炭素の総量に占める各国・地域のシェアは興味深い。アメリカが27%と首位で、イギリスを含むEUが25%、中国が11%、ロシアが8%、そして日本が4%だという。
本書では最後に、あたりまえだが、化石燃料を燃やすのをやめ、沿岸部から高地への移住を呼びかけている。海面上昇は日本にとっても他人事ではないはずだ。
・・・・・・・・・・・・・・・
https://admin.eshizuoka.jp/admin/entry
+++++++++++++++++++++++
そうえば、オランダの話題があったようですが、その後あまり聞きません。
地球温暖化による問題を、2040年に持ってきているのはなぜか?
世界中が自分の問題として考えないから、明日の話題にしなければいけないということかもしれない。
「中国が、台湾進攻を数年後」と言う話題の方が面白いので、メディアが食いつく。そんな風に見ることも出来そうに思えてしまう。
なぜか、今度は課題が大きすぎるから、人は目を背けるのでしょうか。何をすれば良いのか見当がつかないので、話題にしようがない。
兎に角面倒なことは避けてきた毎日。
政治的な判断も必要でしょう。
こんな話題を出しても票にならない、、だから話題にすらならない。
情けない話です。
最近の中国共産党のセリフ「国民より国家が重要だ」式の視点で考えれば、「大都市を内陸へ移動させる」とか「海岸の都市を避難準備都市として、水没時の危険性を排除するために、空中都市にして置く決定をする、そんなことが一気にできそうである。
そこで、金儲けの話が出てきてGDPは一気に増大して景気が良くなる。
新型コロナウイルスの退治や、ワクチン開発の話題が、まさに「ビッグ・ブラザー」社会が良いのではないかとメディアで話題になっている。
アメリカのバイデン大統領が「民主主義」を説いても、インパクトがない。
「新形インフルエンザで死ぬ人がいるよりも、個人個人が監視されていても良い、悪いことをしているわけではないんだから」式の話がまことしやかに話されているのは恐怖である。
此処に「国民よりも国家が重要だ」と言われて、何かのきっかけで、牢屋に入れられてしまうのは御免です。
この議論と「気候危機」の議論を一緒にしながら、「民主主義」の世界は個人個人が責任を持たないといけない、効率が悪い分だけ大変なんだと。
そうでなく「ビッグブラザーの言いなりになって居るとしたら、悪いことをしていないということ自体が理由で刑務所入りになるかもしれない、又周辺国と紛争を起こして徴兵で戦地に行かされて他人を殺し自分も殺されるまで戦わされることになる。
何人かの感染者を防ぐためにという口実で、とんでもないことが行われるのは、ご免です、これこそ奴隷です。
色々ありますが、
「気候危機」に対しての「民主主義」のあり様をキチンと理解した上で、「自分たちが責任を持って行動したくない」なら、「ビッグ・ブラザー」の言う通りでいいと言われても、みんなが迷惑を受けます、「いい加減な人生を送る人は、自分勝手であるだけでなく皆を不幸にします」。
では、草々
2021-3-30
森下克介
Posted by もりかつ at
08:59
│Comments(0)
2021年03月29日
脱炭素への「5つの項目」(2019年4月)です
前略
不可逆的な、「地球環境危機」を、回避するのに、あと10年しかないと叫んだ、前UNFCCC(気候変動枠組み条約)事務局長の公演です。
2019年当時のものです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2019年4月10日
----クリスティアナ・フィゲレス氏(前UNFCCC事務局長)のスピーチ公開(2019年2月12日イベントにて)-----
・・・・・・・・・・・・・・
気候変動イニシアティブ(JCI)は、2019年2月12日、シンポジウム「日本の気候変動対策を世界の最前線へ」を開催しました。
このイベントでは、Mission2020議長で前UNFCCC事務局長のクリスティアナ・フィゲレス氏をお招きし、「パリ協定がもとめる脱炭素革命と日本への期待」と題したスピーチをいただきました。
・・・・・・・
It's economy, Stupid: 経済こそが重要なのだ、愚か者(1992年米大統領選でのビル・クリントンの言葉):
持続可能性に関する議論に勝つ。2017年
クリスティーナ・フィゲレス(Christiana Figueres)氏は炭素排出量分野に関する歴史的なパリ協定の立役者です。 この元国連気候変動枠組条約事務局長は、「仕事はまだ始まったばかりです」とMegaに語ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スピーチでは、会場に多く集まる日本の非国家アクターや政府関係者に向け、今後のグローバル社会において脱炭素化が避けられないものであることを示す5つのポイントについて、説得力のある、そして改めて気候変動への危機感を認識させられるメッセージが届けられました。
>>クリスティアナ・フィゲレス;気候変動イニシアティブ主催イベントでのスピーチ(2019年2月12日)
・・・・・・・・・・・・・・・
*第1に、道徳上の責務です。もしも私たちが世界の気温上昇を1.5℃に抑えることができず2度上昇させてしまうと、その2度の気温上昇のために、水不足や飢餓のせいで死の危機に脅かされる人の数は2倍から3倍に増えてしまいます。
*2つ目の根拠は、(そしてこれらすべて互いに強め合っているのですが、)技術的なトレンドから導かれる責務です。
今日、地球規模で考えた場合、電力系統に流されている電力の25%は、すでに再生可能エネルギーです。
*3つ目の根拠は、石炭はもちろん、石油やガスにも含まれている高い割合の炭素がもたらす金融リスクへの認識が高まっているということです。
*4つ目の根拠は、私自身は、社会的認可における責務と呼んでいます。何のことかと言うと、農村部で、そして間違いなく都市部で今起きている、自分の健康にはもう妥協したくない人々による運動のことです。
*5つ目の、そして最後の根拠は、世代間の正義・公平における責務です。
もはや「このようにやっていきたいが、ほかにもやりようがあるのではないか?」という状況ではありません。
選択肢は無いのです。 脱炭素化が必須の責務であることを示す、これら5つの根拠を熟考してください。
これらはどのように重なり合っているでしょうか。互いに強め合っています。
そして、これらの脱炭素化の責務が私たちにもたらすものは、単にリスクの軽減ばかりではなく、さらなるチャンスです。
日本には、世界をリードしていくのに必要なもの、天然資源、有能な人材、技術力、資金力のすべてがあります。
日本は、よりチャンスにあふれ、安定した世界の実現に向けて、積極的に世界をリードすべきです。
・・・・・・・・・・・・・・・
https://japanclimate.org/news-topics/the-speech-of-ms-christiana-figueres/
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++;
少し古い感じがしますが、2015年のパリ協定後のものです。
ビルクリントンを非難したその裏には、地球環境対策・脱炭素がビジネスチャンスであると言っているのは、今では少し奇異に感じるところが有ります。
パリ協定当時には、脱炭素のためのビジネスが、GHG排出源になるという議論が無かったのでしょうか、それとも意図的に世界を動かすための発言だったのでしょうか、不思議です。
いずれにしても、「GHG排出実質ゼロ」は実現すべき目標です。
では、草々
2021-3-29
森下克介
不可逆的な、「地球環境危機」を、回避するのに、あと10年しかないと叫んだ、前UNFCCC(気候変動枠組み条約)事務局長の公演です。
2019年当時のものです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2019年4月10日
----クリスティアナ・フィゲレス氏(前UNFCCC事務局長)のスピーチ公開(2019年2月12日イベントにて)-----
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気候変動イニシアティブ(JCI)は、2019年2月12日、シンポジウム「日本の気候変動対策を世界の最前線へ」を開催しました。
このイベントでは、Mission2020議長で前UNFCCC事務局長のクリスティアナ・フィゲレス氏をお招きし、「パリ協定がもとめる脱炭素革命と日本への期待」と題したスピーチをいただきました。
・・・・・・・
It's economy, Stupid: 経済こそが重要なのだ、愚か者(1992年米大統領選でのビル・クリントンの言葉):
持続可能性に関する議論に勝つ。2017年
クリスティーナ・フィゲレス(Christiana Figueres)氏は炭素排出量分野に関する歴史的なパリ協定の立役者です。 この元国連気候変動枠組条約事務局長は、「仕事はまだ始まったばかりです」とMegaに語ります。
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スピーチでは、会場に多く集まる日本の非国家アクターや政府関係者に向け、今後のグローバル社会において脱炭素化が避けられないものであることを示す5つのポイントについて、説得力のある、そして改めて気候変動への危機感を認識させられるメッセージが届けられました。
>>クリスティアナ・フィゲレス;気候変動イニシアティブ主催イベントでのスピーチ(2019年2月12日)
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*第1に、道徳上の責務です。もしも私たちが世界の気温上昇を1.5℃に抑えることができず2度上昇させてしまうと、その2度の気温上昇のために、水不足や飢餓のせいで死の危機に脅かされる人の数は2倍から3倍に増えてしまいます。
*2つ目の根拠は、(そしてこれらすべて互いに強め合っているのですが、)技術的なトレンドから導かれる責務です。
今日、地球規模で考えた場合、電力系統に流されている電力の25%は、すでに再生可能エネルギーです。
*3つ目の根拠は、石炭はもちろん、石油やガスにも含まれている高い割合の炭素がもたらす金融リスクへの認識が高まっているということです。
*4つ目の根拠は、私自身は、社会的認可における責務と呼んでいます。何のことかと言うと、農村部で、そして間違いなく都市部で今起きている、自分の健康にはもう妥協したくない人々による運動のことです。
*5つ目の、そして最後の根拠は、世代間の正義・公平における責務です。
もはや「このようにやっていきたいが、ほかにもやりようがあるのではないか?」という状況ではありません。
選択肢は無いのです。 脱炭素化が必須の責務であることを示す、これら5つの根拠を熟考してください。
これらはどのように重なり合っているでしょうか。互いに強め合っています。
そして、これらの脱炭素化の責務が私たちにもたらすものは、単にリスクの軽減ばかりではなく、さらなるチャンスです。
日本には、世界をリードしていくのに必要なもの、天然資源、有能な人材、技術力、資金力のすべてがあります。
日本は、よりチャンスにあふれ、安定した世界の実現に向けて、積極的に世界をリードすべきです。
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https://japanclimate.org/news-topics/the-speech-of-ms-christiana-figueres/
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少し古い感じがしますが、2015年のパリ協定後のものです。
ビルクリントンを非難したその裏には、地球環境対策・脱炭素がビジネスチャンスであると言っているのは、今では少し奇異に感じるところが有ります。
パリ協定当時には、脱炭素のためのビジネスが、GHG排出源になるという議論が無かったのでしょうか、それとも意図的に世界を動かすための発言だったのでしょうか、不思議です。
いずれにしても、「GHG排出実質ゼロ」は実現すべき目標です。
では、草々
2021-3-29
森下克介
Posted by もりかつ at
10:50
│Comments(0)
2021年03月28日
「地球緑化作戦」が進行中でした
前略
地球緑化の事業が進んでいた。2007年以来のことである。
アフリカの砂漠南限を東西に貫く形である。
サブサハラの限界の境界である砂漠化の進行状況の話題は聞いたことがあるが、実際はどうか知らない。
もうすこし見ていかなければならない。
まさに、カーボンプライシング基金を充当すべき事業の第一でしょう。
まだまだ砂漠は多い。黄砂のもとのアジア、広大なオーストラリア、混乱の中東諸国、南北アメリカ沢山あります。
+++++++++++++++++++++++++++++
ーー長さ8千キロの「生きる壁」、サハラ砂漠の拡大阻止へーーー
3/24(水);CNN.co.jp
・・・・・・・・
CNN) 世界最大の砂漠が成長を続けている。
この100年間でサハラ砂漠は10%以上拡大し、アフリカ北部11カ国にまたがる860万平方キロを超える面積になった。
だが2007年、アフリカ連合(AU)が野心的な計画を立ち上げた。
30年までに西はセネガルから東はジブチまで1億ヘクタールに及ぶ土地で緑を再生する「巨大な緑の壁(Great Green Wall)」計画だ。
長さ8000キロ、幅15キロにわたり樹木や草原などを組み合わせて育てていく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これまで資金不足に悩まされていたが、今年1月にフランスや世界銀行などから新たに140億ドル(約1兆5000億円)を調達。
国連が目標達成に必要と試算する330億ドルの半数近くを確保した。
計画が完成すれば、この「生きる壁」は現在世界最大の生きる構造物であるグレートバリアリーフの3倍の長さに達することになる。
期限まであと9年だが、まだ目標の4%、400万ヘクタールしか回復しておらず道のりは長い。
エチオピアが最も取り組みが進んでいるとされ、これまで55億本の植林を行い、森林再生は15万ヘクタール、段々畑の整備は70万ヘクタールに達する。この面積はロンドン市の5倍以上だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・
AUの委員会で計画の調整役を務めるエルビス・ポール・タンジェム氏は「各国を調整しすべての戦略を準備するのに10年以上かかったが、基礎固めは終わった。
トゥミ氏は「木を植えるのは簡単だが、育てるのは容易ではない。乾燥地域で水をやり、手入れをし、動物が食べるのを防ぐのはコストが高い」と語る。
何が機能し、何が機能しないかわかったので、後は目標達成に突き進むだけだ」と語る。
巨大な緑の壁計画では、地力回復のほか、農村地域に1000万人の仕事を生み出す目標もある。
国連によると、これまでに33万5000人の職を生み出し、果物や森林関連製品から9000万ドルの収入が得られた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「この地域では自然資源の管理と政治的安定性に強い関係がある」と指摘する。
もし計画が達成されれば、世界的な影響をもたらす、自然に根ざした解決策を提供する助けになるだろう。
・・・・・・・・・・・・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f662575455275b312fc53fceef09811d93859ba
++++++++++++++++++++++++++++++
写真特集もありますが、状況はまだまだです。
本当は、水が無ければならないはずです。
地下水はもったいないので、大気中の水分捕獲作戦がいろいろあります、少しずつでも実現できる方法を確立して欲しいものです。
太陽光・風力の電力は得やすいはずです。
世界的な行動として、もっと話題にして欲しいものです。
では、草々
2021-3-28
森下克介
地球緑化の事業が進んでいた。2007年以来のことである。
アフリカの砂漠南限を東西に貫く形である。
サブサハラの限界の境界である砂漠化の進行状況の話題は聞いたことがあるが、実際はどうか知らない。
もうすこし見ていかなければならない。
まさに、カーボンプライシング基金を充当すべき事業の第一でしょう。
まだまだ砂漠は多い。黄砂のもとのアジア、広大なオーストラリア、混乱の中東諸国、南北アメリカ沢山あります。
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ーー長さ8千キロの「生きる壁」、サハラ砂漠の拡大阻止へーーー
3/24(水);CNN.co.jp
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CNN) 世界最大の砂漠が成長を続けている。
この100年間でサハラ砂漠は10%以上拡大し、アフリカ北部11カ国にまたがる860万平方キロを超える面積になった。
だが2007年、アフリカ連合(AU)が野心的な計画を立ち上げた。
30年までに西はセネガルから東はジブチまで1億ヘクタールに及ぶ土地で緑を再生する「巨大な緑の壁(Great Green Wall)」計画だ。
長さ8000キロ、幅15キロにわたり樹木や草原などを組み合わせて育てていく。
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これまで資金不足に悩まされていたが、今年1月にフランスや世界銀行などから新たに140億ドル(約1兆5000億円)を調達。
国連が目標達成に必要と試算する330億ドルの半数近くを確保した。
計画が完成すれば、この「生きる壁」は現在世界最大の生きる構造物であるグレートバリアリーフの3倍の長さに達することになる。
期限まであと9年だが、まだ目標の4%、400万ヘクタールしか回復しておらず道のりは長い。
エチオピアが最も取り組みが進んでいるとされ、これまで55億本の植林を行い、森林再生は15万ヘクタール、段々畑の整備は70万ヘクタールに達する。この面積はロンドン市の5倍以上だ。
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AUの委員会で計画の調整役を務めるエルビス・ポール・タンジェム氏は「各国を調整しすべての戦略を準備するのに10年以上かかったが、基礎固めは終わった。
トゥミ氏は「木を植えるのは簡単だが、育てるのは容易ではない。乾燥地域で水をやり、手入れをし、動物が食べるのを防ぐのはコストが高い」と語る。
何が機能し、何が機能しないかわかったので、後は目標達成に突き進むだけだ」と語る。
巨大な緑の壁計画では、地力回復のほか、農村地域に1000万人の仕事を生み出す目標もある。
国連によると、これまでに33万5000人の職を生み出し、果物や森林関連製品から9000万ドルの収入が得られた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「この地域では自然資源の管理と政治的安定性に強い関係がある」と指摘する。
もし計画が達成されれば、世界的な影響をもたらす、自然に根ざした解決策を提供する助けになるだろう。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/8f662575455275b312fc53fceef09811d93859ba
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写真特集もありますが、状況はまだまだです。
本当は、水が無ければならないはずです。
地下水はもったいないので、大気中の水分捕獲作戦がいろいろあります、少しずつでも実現できる方法を確立して欲しいものです。
太陽光・風力の電力は得やすいはずです。
世界的な行動として、もっと話題にして欲しいものです。
では、草々
2021-3-28
森下克介
Posted by もりかつ at
07:42
│Comments(0)
2021年03月26日
「気候変動の有識者会議」も、注視したい
前略
日本の有識者の皆さんが会議をする。
2030年の目標を策定するための議論ということです。
「気候変動対策」ということは、「ゼロカーボン」ということとも表現が違うので、結論も違うのかもしれない。
「気候危機」という言葉だったら、どういう会議になるのだろうかという感じもする。
++++++++++++++++++++++++++++++++
ーーー気候変動の有識者会議 31日初会合 座長に伊藤元重氏ーーー
2021年3月26日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
加藤勝信官房長官は26日の閣議後の記者会見で「気候変動対策推進のための有識者会議」を新設すると明らかにした。
経済界の代表や気候変動の専門家ら10人で構成。座長に学習院大の伊藤元重教授が就く。31日に初会合を開く。
「一連の国際会議を踏まえ、グリーン社会の実現に向け気候変動対策を分野横断的に議論してほしい」
・・・・・・・・・・
政府は2030年までの温暖化ガス削減の新たな目標を策定する。
加藤氏は「削減目標を国際社会に示す時期も当然、議論していかなければならない」と言明した。決定時期は未定とも強調した。
・・・・・・・・・・・・・・・
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFS261HH0W1A320C2000000/
++++++++++++++++++++++++++++++++
本当に「ゼロカーボン」の社会迄、議論の枠組みが言ってくれればいいのですが・・。
水素とかアンモニアとか天然ガスとか、CCSとか、業界で言われているような話題だけで終始しないとも限らない。
注視する必要あり。
もっとほかの多くのグループにも、例えば、新聞やTVやスポーツ関連の人達や映画監督などのブウ屋の人達のグループや、子供会の関連グループやなんでもかんでもグループならどこでも良い、議論して欲しいものです。
草々「野党」それぞれの皆さんには、「気候危機」を理解しているかを含め好評の場で議論して欲しいものです。
ワクチン議論とは別枠で。
兎に角、国民全体であり、人類全体の議論であることを忘れないで欲しいものです。
では、草々
2021-3-26
森下克介
日本の有識者の皆さんが会議をする。
2030年の目標を策定するための議論ということです。
「気候変動対策」ということは、「ゼロカーボン」ということとも表現が違うので、結論も違うのかもしれない。
「気候危機」という言葉だったら、どういう会議になるのだろうかという感じもする。
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ーーー気候変動の有識者会議 31日初会合 座長に伊藤元重氏ーーー
2021年3月26日
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加藤勝信官房長官は26日の閣議後の記者会見で「気候変動対策推進のための有識者会議」を新設すると明らかにした。
経済界の代表や気候変動の専門家ら10人で構成。座長に学習院大の伊藤元重教授が就く。31日に初会合を開く。
「一連の国際会議を踏まえ、グリーン社会の実現に向け気候変動対策を分野横断的に議論してほしい」
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政府は2030年までの温暖化ガス削減の新たな目標を策定する。
加藤氏は「削減目標を国際社会に示す時期も当然、議論していかなければならない」と言明した。決定時期は未定とも強調した。
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFS261HH0W1A320C2000000/
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本当に「ゼロカーボン」の社会迄、議論の枠組みが言ってくれればいいのですが・・。
水素とかアンモニアとか天然ガスとか、CCSとか、業界で言われているような話題だけで終始しないとも限らない。
注視する必要あり。
もっとほかの多くのグループにも、例えば、新聞やTVやスポーツ関連の人達や映画監督などのブウ屋の人達のグループや、子供会の関連グループやなんでもかんでもグループならどこでも良い、議論して欲しいものです。
草々「野党」それぞれの皆さんには、「気候危機」を理解しているかを含め好評の場で議論して欲しいものです。
ワクチン議論とは別枠で。
兎に角、国民全体であり、人類全体の議論であることを忘れないで欲しいものです。
では、草々
2021-3-26
森下克介
Posted by もりかつ at
12:09
│Comments(0)
2021年03月25日
「サンゴ礁」に「進化の加速」を研究
前略
「サンゴの白化現象」は以前から話題です。
今回、「BS世界のドキュメント」で、オーストラリアのグレートバリアリーフでの話題を見ました。
数十年の間に半減しているとのことで、研究者の活動の報告であった。
話題の中心は「進化の加速」ということで、「幼生を高温環境に順応させて進化のメカニズムに反応させよう」というものであった。
一生懸命な努力の結論はまだの様でした。
以前見た、沖縄でのサンゴ対策では「移植」をしていたのを思い出しました。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
-------豪グレートバリアリーフ、サンゴが22年間で半減 気候変動の影響=研究-----
2020年10月14日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オーストラリア東海岸にある世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」で、サンゴが1995年と比べて半分消滅していることが、最新の研究で明らかになった。
気候変動の影響とみられる。
・・・・・・・・・・・・・・
研究によると、この期間にサンゴ礁の規模と種類が50%以下に減っていることが判明した。
特に、テーブルサンゴと枝状のサンゴの減少が激しかった。
サンゴの色は共生藻の褐虫藻(かっちゅうそう)によって付いている。
白化は、サンゴが水温上昇などのストレスを受けた際に、この褐虫藻を放出することで起きる。
・・・・・・・・・・
https://www.bbc.com/japanese/54534283
++++++++++++++++++++++++++++++++++
TVで見る限り、未だ成功したという様子はなかったが、可能性があるということでした。
沖縄の場合を次に添付します。
・・・・・・・・・・
「沖縄県サンゴ移植マニュアル」
file:///C:/Users/Owner/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/3O2D7LLO/manual.pdf
・・・・・・・・
どの様な具体策があるかは知りませんが、以前から「ゲノム編集」が気になります。
何処にあるか知りませんが、少し温度の高い海域のサンゴと比較して「温度耐性のあるゲノム」を見つけると面白いのではないかと思いました。
サンゴ礁こそ、海の生態系の「揺り篭」と言われます。
食物連鎖の一次生産者が育つ場所であれば、高次消費者も被害を受け、海の命が危ないことになりそうです。
マイクロプラスチックと同様十分な工夫が必要でしょう。
確か、太平洋などは「海の砂漠」と言われるように、大型の魚がいても生命の育つ環境ではないようです。
此処には、「海の緑地公園」のような200m以内の洋上基地を作りたいものです。
勿論「湧昇流」を作り出す必要があることは論を待ちません。
底質の状況をよく観察した上で、いろんな工夫が必要でしょう。
では、草々
2021-3-25
森下克介
「サンゴの白化現象」は以前から話題です。
今回、「BS世界のドキュメント」で、オーストラリアのグレートバリアリーフでの話題を見ました。
数十年の間に半減しているとのことで、研究者の活動の報告であった。
話題の中心は「進化の加速」ということで、「幼生を高温環境に順応させて進化のメカニズムに反応させよう」というものであった。
一生懸命な努力の結論はまだの様でした。
以前見た、沖縄でのサンゴ対策では「移植」をしていたのを思い出しました。
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-------豪グレートバリアリーフ、サンゴが22年間で半減 気候変動の影響=研究-----
2020年10月14日
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オーストラリア東海岸にある世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」で、サンゴが1995年と比べて半分消滅していることが、最新の研究で明らかになった。
気候変動の影響とみられる。
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研究によると、この期間にサンゴ礁の規模と種類が50%以下に減っていることが判明した。
特に、テーブルサンゴと枝状のサンゴの減少が激しかった。
サンゴの色は共生藻の褐虫藻(かっちゅうそう)によって付いている。
白化は、サンゴが水温上昇などのストレスを受けた際に、この褐虫藻を放出することで起きる。
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https://www.bbc.com/japanese/54534283
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TVで見る限り、未だ成功したという様子はなかったが、可能性があるということでした。
沖縄の場合を次に添付します。
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「沖縄県サンゴ移植マニュアル」
file:///C:/Users/Owner/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/3O2D7LLO/manual.pdf
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どの様な具体策があるかは知りませんが、以前から「ゲノム編集」が気になります。
何処にあるか知りませんが、少し温度の高い海域のサンゴと比較して「温度耐性のあるゲノム」を見つけると面白いのではないかと思いました。
サンゴ礁こそ、海の生態系の「揺り篭」と言われます。
食物連鎖の一次生産者が育つ場所であれば、高次消費者も被害を受け、海の命が危ないことになりそうです。
マイクロプラスチックと同様十分な工夫が必要でしょう。
確か、太平洋などは「海の砂漠」と言われるように、大型の魚がいても生命の育つ環境ではないようです。
此処には、「海の緑地公園」のような200m以内の洋上基地を作りたいものです。
勿論「湧昇流」を作り出す必要があることは論を待ちません。
底質の状況をよく観察した上で、いろんな工夫が必要でしょう。
では、草々
2021-3-25
森下克介
Posted by もりかつ at
06:50
│Comments(0)
2021年03月24日
「日本中の大学」の協力で「GHG排出ゼロ」の解決へ
前略
日本の大学が動き出した。
研究費稼ぎだけでないことを祈ります。
今年の4月から夏までが勝負とのこと。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++;;
-------温室効果ガスゼロへ大学協力 研究成果の実用化や人材育成で ------
2021年3月23日 (共同通信)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全国120の大学や研究機関が23日、オンラインで意見交換会を開き、2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」実現のため、研究成果の実用化や人材育成などで協力する有志連合を設立することを決めた。
会合には萩生田光一文部科学相と小泉進次郎環境相が参加。萩生田氏は「排出ゼロ達成に向け、大学には教育、研究、社会貢献などの役割が期待されている」と述べ、小泉氏は「今後、中学校や高校で脱炭素を学んだ学生が大学に行く」として、大学の取り組み加速が重要との認識を示した。
4月に有志連合の準備委員会を立ち上げ、夏ごろに有志連合を設立する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://www.tokyo-np.co.jp/article/93305
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++;
どこまで「泥臭く」(美しさなしに、結果を求める事)みんなが地球を・生態系を・人類を本気で考えてl行動するかが試される。
そうです、ガイアの明日がかかっているのです。
・・・・
ところで、最近の話題です。
+++++++++++++++++++++++++
ーーー人類の炭素排出量、火山より「100倍多い」 国際研究ーーー
2019年10月2日 発信地:パリ/フランス [ フランス, ヨーロッパ ]
・・・・・・・・・・・
【10月2日 AFP】人的活動によって毎年大量に排出される地球温暖化原因物質の炭素量は、世界のすべての火山から放出される炭素量の最大100倍に達するとの研究結果が1日、発表された。
・・・・・・・・・科学者500人強で構成される国際共同研究機関「深部炭素観測(ディープ・カーボン・オブザーバトリー、DCO)」が発表した一連の論文では、自然過程と人為過程によって炭素がどのように貯蔵、排出、再吸収されるかを説明している。
・・・・・・・・・・・・・・・・
研究チームは今回、地球上の全生物種の約75%を絶滅させた6600万年前のチチュルブ(Chicxulub)隕石衝突では、425~1400ギガトンのCO2が放出されたと推定した。
一方、人為的CO2排出量は、2018年だけで年間37ギガトンを超えたという。こうした状況についてエドモンズ教授は、「この10~12年間に人為的活動によって大気中に排出されたCO2の量は、過去に確認されるこれらの事象の際にみられた壊滅的変化(に匹敵する)」とAFPの取材で語った。
・・・・・・・・・・・・・・
それに比べ、火山から放出される年間のCO2量は0.3~0.4ギガトン前後で、人為的排出量のほぼ100分の1だ。そして人為的な炭素排出が始まってからは、CO2濃度が200~300年で約6割増加している。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「気候変動否定論者らは決まって、地球が常に自らバランスを取り戻すと主張する」と、スアレス准教授は話した。
「確かに地球はこれまでそうしてきたし、今後も自らバランスを取り戻すに違いない。だがそれは、人類にとって意味のある時間スケールで行われることはない」
・・・・・・・・・・
https://www.afpbb.com/articles/-/3247513?page=2
+++++++++++++++++++++++++++++
地球の過去には、火山噴火で排出されるCO2で、寒冷期(全球凍結など)からの回復がなされていたとも考えていた。
それとこれとは、「規模が違う」様です。
確かに、地球の歴史の中で、大気中のCO2が有機物になって、化石燃料になったのだから、それがまた大気に戻るのに何の支障があるか?
そう言いたい気持ちがあります。
多くの人達もそう思っていると思います。
どうも違う様です。
少々びっくりしたニュースです。
では、草々
2021-3-24
森下克介
日本の大学が動き出した。
研究費稼ぎだけでないことを祈ります。
今年の4月から夏までが勝負とのこと。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++;;
-------温室効果ガスゼロへ大学協力 研究成果の実用化や人材育成で ------
2021年3月23日 (共同通信)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全国120の大学や研究機関が23日、オンラインで意見交換会を開き、2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」実現のため、研究成果の実用化や人材育成などで協力する有志連合を設立することを決めた。
会合には萩生田光一文部科学相と小泉進次郎環境相が参加。萩生田氏は「排出ゼロ達成に向け、大学には教育、研究、社会貢献などの役割が期待されている」と述べ、小泉氏は「今後、中学校や高校で脱炭素を学んだ学生が大学に行く」として、大学の取り組み加速が重要との認識を示した。
4月に有志連合の準備委員会を立ち上げ、夏ごろに有志連合を設立する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://www.tokyo-np.co.jp/article/93305
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どこまで「泥臭く」(美しさなしに、結果を求める事)みんなが地球を・生態系を・人類を本気で考えてl行動するかが試される。
そうです、ガイアの明日がかかっているのです。
・・・・
ところで、最近の話題です。
+++++++++++++++++++++++++
ーーー人類の炭素排出量、火山より「100倍多い」 国際研究ーーー
2019年10月2日 発信地:パリ/フランス [ フランス, ヨーロッパ ]
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【10月2日 AFP】人的活動によって毎年大量に排出される地球温暖化原因物質の炭素量は、世界のすべての火山から放出される炭素量の最大100倍に達するとの研究結果が1日、発表された。
・・・・・・・・・科学者500人強で構成される国際共同研究機関「深部炭素観測(ディープ・カーボン・オブザーバトリー、DCO)」が発表した一連の論文では、自然過程と人為過程によって炭素がどのように貯蔵、排出、再吸収されるかを説明している。
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研究チームは今回、地球上の全生物種の約75%を絶滅させた6600万年前のチチュルブ(Chicxulub)隕石衝突では、425~1400ギガトンのCO2が放出されたと推定した。
一方、人為的CO2排出量は、2018年だけで年間37ギガトンを超えたという。こうした状況についてエドモンズ教授は、「この10~12年間に人為的活動によって大気中に排出されたCO2の量は、過去に確認されるこれらの事象の際にみられた壊滅的変化(に匹敵する)」とAFPの取材で語った。
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それに比べ、火山から放出される年間のCO2量は0.3~0.4ギガトン前後で、人為的排出量のほぼ100分の1だ。そして人為的な炭素排出が始まってからは、CO2濃度が200~300年で約6割増加している。
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「気候変動否定論者らは決まって、地球が常に自らバランスを取り戻すと主張する」と、スアレス准教授は話した。
「確かに地球はこれまでそうしてきたし、今後も自らバランスを取り戻すに違いない。だがそれは、人類にとって意味のある時間スケールで行われることはない」
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https://www.afpbb.com/articles/-/3247513?page=2
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地球の過去には、火山噴火で排出されるCO2で、寒冷期(全球凍結など)からの回復がなされていたとも考えていた。
それとこれとは、「規模が違う」様です。
確かに、地球の歴史の中で、大気中のCO2が有機物になって、化石燃料になったのだから、それがまた大気に戻るのに何の支障があるか?
そう言いたい気持ちがあります。
多くの人達もそう思っていると思います。
どうも違う様です。
少々びっくりしたニュースです。
では、草々
2021-3-24
森下克介
Posted by もりかつ at
10:31
│Comments(0)
2021年03月23日
「日本の脱炭素計画」は、頑張るしかない
前略
政府も動き出した。
自前では動けないのが日本だ(自動車産業然り、自分勝手)。
国境炭素税もカーボンプライシングもみんな押されて動く感じです。
だったらそれで、腹を括って進めば良いのです。
本気の議論をすれば良いのです。
++++++++++++++++++++++++++++++
ーーーーー脱炭素で30年目標策定 削減幅拡大、首相が米に説明へーーーー
政府、月内に有識者会議;2021年3月23日 、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
菅義偉首相が4月前半の訪米時にバイデン米大統領へ方針を説明する。
1月に発足したバイデン政権は気候変動を重要政策と位置づける。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
米国は4月22日に主要排出国などを集めた気候変動に関する首脳会議(サミット)を開く。
英国が議長国を務める6月のG7サミットでも脱炭素が主要議題になる。
具体的な目標値は今後詰める。世界の研究者による組織「クライメート・アクション・トラッカー」はパリ協定が掲げる気温1.5度以内の上昇抑制の目標達成には13年比60%以上の削減が必要とみる。
・・・・・・・・・・・・・
家計や企業の負担も課題だ。FITの買い取り費用は20年度見込みで既に3・8兆円に上り、標準的な家庭で月800円弱を負担する。
意欲的な再生エネ目標を示す経済団体側も一層の負担増には消極的だ。
ここ数年の導入量から見積もると、再生エネの比率はこのままだと「30年に3割に届くかどうか」(経産省幹部)という。
上積みには政府全体で普及を後押しすることが重要になる。
農地の転用では農林水産省、環境アセスメントの効率化では環境省の役割が大きい。
特に重要なのが住宅・建築物を所管する国土交通省だ。
家庭部門は日本の排出量の15%を占める。
住宅の省エネや再生エネ設備の設置を促す取り組みの強化が必要になる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE1234S0S1A310C2000000/?unlock=1
++++++++++++++++++++++++++++++++;;
モットモット、本気の議論が必要です。
環境省も環境研究所も関連組織もみんな本気の議論が必要です。
国が動くからその通りに、ボチボチやればいい、そんな空気は返って毒です、止めてください。
農地にパネルを張るのは止めましょう、金儲けは「管理通貨」に「金儲け資本主義」はあり得ません。
自宅の屋根や周囲に、パネルと縦軸風車発電で、「キャパシタ二次電池」で暮せばいいのです。
その他はいろいろ工夫する余地があると思います。
皆さん、昔の様に「お上が言う通り」では、神様が言う通り」と同じで、「碌なことにはならない」のです。
「自給自足・地産地消」には、お上など要らないのです、その分自分たちの知恵が必要です、だから議論するのです。
では、草々
2021-3-23
森下克介
政府も動き出した。
自前では動けないのが日本だ(自動車産業然り、自分勝手)。
国境炭素税もカーボンプライシングもみんな押されて動く感じです。
だったらそれで、腹を括って進めば良いのです。
本気の議論をすれば良いのです。
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ーーーーー脱炭素で30年目標策定 削減幅拡大、首相が米に説明へーーーー
政府、月内に有識者会議;2021年3月23日 、
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菅義偉首相が4月前半の訪米時にバイデン米大統領へ方針を説明する。
1月に発足したバイデン政権は気候変動を重要政策と位置づける。
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米国は4月22日に主要排出国などを集めた気候変動に関する首脳会議(サミット)を開く。
英国が議長国を務める6月のG7サミットでも脱炭素が主要議題になる。
具体的な目標値は今後詰める。世界の研究者による組織「クライメート・アクション・トラッカー」はパリ協定が掲げる気温1.5度以内の上昇抑制の目標達成には13年比60%以上の削減が必要とみる。
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家計や企業の負担も課題だ。FITの買い取り費用は20年度見込みで既に3・8兆円に上り、標準的な家庭で月800円弱を負担する。
意欲的な再生エネ目標を示す経済団体側も一層の負担増には消極的だ。
ここ数年の導入量から見積もると、再生エネの比率はこのままだと「30年に3割に届くかどうか」(経産省幹部)という。
上積みには政府全体で普及を後押しすることが重要になる。
農地の転用では農林水産省、環境アセスメントの効率化では環境省の役割が大きい。
特に重要なのが住宅・建築物を所管する国土交通省だ。
家庭部門は日本の排出量の15%を占める。
住宅の省エネや再生エネ設備の設置を促す取り組みの強化が必要になる。
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE1234S0S1A310C2000000/?unlock=1
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モットモット、本気の議論が必要です。
環境省も環境研究所も関連組織もみんな本気の議論が必要です。
国が動くからその通りに、ボチボチやればいい、そんな空気は返って毒です、止めてください。
農地にパネルを張るのは止めましょう、金儲けは「管理通貨」に「金儲け資本主義」はあり得ません。
自宅の屋根や周囲に、パネルと縦軸風車発電で、「キャパシタ二次電池」で暮せばいいのです。
その他はいろいろ工夫する余地があると思います。
皆さん、昔の様に「お上が言う通り」では、神様が言う通り」と同じで、「碌なことにはならない」のです。
「自給自足・地産地消」には、お上など要らないのです、その分自分たちの知恵が必要です、だから議論するのです。
では、草々
2021-3-23
森下克介
Posted by もりかつ at
10:23
│Comments(0)
2021年03月23日
「米中外交トップ」のあり様から、明日を見る
前略
米中トップ会談の前半。
アメリカは、世界が懸念していると思われることを、ガンガン主張して、中国の出方を待った。
誰かが言っていた。
中国が席を蹴って出ていくという可能性もあったはずだが、キチンと受け応えた。
また、中国の最近の台湾のパイナップル輸入ストップなど、小細工はある種の行き詰まりで、権力集中の危うさを示す。
カナダ人2人を秘密裁判にかけることになったということ。
それから、TVでの政治議論の場で、「中国人は、以前より民主的になっています」と大学教授が言った。
世界中の学校で、学んだ国民が、いつまでも「ビッグブラザー」の言いなりの国家にうんざりしているはず。
そんな雰囲気が感じられる。更に押すべし。
+++++++++++++++++++++++++++++++;;
ーーーー米中外交トップ会談、異例の応酬 冒頭発言全文(上)ーーーー
米中衝突フォローする;2021年3月22日、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
米国務省は18日に米アラスカ州で会談したブリンケン米国務長官と中国の外交担当トップ、楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員らの冒頭発言の全文を公表した。ブリンケン氏とサリバン大統領補佐官の発言に対し、楊氏と王毅国務委員兼外相はそれぞれ猛反論。報道陣の前で異例の応酬となった。冒頭のやりとりの前半部分の和訳は次の通り。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>「ブリンケン氏「台湾・ウイグル 深い懸念」
本日は、中国が我々の政権の意図とアプローチをよく理解できるよう、国内問題と国際問題の主要な優先事項について議論する機会となる」
「新疆ウイグル自治区、香港、台湾、米国へのサイバー攻撃、同盟国への経済的な強制行為など中国の行動に対する我々の深い懸念についても提議する。これらの行為はいずれも世界の安定に欠かせないルールに基づく秩序を脅かすものだ。だからこそ、単なる内政問題として片付けるのではなく、本日この場で提議する必要があると考えている」
「私は、米中関係は競争すべきところは競争的に、協調できるところは協調的に、敵対しなければならないところは敵対的になるべきだと述べた。ここアラスカでの議論は幅広いテーマにわたることになるだろう。両国関係を前進させるという目標を持ちつつ、我々の持つ懸念や優先事項について明確に伝えたいと思う
「ブリンケン氏と私は(新型コロナウイルスの)パンデミック(世界的大流行)の抑制や経済の回復、民主主義の強さと持続力の確認など、バイデン大統領のリーダーシップのもと米国が成し遂げてきた一連の出来事を誇りに思う。特に我々の外交方針の基盤である同盟関係やパートナーシップを再び活性化させるための取り組みを誇りに思う。つい先週、バイデン大統領は日米豪印4カ国の首脳会議を開催した。世界の民主主義国家のチャレンジ精神について話し合うとともに、自由で開かれたインド太平洋構想の実現を約束した。このようなパートナーシップを通じ、我々は進歩と繁栄を国民にもたらすことができる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>楊氏「中国には中国の民主主義」
「中国人民は中国共産党のもとに結集している。
我々の価値観は人類共通の価値観と同じで、平和、発展、公平、正義、自由、民主だ」
「中国では何十年にわたる改革開放を経て、各分野で大きな発展を遂げてきた。特に世界の平和と発展に貢献し、国連憲章の目的と原則を守るためにたゆまぬ努力を続けてきた」
中国では世論調査によると、指導部は国民の幅広い支持を得ている。
だから中国の社会システムを中傷しようとする試みは全くの無駄になる。
そのような行為があっても、人々はいっそう中国共産党のもとに集い、我々の目標達成が近づくだけであることは事実が示すとおりだ」
>>王氏「内政干渉には断固反対」
国際社会は今日、明日と続く我々の対話を注視している。
両国が友好や誠実さを説明するかどうかを注視している。対話が世界にとって前向きな兆候となるかどうか注視している。
今日と明日に何が起きるかみて、もし米国がその気になるなら中米両国はこの責任を果たし、与えられた任務をやり遂げるべきだと思う。
このあたりでやめておく。ありがとう」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM223K10S1A320C2000000/?n_cid=NMAIL007_20210323_A
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
「ジャック・マー氏」は、一時だけ報道に出たとのことだが、又見えなくなった。
当時の彼が話す前に、原稿を見て、「止めた方が良い」と諭した人が何人かいたということです。
彼の目が読み違いしたのか、同じ考え方の業界の関係者の立ちあがりを期待した発言だったのか。
しかし、マー氏がそういう発言をする気持ちになっただけの環境状況になっていたはずですから、そんなに凝り固まった中国ではないはず。
今回の会談でも、政権の締め付けが厳しくなっているだけに、二人もキチンと反論しないと「帰ってから叱られる」という背景があった」とも言われる。
悪口を言っているのではない、中国国民は既に、みんな(習氏の家庭も)世界を理解している。
今の世界の動きが、当たり前の状況になっているということです。
「中国共産党政権」だけが間違えた共産主義政治をやろうとしているということをみんな分かっている。
最近は、EUもアメリカ同様に、中国の「人権問題」の制裁を始めた、北朝鮮も攻め始めた。
「習氏の娘」はアメリカのハーバード大学で「エズラボーゲル博士」に学んだということです。
世界正義をミッチリ学んで帰国したということです。
もう、かれらはアメリカ人の脳味噌になるしかないのです。大嫌いというほど勉強した「ゴルビー」になるしかないでしょう。
世界もそれを待ちのぞんでいます。勿論中国国民も同じでしょう。ほとんど混乱なくみんなの世界へ移行できるでしょう。
東洋人、東洋的感性で穏やかな世界を展望したいものです。
では、草々
2021-3-23
森下克介
米中トップ会談の前半。
アメリカは、世界が懸念していると思われることを、ガンガン主張して、中国の出方を待った。
誰かが言っていた。
中国が席を蹴って出ていくという可能性もあったはずだが、キチンと受け応えた。
また、中国の最近の台湾のパイナップル輸入ストップなど、小細工はある種の行き詰まりで、権力集中の危うさを示す。
カナダ人2人を秘密裁判にかけることになったということ。
それから、TVでの政治議論の場で、「中国人は、以前より民主的になっています」と大学教授が言った。
世界中の学校で、学んだ国民が、いつまでも「ビッグブラザー」の言いなりの国家にうんざりしているはず。
そんな雰囲気が感じられる。更に押すべし。
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ーーーー米中外交トップ会談、異例の応酬 冒頭発言全文(上)ーーーー
米中衝突フォローする;2021年3月22日、
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米国務省は18日に米アラスカ州で会談したブリンケン米国務長官と中国の外交担当トップ、楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員らの冒頭発言の全文を公表した。ブリンケン氏とサリバン大統領補佐官の発言に対し、楊氏と王毅国務委員兼外相はそれぞれ猛反論。報道陣の前で異例の応酬となった。冒頭のやりとりの前半部分の和訳は次の通り。
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>>「ブリンケン氏「台湾・ウイグル 深い懸念」
本日は、中国が我々の政権の意図とアプローチをよく理解できるよう、国内問題と国際問題の主要な優先事項について議論する機会となる」
「新疆ウイグル自治区、香港、台湾、米国へのサイバー攻撃、同盟国への経済的な強制行為など中国の行動に対する我々の深い懸念についても提議する。これらの行為はいずれも世界の安定に欠かせないルールに基づく秩序を脅かすものだ。だからこそ、単なる内政問題として片付けるのではなく、本日この場で提議する必要があると考えている」
「私は、米中関係は競争すべきところは競争的に、協調できるところは協調的に、敵対しなければならないところは敵対的になるべきだと述べた。ここアラスカでの議論は幅広いテーマにわたることになるだろう。両国関係を前進させるという目標を持ちつつ、我々の持つ懸念や優先事項について明確に伝えたいと思う
「ブリンケン氏と私は(新型コロナウイルスの)パンデミック(世界的大流行)の抑制や経済の回復、民主主義の強さと持続力の確認など、バイデン大統領のリーダーシップのもと米国が成し遂げてきた一連の出来事を誇りに思う。特に我々の外交方針の基盤である同盟関係やパートナーシップを再び活性化させるための取り組みを誇りに思う。つい先週、バイデン大統領は日米豪印4カ国の首脳会議を開催した。世界の民主主義国家のチャレンジ精神について話し合うとともに、自由で開かれたインド太平洋構想の実現を約束した。このようなパートナーシップを通じ、我々は進歩と繁栄を国民にもたらすことができる。
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>>楊氏「中国には中国の民主主義」
「中国人民は中国共産党のもとに結集している。
我々の価値観は人類共通の価値観と同じで、平和、発展、公平、正義、自由、民主だ」
「中国では何十年にわたる改革開放を経て、各分野で大きな発展を遂げてきた。特に世界の平和と発展に貢献し、国連憲章の目的と原則を守るためにたゆまぬ努力を続けてきた」
中国では世論調査によると、指導部は国民の幅広い支持を得ている。
だから中国の社会システムを中傷しようとする試みは全くの無駄になる。
そのような行為があっても、人々はいっそう中国共産党のもとに集い、我々の目標達成が近づくだけであることは事実が示すとおりだ」
>>王氏「内政干渉には断固反対」
国際社会は今日、明日と続く我々の対話を注視している。
両国が友好や誠実さを説明するかどうかを注視している。対話が世界にとって前向きな兆候となるかどうか注視している。
今日と明日に何が起きるかみて、もし米国がその気になるなら中米両国はこの責任を果たし、与えられた任務をやり遂げるべきだと思う。
このあたりでやめておく。ありがとう」
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM223K10S1A320C2000000/?n_cid=NMAIL007_20210323_A
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「ジャック・マー氏」は、一時だけ報道に出たとのことだが、又見えなくなった。
当時の彼が話す前に、原稿を見て、「止めた方が良い」と諭した人が何人かいたということです。
彼の目が読み違いしたのか、同じ考え方の業界の関係者の立ちあがりを期待した発言だったのか。
しかし、マー氏がそういう発言をする気持ちになっただけの環境状況になっていたはずですから、そんなに凝り固まった中国ではないはず。
今回の会談でも、政権の締め付けが厳しくなっているだけに、二人もキチンと反論しないと「帰ってから叱られる」という背景があった」とも言われる。
悪口を言っているのではない、中国国民は既に、みんな(習氏の家庭も)世界を理解している。
今の世界の動きが、当たり前の状況になっているということです。
「中国共産党政権」だけが間違えた共産主義政治をやろうとしているということをみんな分かっている。
最近は、EUもアメリカ同様に、中国の「人権問題」の制裁を始めた、北朝鮮も攻め始めた。
「習氏の娘」はアメリカのハーバード大学で「エズラボーゲル博士」に学んだということです。
世界正義をミッチリ学んで帰国したということです。
もう、かれらはアメリカ人の脳味噌になるしかないのです。大嫌いというほど勉強した「ゴルビー」になるしかないでしょう。
世界もそれを待ちのぞんでいます。勿論中国国民も同じでしょう。ほとんど混乱なくみんなの世界へ移行できるでしょう。
東洋人、東洋的感性で穏やかな世界を展望したいものです。
では、草々
2021-3-23
森下克介
Posted by もりかつ at
10:01
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