2020年01月31日
「ゼロカーボン競争」の話題です
前略
企業の動向です。
「ゼロカーボン競争、マイクロソフトも参戦、30年までに実質マイナスへ」
https://forbesjapan.com/articles/detail/32042?utm_source=owned&utm_medium=referral&utm_campaign=mailmagazine_0130_2049&utm_content=art2
GAFAの皆さん、なかなか大変でしょうが頑張ってほしいものです。
世界はこのような、金のあるところが、金に任せて強引に進めるようです。これはこれで結構です、大いに頑張ってほしいものです。
これで多くの人は株価も気にするでしょう、それで一山当てるでしょう、お金が動きます。喜ぶ人も多いでしょう。
でも同時に社会生活が変わらなければならないことを、一緒に考えることを、表明して欲しいものです。
又一方で、
最近グレタさんは「GHG排出を実質ゼロ」に反論して、「GHG排出絶対ゼロ」を主張しているとか、インパクトがある主張です。
「絶対ゼロ排出」の議論には、まさに社会の構成員一人一人である私たちも当事者であることを言おうとしているものと考えます。
今の状況は政治や大企業がどのように動くかをはたから見ているだけの地球温暖化防止活動ではない、当事者としての活動を推進しなければならないということです。
しかし、今の自分がそのまま「電気ゼロ・車ゼロ、スーパー買い物ゼロ、等々」を一度本気になって考えると、人間としての知恵が出るでしょう。
そして、その時間は少ないことも判れば、「なにをどう変えるか、なにをどうすればいいか」を一生懸命考えなければならなくなる、世界中の一人一人が考え、それを実行に移す時代を皆で考え、行動するということです。
「私の言う、社会・世界観」もその一つでしょう、ぜひ変わりましょう、急いで。
では
森下克介
2020-1-31
企業の動向です。
「ゼロカーボン競争、マイクロソフトも参戦、30年までに実質マイナスへ」
https://forbesjapan.com/articles/detail/32042?utm_source=owned&utm_medium=referral&utm_campaign=mailmagazine_0130_2049&utm_content=art2
GAFAの皆さん、なかなか大変でしょうが頑張ってほしいものです。
世界はこのような、金のあるところが、金に任せて強引に進めるようです。これはこれで結構です、大いに頑張ってほしいものです。
これで多くの人は株価も気にするでしょう、それで一山当てるでしょう、お金が動きます。喜ぶ人も多いでしょう。
でも同時に社会生活が変わらなければならないことを、一緒に考えることを、表明して欲しいものです。
又一方で、
最近グレタさんは「GHG排出を実質ゼロ」に反論して、「GHG排出絶対ゼロ」を主張しているとか、インパクトがある主張です。
「絶対ゼロ排出」の議論には、まさに社会の構成員一人一人である私たちも当事者であることを言おうとしているものと考えます。
今の状況は政治や大企業がどのように動くかをはたから見ているだけの地球温暖化防止活動ではない、当事者としての活動を推進しなければならないということです。
しかし、今の自分がそのまま「電気ゼロ・車ゼロ、スーパー買い物ゼロ、等々」を一度本気になって考えると、人間としての知恵が出るでしょう。
そして、その時間は少ないことも判れば、「なにをどう変えるか、なにをどうすればいいか」を一生懸命考えなければならなくなる、世界中の一人一人が考え、それを実行に移す時代を皆で考え、行動するということです。
「私の言う、社会・世界観」もその一つでしょう、ぜひ変わりましょう、急いで。
では
森下克介
2020-1-31
Posted by もりかつ at
09:27
│Comments(0)
2020年01月30日
「飛び恥」が話題になりました
前略
話題が表に出始めた、「飛び恥」とは言いえて妙である。
さてさて、これから飛行機がだめで、電車はOKもおかしいこと。牛肉がだめなら魚か野菜が良い。
野菜工場の野菜は良い?温室での特別な栽培の野菜は良い?輸入バナナならどうでしょう?コーヒーはどうしますか?
それよりもハイブリッドよりもEVが良いのでしょうか?「リニア新幹線」は良いのでしょうか?
路面電車はどうでしょうか?スーパーマーケットの食品はどこから来ていますか?流通にかかわるいろんな商品があります。
なによりも「商品経済の資本主義」で工場で作っている商品はどうでしょうか?
食堂などのサービスはGDPの一部ですがここにはどうでしょうか?
一方で、
最近見たのに「CSA」というのがありました。(地域支援型農業、とも言われます)
これは少し面白いと思いました。更にオーエンの「ラナーク州への報告」の話題がありました。これから読みたいと思います。
まさに「河川中心の、自給自足・地産地消の自治州」がその着地点に近いと感じながら、もう少し考えます。
「航空業界の温暖化ガス排出ガス、2%でも厳しい批判」の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55028440Q0A130C2000000/
世の中の話題はこのようなもの。
石炭を悪者にしていれば一件落着の様な次元でしかない。でもこのような批判はもっと出ても良いと思う。
最終的には自分たちの生活や社会に原因があることを知るきっかっけですから、モットモットやるべきです。
とにかく「実質的なGHGの排出ゼロ」を実現しなければならないのですから!!
産業革命後より1,5%とか言う言葉は吟味する必要があるのです。
「もうすでに、地球大気の中のGHGは、その値になっているのです。これからはもう出せないのです。」
よく考えてみてください。
「「「もう実質的なGHGの排出は許されないのです。」」」
ちょっとくらいは、今までも出していたんだから、そんなキツイことを言ったって到底できないのは判っているでしょう。
なんと甘い考えです。ダメなものはだめです。そうこう言っているうちに「戦場で撃ち合って死んで行ってしまった同胞や他国の戦士」を考えてください、召集令状が来たから出征して、いざ戦闘の場に立たされた多くの先人のことを考えてみてください。
今の世界の人達は「全員が戦場の戦闘員で相手を撃ち負かさなければ全員が死んでしまいます。」
その相手とは、実質的なGHGの排出です。それこそ「世界の人々」すなわち「生態系としての人間になれない自分達です。」
撃ち負かさなければならないのは「自分たちの心・意思の弱さ」です。
纏まりません。
では
2020-1-30
森下克介
話題が表に出始めた、「飛び恥」とは言いえて妙である。
さてさて、これから飛行機がだめで、電車はOKもおかしいこと。牛肉がだめなら魚か野菜が良い。
野菜工場の野菜は良い?温室での特別な栽培の野菜は良い?輸入バナナならどうでしょう?コーヒーはどうしますか?
それよりもハイブリッドよりもEVが良いのでしょうか?「リニア新幹線」は良いのでしょうか?
路面電車はどうでしょうか?スーパーマーケットの食品はどこから来ていますか?流通にかかわるいろんな商品があります。
なによりも「商品経済の資本主義」で工場で作っている商品はどうでしょうか?
食堂などのサービスはGDPの一部ですがここにはどうでしょうか?
一方で、
最近見たのに「CSA」というのがありました。(地域支援型農業、とも言われます)
これは少し面白いと思いました。更にオーエンの「ラナーク州への報告」の話題がありました。これから読みたいと思います。
まさに「河川中心の、自給自足・地産地消の自治州」がその着地点に近いと感じながら、もう少し考えます。
「航空業界の温暖化ガス排出ガス、2%でも厳しい批判」の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55028440Q0A130C2000000/
世の中の話題はこのようなもの。
石炭を悪者にしていれば一件落着の様な次元でしかない。でもこのような批判はもっと出ても良いと思う。
最終的には自分たちの生活や社会に原因があることを知るきっかっけですから、モットモットやるべきです。
とにかく「実質的なGHGの排出ゼロ」を実現しなければならないのですから!!
産業革命後より1,5%とか言う言葉は吟味する必要があるのです。
「もうすでに、地球大気の中のGHGは、その値になっているのです。これからはもう出せないのです。」
よく考えてみてください。
「「「もう実質的なGHGの排出は許されないのです。」」」
ちょっとくらいは、今までも出していたんだから、そんなキツイことを言ったって到底できないのは判っているでしょう。
なんと甘い考えです。ダメなものはだめです。そうこう言っているうちに「戦場で撃ち合って死んで行ってしまった同胞や他国の戦士」を考えてください、召集令状が来たから出征して、いざ戦闘の場に立たされた多くの先人のことを考えてみてください。
今の世界の人達は「全員が戦場の戦闘員で相手を撃ち負かさなければ全員が死んでしまいます。」
その相手とは、実質的なGHGの排出です。それこそ「世界の人々」すなわち「生態系としての人間になれない自分達です。」
撃ち負かさなければならないのは「自分たちの心・意思の弱さ」です。
纏まりません。
では
2020-1-30
森下克介
Posted by もりかつ at
15:49
│Comments(0)
2020年01月30日
「新型コロナウイルス対策」と「地球温暖化防止」の類似点
前略
最近は、「新型コロナウイルス」でもちきりです。
報道の最後には「恐れずに、落ち着いた普通の生活を。
マスクと手洗いと人込みは避ける」その様に心がけてください」といって纏めます。
今までの感染症も収まっているのだから大丈夫ですと言わんばっかりです。
すべての人達が、この様な感じです。
+++++
政府の報道の例です、
「新型コロナウイルス感染症の対応について」(内閣官房、1月29日)
◆国民の皆様へのメッセージ ○新型コロナウイルス感染症の現状からは、中国国内では人から人への感染は認められるものの、我が国では人から人への持続的感染は認められていません。国民の皆様におかれては、過剰に心配することなく、季節性インフルエンザと同様に咳エチケットや手洗いなどの感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
○武漢市から帰国・入国される方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用するなどし、事前に医療機関へ連絡したうえで、受診していただきますよう、御協力をお願いします。また、医療機関の受診にあっては、滞在歴があることを事前に申し出てください。 詳しくは以下のページをご覧ください。
+++++
ウイルス感染対策はこれで十分と思います。
さてさて・・
一方で、地球温暖化防止に関連しても、
「慌てないでください、電気はこまめに消しましょう・ゴミの分別をしましょう。」という以外に積極的な話題は何処からも出ません。
国内では、グレタさんの話題への反応も全くありません。
アメリカ等では、結構キツイ非難の様な発言か政治関係者から出ていたりします。関心のある証拠でしょう。
さて、
どうしたものでしょうか?
地球温暖化防止には、「時間がない、GHGの排出量の限界まで余裕がない」、とIPCCは言っています。
それなのに「、皆さん冷静に、普段通り落ち着いてください。」と極めて冷静なお言葉しかありません。
私には、どうしてもおかしいと思います。
皆さんで夫々に、キチンと「新しい社会・世界」へ工夫して前進しなければならないでしょう。
やはり「金星にはしたくない!!!」と叫びたいのです。「「笑う人は、本気で大笑いで笑ってください。」」
では
2020-1-30
森下克介
最近は、「新型コロナウイルス」でもちきりです。
報道の最後には「恐れずに、落ち着いた普通の生活を。
マスクと手洗いと人込みは避ける」その様に心がけてください」といって纏めます。
今までの感染症も収まっているのだから大丈夫ですと言わんばっかりです。
すべての人達が、この様な感じです。
+++++
政府の報道の例です、
「新型コロナウイルス感染症の対応について」(内閣官房、1月29日)
◆国民の皆様へのメッセージ ○新型コロナウイルス感染症の現状からは、中国国内では人から人への感染は認められるものの、我が国では人から人への持続的感染は認められていません。国民の皆様におかれては、過剰に心配することなく、季節性インフルエンザと同様に咳エチケットや手洗いなどの感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
○武漢市から帰国・入国される方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用するなどし、事前に医療機関へ連絡したうえで、受診していただきますよう、御協力をお願いします。また、医療機関の受診にあっては、滞在歴があることを事前に申し出てください。 詳しくは以下のページをご覧ください。
+++++
ウイルス感染対策はこれで十分と思います。
さてさて・・
一方で、地球温暖化防止に関連しても、
「慌てないでください、電気はこまめに消しましょう・ゴミの分別をしましょう。」という以外に積極的な話題は何処からも出ません。
国内では、グレタさんの話題への反応も全くありません。
アメリカ等では、結構キツイ非難の様な発言か政治関係者から出ていたりします。関心のある証拠でしょう。
さて、
どうしたものでしょうか?
地球温暖化防止には、「時間がない、GHGの排出量の限界まで余裕がない」、とIPCCは言っています。
それなのに「、皆さん冷静に、普段通り落ち着いてください。」と極めて冷静なお言葉しかありません。
私には、どうしてもおかしいと思います。
皆さんで夫々に、キチンと「新しい社会・世界」へ工夫して前進しなければならないでしょう。
やはり「金星にはしたくない!!!」と叫びたいのです。「「笑う人は、本気で大笑いで笑ってください。」」
では
2020-1-30
森下克介
Posted by もりかつ at
14:21
│Comments(0)
2020年01月29日
「人口を減らすことだ」と言う人がいる
前略
世界の科学者が言いました。「世界の人口を減らせ!」と。
次の主張です、
「一万人以上の科学者が訴えた「緊急事態」・・・気候変動対策の一つは人口を減らすこと」
https://www.businessinsider.jp/post-201926?itm_source=article_link&itm_campaign=/post-202070&itm_content=https://www.businessinsider.jp/post-201926
主張はもっともです。
皆さんがまさに「今の様な商品経済お資本主義のままのヌクヌクした生活」が前提です。それに誰かが負担をして、この状態を乗り切ろうという甘い考え方の議論です、歯切れが悪すぎます。
最近では「牛のゲップのメタンガス」や「田畑からのGHG4排出」等、工業化社会にいて他人事としていた分野に文句を言っているだけの二番煎じでしかないでしょうか。
実際には、働いて儲けたお金を出せば「食糧は自動的に換金されて手に入る」と思っていたのでしょう。
農業こそ自分たちの「命の綱である」ことを忘れていた証です。
商業資本主義でいくら儲けて金をためても、その金は食べて命をつなぐことにはならないのです。
立派な科学者の皆さんは大いに勘違いしています。
パソコンでエンターキーを押しても「食糧は、農業がなければ買えません」これが総てです。
そこで、
私の言っている通り、「それぞれが、河川を大切にする「自給自足・地産地消」の産業革命以前の生活社会の「自治州」にならなければならないというわけです。勿論人口こそ地球環境への負荷です。誰も知っているはずです。
同時に、温暖化ガス(GHG)削減に、地球全体の緑化作業を実現しなければならないのです。また「新しい自治州の社会の形態は輸送・農耕・住宅団地などを再設計し作り上げなければならない」のです。そのための温暖化ガス排出余力を残さなければならない、もう「EV」だの「リニア」だの万博だのと言って大々的にGHGの排出をしているわけにはいかないのです。
そうですよ。
最近NHKのTVの番組「コスミック・フロント」で、金星の歴史を見ました。
原始太陽の時代は「春の金星」でしたが、その後「太陽の温度が上がって、金星は温暖化の暴走」が始まり、大気はCO2だけ、で気温は450℃になり、重力は地球の100倍の生命の住めない星になった現在です。
更に太陽の温度が上がれば、膨張した太陽に飲み込まれるかもしれないとか。
地球も隣の惑星です。ただでさえ太陽の熱の影響が懸念される中で、地球軌道がどうの、地軸の傾きがどうのと言っての研究は結構ですが、2100年に向けての今賀どうあるべきか、を議論し呼応どうしなければならないでしょう。
勿論、現在の様な商品資本主義経済のままではなくても、人口減少のための努力はしなけっればいけないでしょう、それでも新しい自給自足の社会へ移行しなければならないのです。
テーマは、社会生活の大幅改善をして「自給自足で生態系と共に2100年生きぬこう」とでもいうのでしょうか?
やはり、一番の課題は「この世界中の皆が心を合わせて行動できるテーマをどの様にするか」ではないかと思います。
IPCCの皆さんもどうぞお願いいたします。有識者の皆さんには「恐怖を煽るようなことはしないで欲しい、というような言葉がありました。いやです、「皆が一緒に滅ぶのならいいじゃないか」というのは「まっぴら真っ平御免です」。みんなで最後まであがいてでも生きたいと思います。
政治の世界でも同じでなきゃ困ります。
悪態をつけば「人口を減らせという人、本人こそ、決断を・・」と言いたい・・。
生態系全体で、どう生き抜くか・・。
皆で本気の議論と行動を求められる時です。
では
2020-1-29
森下克介
世界の科学者が言いました。「世界の人口を減らせ!」と。
次の主張です、
「一万人以上の科学者が訴えた「緊急事態」・・・気候変動対策の一つは人口を減らすこと」
https://www.businessinsider.jp/post-201926?itm_source=article_link&itm_campaign=/post-202070&itm_content=https://www.businessinsider.jp/post-201926
主張はもっともです。
皆さんがまさに「今の様な商品経済お資本主義のままのヌクヌクした生活」が前提です。それに誰かが負担をして、この状態を乗り切ろうという甘い考え方の議論です、歯切れが悪すぎます。
最近では「牛のゲップのメタンガス」や「田畑からのGHG4排出」等、工業化社会にいて他人事としていた分野に文句を言っているだけの二番煎じでしかないでしょうか。
実際には、働いて儲けたお金を出せば「食糧は自動的に換金されて手に入る」と思っていたのでしょう。
農業こそ自分たちの「命の綱である」ことを忘れていた証です。
商業資本主義でいくら儲けて金をためても、その金は食べて命をつなぐことにはならないのです。
立派な科学者の皆さんは大いに勘違いしています。
パソコンでエンターキーを押しても「食糧は、農業がなければ買えません」これが総てです。
そこで、
私の言っている通り、「それぞれが、河川を大切にする「自給自足・地産地消」の産業革命以前の生活社会の「自治州」にならなければならないというわけです。勿論人口こそ地球環境への負荷です。誰も知っているはずです。
同時に、温暖化ガス(GHG)削減に、地球全体の緑化作業を実現しなければならないのです。また「新しい自治州の社会の形態は輸送・農耕・住宅団地などを再設計し作り上げなければならない」のです。そのための温暖化ガス排出余力を残さなければならない、もう「EV」だの「リニア」だの万博だのと言って大々的にGHGの排出をしているわけにはいかないのです。
そうですよ。
最近NHKのTVの番組「コスミック・フロント」で、金星の歴史を見ました。
原始太陽の時代は「春の金星」でしたが、その後「太陽の温度が上がって、金星は温暖化の暴走」が始まり、大気はCO2だけ、で気温は450℃になり、重力は地球の100倍の生命の住めない星になった現在です。
更に太陽の温度が上がれば、膨張した太陽に飲み込まれるかもしれないとか。
地球も隣の惑星です。ただでさえ太陽の熱の影響が懸念される中で、地球軌道がどうの、地軸の傾きがどうのと言っての研究は結構ですが、2100年に向けての今賀どうあるべきか、を議論し呼応どうしなければならないでしょう。
勿論、現在の様な商品資本主義経済のままではなくても、人口減少のための努力はしなけっればいけないでしょう、それでも新しい自給自足の社会へ移行しなければならないのです。
テーマは、社会生活の大幅改善をして「自給自足で生態系と共に2100年生きぬこう」とでもいうのでしょうか?
やはり、一番の課題は「この世界中の皆が心を合わせて行動できるテーマをどの様にするか」ではないかと思います。
IPCCの皆さんもどうぞお願いいたします。有識者の皆さんには「恐怖を煽るようなことはしないで欲しい、というような言葉がありました。いやです、「皆が一緒に滅ぶのならいいじゃないか」というのは「まっぴら真っ平御免です」。みんなで最後まであがいてでも生きたいと思います。
政治の世界でも同じでなきゃ困ります。
悪態をつけば「人口を減らせという人、本人こそ、決断を・・」と言いたい・・。
生態系全体で、どう生き抜くか・・。
皆で本気の議論と行動を求められる時です。
では
2020-1-29
森下克介
Posted by もりかつ at
10:24
│Comments(0)
2020年01月28日
「石炭火力」を推奨する人がいます。
前略
日本の有識者が考えていること。
「日本が太陽光より石炭火力をやるべき5大理由」
https://president.jp/articles/-/32290?page=6
嘗て「地球温暖化防止は原子力で行える」と考えていた当時と同じ議論が、今度は「地球温暖化防止は石炭と「CCS」で実現できる」。
この考え方の中には、「もう時間も・GHG排出余力もない」というIPCCの叫びが聞こえないようです。
これから「CCS」の技術開発の時間をどれだけ見込んでいるのか不思議です。分離したCO2の用途が石油の増産の圧力ガスにでも使うのか、よくわからない、更に燃料に再加工するのは如何なものか、結局大気に放出することになる。
本当の課題は、大気中にあるCO2はお分かりの通りで、「400PPM」(これは、0.04%)です、この濃度はとんでもなく低い濃度しょう。これを削減するのです。議論されているのは、発電所などから出る高濃度の物ばかりではなく、とんでもなく薄いものを、地表のある空気の総てを洗浄することです。
自然の力の偉大さを理解する必要がるでしょう。
即ち、
1、人間はもう化石燃料を絶対に使わない。
2、地球を「全部緑にする」ための地表・水中にクロロフィルを活性化させる。
尚、「緑の砂漠」と言われる「田畑」は除草剤を使わず、耕すことを最低限にして、目標の「実質的GHGの量」の中の自然界が吸収してくれる範囲に収める様に努力する。(CCSの開発同様極めて難しいことではあるが、これこそ必死に努力する必要があります。)
尚、
「ウォーカーフィードバック」という現象(負のフィードバック)があるとか、これは地表の温度上昇によって鉱物の風化などが生じCO2を化合物として分離してくれるというものの様です、この評価はまだはっきりしませんが、何処かで有効に作用させられたらいいのかもしれません。
人は、このウォーカー効果が有るから、「暴走温暖化」はあり得ないと、口には出さず(堂々と言えばいいのですが、何故でしょうか?)考えている人が多い様です。
これは、数℃の気温上昇下での作用としては微妙ではないかと思います、更に作用に時間遅れが有るのではないかと思います、大きな効果は期待できないでしょう。
人間の脳味噌のお中には、現象を分析して理解する知恵が詰まっているのは素晴らしいことです。
しかし、やらなけらればならないと理解してもそれを実行する知恵は組み込まれていないようです、「正常化バイアス」とも言われるようですが、残念です。
ところが、宗教はやります、「自分たち以外の宗教は敵であるから、「自分が死んでも敵をやっつけろ」と信者を急き立て教祖や僧侶は生き残る仕組みです。
今は違います。教祖や僧侶が先に立って行動をしなければいけないのです。
政治がそれを託されています。
新しい法律を作って政治家が先頭に立って、「自給自足・地産地消の自治社会」を実現しなければならないのです。
纏まりません。
では
2020-1-28
森下克介
日本の有識者が考えていること。
「日本が太陽光より石炭火力をやるべき5大理由」
https://president.jp/articles/-/32290?page=6
嘗て「地球温暖化防止は原子力で行える」と考えていた当時と同じ議論が、今度は「地球温暖化防止は石炭と「CCS」で実現できる」。
この考え方の中には、「もう時間も・GHG排出余力もない」というIPCCの叫びが聞こえないようです。
これから「CCS」の技術開発の時間をどれだけ見込んでいるのか不思議です。分離したCO2の用途が石油の増産の圧力ガスにでも使うのか、よくわからない、更に燃料に再加工するのは如何なものか、結局大気に放出することになる。
本当の課題は、大気中にあるCO2はお分かりの通りで、「400PPM」(これは、0.04%)です、この濃度はとんでもなく低い濃度しょう。これを削減するのです。議論されているのは、発電所などから出る高濃度の物ばかりではなく、とんでもなく薄いものを、地表のある空気の総てを洗浄することです。
自然の力の偉大さを理解する必要がるでしょう。
即ち、
1、人間はもう化石燃料を絶対に使わない。
2、地球を「全部緑にする」ための地表・水中にクロロフィルを活性化させる。
尚、「緑の砂漠」と言われる「田畑」は除草剤を使わず、耕すことを最低限にして、目標の「実質的GHGの量」の中の自然界が吸収してくれる範囲に収める様に努力する。(CCSの開発同様極めて難しいことではあるが、これこそ必死に努力する必要があります。)
尚、
「ウォーカーフィードバック」という現象(負のフィードバック)があるとか、これは地表の温度上昇によって鉱物の風化などが生じCO2を化合物として分離してくれるというものの様です、この評価はまだはっきりしませんが、何処かで有効に作用させられたらいいのかもしれません。
人は、このウォーカー効果が有るから、「暴走温暖化」はあり得ないと、口には出さず(堂々と言えばいいのですが、何故でしょうか?)考えている人が多い様です。
これは、数℃の気温上昇下での作用としては微妙ではないかと思います、更に作用に時間遅れが有るのではないかと思います、大きな効果は期待できないでしょう。
人間の脳味噌のお中には、現象を分析して理解する知恵が詰まっているのは素晴らしいことです。
しかし、やらなけらればならないと理解してもそれを実行する知恵は組み込まれていないようです、「正常化バイアス」とも言われるようですが、残念です。
ところが、宗教はやります、「自分たち以外の宗教は敵であるから、「自分が死んでも敵をやっつけろ」と信者を急き立て教祖や僧侶は生き残る仕組みです。
今は違います。教祖や僧侶が先に立って行動をしなければいけないのです。
政治がそれを託されています。
新しい法律を作って政治家が先頭に立って、「自給自足・地産地消の自治社会」を実現しなければならないのです。
纏まりません。
では
2020-1-28
森下克介
Posted by もりかつ at
11:04
│Comments(0)
2020年01月27日
「グレタさん」が「イエス・ブッダ?」とは
前略
「グレタさんは現代のイエスかブッダなのか」
https://toyokeizai.net/articles/-/325646
このような論文が有った。
少々気になったので、議論する。
この著者は日本でも有数な学者さんでありますが、どうして彼女の主張を正面から議論しないのか不思議です。
彼女は新興宗教などの「教祖みたいだ!」と言っているだけで、それ以外は何もない。
私には冷やかし・(嘲笑)そのものにしか見えません。
出来れば、先生には彼女の主張の根源の「IPCCの報告書」「+1.5℃特別報告書」などをキチンと吟味して欲しいものです。
これ以外にも、彼女の人間性を批判するかの議論だけが目立ちます。
立派な大学で教鞭をとっている先生方には、彼女の主張の根源をきちんと理解してから批評してもらわなければ困ります。
日本人の一人として残念に思います。
では
2020-1-27
森下克介
「グレタさんは現代のイエスかブッダなのか」
https://toyokeizai.net/articles/-/325646
このような論文が有った。
少々気になったので、議論する。
この著者は日本でも有数な学者さんでありますが、どうして彼女の主張を正面から議論しないのか不思議です。
彼女は新興宗教などの「教祖みたいだ!」と言っているだけで、それ以外は何もない。
私には冷やかし・(嘲笑)そのものにしか見えません。
出来れば、先生には彼女の主張の根源の「IPCCの報告書」「+1.5℃特別報告書」などをキチンと吟味して欲しいものです。
これ以外にも、彼女の人間性を批判するかの議論だけが目立ちます。
立派な大学で教鞭をとっている先生方には、彼女の主張の根源をきちんと理解してから批評してもらわなければ困ります。
日本人の一人として残念に思います。
では
2020-1-27
森下克介
Posted by もりかつ at
13:29
│Comments(0)
2020年01月26日
「脱グローバリゼーション」について
前略
最近の話題です。
グローバル化とは、ある意味で「ゲゼルシャフト(利益社会)(機能体組織)」で現在の社会組織でしょう、今はそれを「ゲマインシャフト(共同体組織)」にならなければならないと考えています。
これは「原始的伝統的共同体社会」とも言われます。最終的にはこのような社会こそ「地球生態系」の一員としての人類が、現在も生息している地上の動植物の仲間に入れてもらえる最低限の条件ではないかと思います。
本格的に現在の「地上の動物たちと同じになるには、「緑の砂漠」と言われる様な「田畑」を使ったり、「ダム」を作ったり「農業などの用水」を管理したりすることすら生態系の仲間になる条件には反すると思います。
多くの生態系保護の視点での人間の言葉は、総てが「上から目線です」、「自然の動物を大切にしてやらなければかわいそう」とか、言うのは間違いでしょう。もっと自分たちが地上の林の中で「狩猟・採集生活」をする状態でなければならないでしょう。
しかし、今の人間の知恵が何とか嘗ての「ゲマインシャフト」としての生存を許してもらえる様に、社会を作り変えなければならない。そのためのGHG排出がこれからの許容量の範囲で工夫し実行しなければならない。それが「生態系への仲間入りの条件でしょう。
やたら、悲観的に見なくても、何とか前向きに、今すぐにでも始めなければならないのです。
さて、「脱グローバル化」の話題です。
ーーーー
脱グローバル化って、なんかよさそう (原題:The virtues of deglobalisation) ワルデン・ベリョ(Walden Bello)
出典:「焦点の外交政策」(Foreign Policy in Focus [FPIF])ウェブサイト
http://www.fpif.org/articles/the_virtues_of_deglobalization
70年前の大恐慌以来の世界的な不況は、グローバリゼーションに最後のとどめを刺した。世界の貧困や格差がますます広がり、もっとも貧しい国の状況が改善する気配がない。この2年間にグローバリゼーションは最後の信用も失った。金融や貿易の自由化で世界が1つになると言われてきたが、そのおかげで繁栄が広がったのではなく、経済危機が広がった。
<ひとつの時代の終わり>
どの政府も口では「国際協調」を言っているが、実際には自分の国の市場を立て直すための景気刺激策に必死である。まだ貿易自由化の推進、WTOのドーハ・ラウンドの成功という念仏を唱えているが、その一方で、こっそりと輸出主導の成長という戦略を棚上げしている。
もうアメリカの消費者の過剰な消費を頼りにした世界には戻らないだろう。アメリカでは破産が相次ぎ、だからといってアメリカの代わりをできる国もない。しかも、金融資本の活動にさまざまな規制が導入されるのは間違いない(国際的に一致して行われるか、各国の政府が一方的に行うかは別にして)。金融の自由化が現在の危機を招いたからである。
ところが、専門家たちの議論にはまだ、新自由主義と決別する気配があまり感じられない。「貿易の自由化が大事」、「民間に任せる」、「小さな国家」という主張が、政府や政策審議会では今でも当たり前のように話されている。ジョセフ・スティグリッツやポール・クルーグマンのような有名な市場原理主義批判論者まで、景気刺激策の規模や、政府の介入の是非、救済した企業や銀行を再建後に民間に返すかどうかについての果てしない議論に巻き込まれている。
もっと言えば、スティグリッツに代表される人々は依然として、グローバリゼーションの経済的効用なるものを疑わず、ただその社会的な悪影響を嘆いているのである。
しかし、現実は急激に変化しており、新自由主義グローバリゼーションのイデオローグも批判論者もこの変化に対応できない。数年前には不可能だと考えられていたようなことが、奔流になりつつある。英国「エコノミスト」誌(2009年2月19日号)は「世界経済の統合化はほとんどの領域で後退に入っている」と題するレポートの中で、企業はいまだに世界的供給チェーンの効率性を信じているが、「チェーンの強さはその最も弱い環によって決まる。企業がこの生産体制が時代遅れになったとみなすようになれば、危機は一気に爆発する」と書いている。
「エコノミスト」誌によると、「脱グローバル化」という用語は私が最初に使ったようだ。世界の自由市場イデオロギーを代表するこの雑誌は、脱グローバル化の動きを警戒している。だが私は、脱グローバル化はチャンスだと考えている。私と「フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウス」の仲間が「脱グローバル化」を最初に提案したのは約10年前だった。当時、新自由主義グローバリゼーションによってもたらされる圧迫、歪み、矛盾が痛々しい現実となっており、脱グローバル化はそれに代わる全体的な構想として考えられた。
脱グローバル化は主に発展途上国のためのオルタナティブ(代替案)として考えられたのだが、「先進」資本主義国にも有効でないわけではない。
<オルタナティブの11の柱>
脱グローバル化の構想には、11の主要な柱がある:
1. 輸出向け生産よりも国内市場向け生産に重点を置く経済に戻そう。
2. 地域および国内での生産を奨励し、生産コストが障害になる場合には補助するという原則を確立して、地域社会を守ろう。
3. 輸入割当制と関税を軸にした貿易政策によって、国内経済を人為的な低価格の商品による破壊から守ろう。
4. 補助金、関税、貿易などの産業政策を活用して、製造部門を再生し、強化しよう。
5. 所得の公平な分配と土地の再分配(都市部における土地改革を含む)という長年の課題を実現しよう。これは国内市場を活性化し、経済を支え、国内投資のための資金をもたらす。
6. 成長重視をやめ、生活の質の向上を重視するように転換しよう。最大限の平等を実現することは、環境の安定にもつながる。
7. 農業と工業の両方で、環境指向の技術の開発と普及を促進しよう。
8. 重要な経済的決定を市場や専門家に任せない。民主主義的決定の範囲を拡大し、どの産業を発展させ、どの産業を縮小するか、予算の何%を農業に回すか等のすべての重要事項について民主主義的な議論と選択に委ねる。
9. 市民社会が民間企業や政府を常に監視し、監督することを制度化しよう。
10. 土地の管理を、地域の協同組合、民間企業、公営企業を含む混合的経済主体(超国籍企業は排除する)に移転しよう。
11. IMFや世界銀行などのグローバル機関を、自由貿易や資本移動の自由に基づくのではなく、「資本主義の論理を超越した経済協力」(チャベスはALBA[米州ボリバル代替構想]をそのように説明している)に基づく地域的機関に置き換えよう。
<効率性の神話から人のためになる経済へ>
脱グローバリゼーションの構想の狙いは、偏狭な効率性の経済――生産コストの切り下げがものごとの基準となり、それによる社会や環境への影響を顧みない――を超えて進むことである。それはまた、生命の全活動を悪夢に変えてしまうような経済計算のシステムを超えて進むことである。
人のためになる経済は、市場の活動を平等、公正、地域社会等の価値に従属させ、民主主義的意志決定の範囲を拡大することによって社会的連帯を強化する。ハンガリアの思想家、ポランニーの「大転換」によると、「脱グローバリゼーションとは、経済が社会を牽引するのではなく、経済をもう一度社会の中に組み込む」ことである。
脱グローバリゼーションの構想はまた、新自由主義や集権的・官僚的社会主義のような画一的モデルはうまくいかず、社会を不安定にすると考える。代わりに、多様性が重視され、奨励される必要がある。自然がそうであるように。オルタナティブな経済のためのいくつかの原理はすでに共有されている。それはすでに、集権的な社会主義と資本主義に対する闘争と、それらのシステムの失敗に関する考察の中で、基本的な骨格を与えられている。
しかし、そのような原理(そのもっとも重要な要素は、上に概略を示している)をどのように具体的に表現するかは、それぞれの社会の価値観、リズム、戦略的な選択によって異なるだろう。
<脱グローバリゼーションの起源>
脱グローバリゼーションというと過激に聞こえるかも知れないが、実はこれは新しい考え方ではない。言いだしっぺの1人は、あのケインズだ。彼は大恐慌の真っ最中に、大胆にもこのように書いている。「われわれは自由放任の資本主義という原理に従って、どこかに落とし所を見出そうとしている人々の言うままになっていることはできない」。
彼はさらに、次のように書いている。「広範な工業製品や農産物について、私は、必要なものを自国で生産するための経済的コストが、生産者と消費者を同じ国、経済、金融体制の中で結びつけていくことの利点よりも大きいとは思えなくなっている。多くの経験が示すところでは、もっとも近代的な大量生産システムは、どんな国でも、どんな自然環境でも、ほとんど同じぐらいの効率で実現できる」。
ケインズの次の結語は、まるで今の状態を言い当てているように響く。「私は、国と国の間の経済的な関わりをできるだけ多くしようとする人々よりも、できるだけ少なくしようとする人々に共感する。思想、知識、芸術、もてなし、旅行……こういうものはもともと国際的なものであるべきだろう。しかし、商品は、合理的に可能である限り、できるだけ自国で生産する方がいい。とくに、金融は基本的に国内に限るべきだ」。
[翻訳:喜多幡佳秀]
ーーーー
元もと、資本主義の「利益=売価―原価」の原価を下げる、コストダウンの場こそ、発展途上の地域の労働や社会であるから、もうすでに時代は「グローバル化」の終点(飽和)に近づいている訳です、言ってみれば「資本主義の次に時代への変換点」です。
それが、「外部不経済」を生み出した結果と、現在の「地球温暖化」という制約条件との合わせ技で「ゲマインシャフト」を基調としたある種の自然回帰が要求されている、ということと思います。
纏まりません。
では
2020-1-26
森下克介
最近の話題です。
グローバル化とは、ある意味で「ゲゼルシャフト(利益社会)(機能体組織)」で現在の社会組織でしょう、今はそれを「ゲマインシャフト(共同体組織)」にならなければならないと考えています。
これは「原始的伝統的共同体社会」とも言われます。最終的にはこのような社会こそ「地球生態系」の一員としての人類が、現在も生息している地上の動植物の仲間に入れてもらえる最低限の条件ではないかと思います。
本格的に現在の「地上の動物たちと同じになるには、「緑の砂漠」と言われる様な「田畑」を使ったり、「ダム」を作ったり「農業などの用水」を管理したりすることすら生態系の仲間になる条件には反すると思います。
多くの生態系保護の視点での人間の言葉は、総てが「上から目線です」、「自然の動物を大切にしてやらなければかわいそう」とか、言うのは間違いでしょう。もっと自分たちが地上の林の中で「狩猟・採集生活」をする状態でなければならないでしょう。
しかし、今の人間の知恵が何とか嘗ての「ゲマインシャフト」としての生存を許してもらえる様に、社会を作り変えなければならない。そのためのGHG排出がこれからの許容量の範囲で工夫し実行しなければならない。それが「生態系への仲間入りの条件でしょう。
やたら、悲観的に見なくても、何とか前向きに、今すぐにでも始めなければならないのです。
さて、「脱グローバル化」の話題です。
ーーーー
脱グローバル化って、なんかよさそう (原題:The virtues of deglobalisation) ワルデン・ベリョ(Walden Bello)
出典:「焦点の外交政策」(Foreign Policy in Focus [FPIF])ウェブサイト
http://www.fpif.org/articles/the_virtues_of_deglobalization
70年前の大恐慌以来の世界的な不況は、グローバリゼーションに最後のとどめを刺した。世界の貧困や格差がますます広がり、もっとも貧しい国の状況が改善する気配がない。この2年間にグローバリゼーションは最後の信用も失った。金融や貿易の自由化で世界が1つになると言われてきたが、そのおかげで繁栄が広がったのではなく、経済危機が広がった。
<ひとつの時代の終わり>
どの政府も口では「国際協調」を言っているが、実際には自分の国の市場を立て直すための景気刺激策に必死である。まだ貿易自由化の推進、WTOのドーハ・ラウンドの成功という念仏を唱えているが、その一方で、こっそりと輸出主導の成長という戦略を棚上げしている。
もうアメリカの消費者の過剰な消費を頼りにした世界には戻らないだろう。アメリカでは破産が相次ぎ、だからといってアメリカの代わりをできる国もない。しかも、金融資本の活動にさまざまな規制が導入されるのは間違いない(国際的に一致して行われるか、各国の政府が一方的に行うかは別にして)。金融の自由化が現在の危機を招いたからである。
ところが、専門家たちの議論にはまだ、新自由主義と決別する気配があまり感じられない。「貿易の自由化が大事」、「民間に任せる」、「小さな国家」という主張が、政府や政策審議会では今でも当たり前のように話されている。ジョセフ・スティグリッツやポール・クルーグマンのような有名な市場原理主義批判論者まで、景気刺激策の規模や、政府の介入の是非、救済した企業や銀行を再建後に民間に返すかどうかについての果てしない議論に巻き込まれている。
もっと言えば、スティグリッツに代表される人々は依然として、グローバリゼーションの経済的効用なるものを疑わず、ただその社会的な悪影響を嘆いているのである。
しかし、現実は急激に変化しており、新自由主義グローバリゼーションのイデオローグも批判論者もこの変化に対応できない。数年前には不可能だと考えられていたようなことが、奔流になりつつある。英国「エコノミスト」誌(2009年2月19日号)は「世界経済の統合化はほとんどの領域で後退に入っている」と題するレポートの中で、企業はいまだに世界的供給チェーンの効率性を信じているが、「チェーンの強さはその最も弱い環によって決まる。企業がこの生産体制が時代遅れになったとみなすようになれば、危機は一気に爆発する」と書いている。
「エコノミスト」誌によると、「脱グローバル化」という用語は私が最初に使ったようだ。世界の自由市場イデオロギーを代表するこの雑誌は、脱グローバル化の動きを警戒している。だが私は、脱グローバル化はチャンスだと考えている。私と「フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウス」の仲間が「脱グローバル化」を最初に提案したのは約10年前だった。当時、新自由主義グローバリゼーションによってもたらされる圧迫、歪み、矛盾が痛々しい現実となっており、脱グローバル化はそれに代わる全体的な構想として考えられた。
脱グローバル化は主に発展途上国のためのオルタナティブ(代替案)として考えられたのだが、「先進」資本主義国にも有効でないわけではない。
<オルタナティブの11の柱>
脱グローバル化の構想には、11の主要な柱がある:
1. 輸出向け生産よりも国内市場向け生産に重点を置く経済に戻そう。
2. 地域および国内での生産を奨励し、生産コストが障害になる場合には補助するという原則を確立して、地域社会を守ろう。
3. 輸入割当制と関税を軸にした貿易政策によって、国内経済を人為的な低価格の商品による破壊から守ろう。
4. 補助金、関税、貿易などの産業政策を活用して、製造部門を再生し、強化しよう。
5. 所得の公平な分配と土地の再分配(都市部における土地改革を含む)という長年の課題を実現しよう。これは国内市場を活性化し、経済を支え、国内投資のための資金をもたらす。
6. 成長重視をやめ、生活の質の向上を重視するように転換しよう。最大限の平等を実現することは、環境の安定にもつながる。
7. 農業と工業の両方で、環境指向の技術の開発と普及を促進しよう。
8. 重要な経済的決定を市場や専門家に任せない。民主主義的決定の範囲を拡大し、どの産業を発展させ、どの産業を縮小するか、予算の何%を農業に回すか等のすべての重要事項について民主主義的な議論と選択に委ねる。
9. 市民社会が民間企業や政府を常に監視し、監督することを制度化しよう。
10. 土地の管理を、地域の協同組合、民間企業、公営企業を含む混合的経済主体(超国籍企業は排除する)に移転しよう。
11. IMFや世界銀行などのグローバル機関を、自由貿易や資本移動の自由に基づくのではなく、「資本主義の論理を超越した経済協力」(チャベスはALBA[米州ボリバル代替構想]をそのように説明している)に基づく地域的機関に置き換えよう。
<効率性の神話から人のためになる経済へ>
脱グローバリゼーションの構想の狙いは、偏狭な効率性の経済――生産コストの切り下げがものごとの基準となり、それによる社会や環境への影響を顧みない――を超えて進むことである。それはまた、生命の全活動を悪夢に変えてしまうような経済計算のシステムを超えて進むことである。
人のためになる経済は、市場の活動を平等、公正、地域社会等の価値に従属させ、民主主義的意志決定の範囲を拡大することによって社会的連帯を強化する。ハンガリアの思想家、ポランニーの「大転換」によると、「脱グローバリゼーションとは、経済が社会を牽引するのではなく、経済をもう一度社会の中に組み込む」ことである。
脱グローバリゼーションの構想はまた、新自由主義や集権的・官僚的社会主義のような画一的モデルはうまくいかず、社会を不安定にすると考える。代わりに、多様性が重視され、奨励される必要がある。自然がそうであるように。オルタナティブな経済のためのいくつかの原理はすでに共有されている。それはすでに、集権的な社会主義と資本主義に対する闘争と、それらのシステムの失敗に関する考察の中で、基本的な骨格を与えられている。
しかし、そのような原理(そのもっとも重要な要素は、上に概略を示している)をどのように具体的に表現するかは、それぞれの社会の価値観、リズム、戦略的な選択によって異なるだろう。
<脱グローバリゼーションの起源>
脱グローバリゼーションというと過激に聞こえるかも知れないが、実はこれは新しい考え方ではない。言いだしっぺの1人は、あのケインズだ。彼は大恐慌の真っ最中に、大胆にもこのように書いている。「われわれは自由放任の資本主義という原理に従って、どこかに落とし所を見出そうとしている人々の言うままになっていることはできない」。
彼はさらに、次のように書いている。「広範な工業製品や農産物について、私は、必要なものを自国で生産するための経済的コストが、生産者と消費者を同じ国、経済、金融体制の中で結びつけていくことの利点よりも大きいとは思えなくなっている。多くの経験が示すところでは、もっとも近代的な大量生産システムは、どんな国でも、どんな自然環境でも、ほとんど同じぐらいの効率で実現できる」。
ケインズの次の結語は、まるで今の状態を言い当てているように響く。「私は、国と国の間の経済的な関わりをできるだけ多くしようとする人々よりも、できるだけ少なくしようとする人々に共感する。思想、知識、芸術、もてなし、旅行……こういうものはもともと国際的なものであるべきだろう。しかし、商品は、合理的に可能である限り、できるだけ自国で生産する方がいい。とくに、金融は基本的に国内に限るべきだ」。
[翻訳:喜多幡佳秀]
ーーーー
元もと、資本主義の「利益=売価―原価」の原価を下げる、コストダウンの場こそ、発展途上の地域の労働や社会であるから、もうすでに時代は「グローバル化」の終点(飽和)に近づいている訳です、言ってみれば「資本主義の次に時代への変換点」です。
それが、「外部不経済」を生み出した結果と、現在の「地球温暖化」という制約条件との合わせ技で「ゲマインシャフト」を基調としたある種の自然回帰が要求されている、ということと思います。
纏まりません。
では
2020-1-26
森下克介
Posted by もりかつ at
15:09
│Comments(0)
2020年01月25日
「ガンジーの自立の思想」に共感
前略
最近ガンジーが話題になっているのを知りました。
今回は「私を変えたガンジーの思想。ガンディーと糸紡ぎby片山佳代子」を紹介します。
https://gandhi-spinning.jimdofree.com/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E6%80%9D%E6%83%B3/%E8%AC%9B%E6%BC%94%E5%8E%9F%E7%A8%BF%E3%81%AA%E3%81%A9/%E7%A7%81%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%81%9F%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%80%9D%E6%83%B3/
彼女は「ガンジー・自立の思想」(地湧社)などを翻訳した。
ここでは、イギリスからの独立を目指したガンジーが、近代文明を批判し、人が手仕事を通して自然と共に生きることの大切さを訴えた。
又ガンジーは「すべての人が食べるものや着るものに不自由しない生活が送れるようになることが、本当の独立であるとガンジーは説きます。」「近代化や工業化こそすべての亜空の根源であると見抜いてたガンジーは、ですから、昔ながらの自給自足的農村社会を再建することを目指したのです。」
等々と、自給自足の社会こそ、「個人の自立と生活」が有ると説いています。
今回の私の場合は、視点が違います。
「資本主義社会の外部経済を中心とした地球環境劣化と地球温暖化の防止」のために、まさに「その環境負荷の少ない「自給自足・地産地消社会」を目指していますが、着地点は近いものがあると思います。
大いに参考にしなければならないでしょう。
「イギリスからの独立」ではない「地球温暖化防止」を実現しなければならないのです。其処では地球生態系を完全に破壊してしまっている人類として「生態系の一員として生物多様性の実現」の意思も必要でしょう。
この文章にも、どうしても「人間の、生態系への「上から目線」が残ります」。
人間も生態系の一員として生きてこそ「地球の生態系が守れるのです」。
其処まで腰を折って、地面に四つん這いになって初めて地球環境を守るスタートに付くことこそ大切になるのでしょう。
先はまだまだです。
でも、何処かに灯が見えてくれると嬉しいのですが・・・・・。
では。
森下克介
2020-1-25
最近ガンジーが話題になっているのを知りました。
今回は「私を変えたガンジーの思想。ガンディーと糸紡ぎby片山佳代子」を紹介します。
https://gandhi-spinning.jimdofree.com/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E6%80%9D%E6%83%B3/%E8%AC%9B%E6%BC%94%E5%8E%9F%E7%A8%BF%E3%81%AA%E3%81%A9/%E7%A7%81%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%81%9F%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%80%9D%E6%83%B3/
彼女は「ガンジー・自立の思想」(地湧社)などを翻訳した。
ここでは、イギリスからの独立を目指したガンジーが、近代文明を批判し、人が手仕事を通して自然と共に生きることの大切さを訴えた。
又ガンジーは「すべての人が食べるものや着るものに不自由しない生活が送れるようになることが、本当の独立であるとガンジーは説きます。」「近代化や工業化こそすべての亜空の根源であると見抜いてたガンジーは、ですから、昔ながらの自給自足的農村社会を再建することを目指したのです。」
等々と、自給自足の社会こそ、「個人の自立と生活」が有ると説いています。
今回の私の場合は、視点が違います。
「資本主義社会の外部経済を中心とした地球環境劣化と地球温暖化の防止」のために、まさに「その環境負荷の少ない「自給自足・地産地消社会」を目指していますが、着地点は近いものがあると思います。
大いに参考にしなければならないでしょう。
「イギリスからの独立」ではない「地球温暖化防止」を実現しなければならないのです。其処では地球生態系を完全に破壊してしまっている人類として「生態系の一員として生物多様性の実現」の意思も必要でしょう。
この文章にも、どうしても「人間の、生態系への「上から目線」が残ります」。
人間も生態系の一員として生きてこそ「地球の生態系が守れるのです」。
其処まで腰を折って、地面に四つん這いになって初めて地球環境を守るスタートに付くことこそ大切になるのでしょう。
先はまだまだです。
でも、何処かに灯が見えてくれると嬉しいのですが・・・・・。
では。
森下克介
2020-1-25
Posted by もりかつ at
17:47
│Comments(0)
2020年01月25日
「座礁資産」とは
前略
「石炭株」に関連して、
「座礁資産」;というのが、石炭・石油に加えて天然ガスが対象で、ありました。
https://www.amita-oshiete.jp/qa/entry/015445.php
もうすでに昔からこんな認識があったわけです。
それでも、現在の通り、あまり役には立っていないようです。
しかし、「強欲資本主義」のど真ん中にある組織の動きです。
なにを本気で考えているのか、「金儲け」だけのはずです。
この先、「ぼろ儲けした金がどこに向かうか?」GNP/GDPの増大に向かう。それは外部経済効果を求めることになる。
喜んではいけない。本気で地球温暖化防止を必死に考えているのでない限り、結果はNOです。
この動きをどう管理するか、考えなければならないでしょう。
では
2020-1-25
森下克介
「石炭株」に関連して、
「座礁資産」;というのが、石炭・石油に加えて天然ガスが対象で、ありました。
https://www.amita-oshiete.jp/qa/entry/015445.php
もうすでに昔からこんな認識があったわけです。
それでも、現在の通り、あまり役には立っていないようです。
しかし、「強欲資本主義」のど真ん中にある組織の動きです。
なにを本気で考えているのか、「金儲け」だけのはずです。
この先、「ぼろ儲けした金がどこに向かうか?」GNP/GDPの増大に向かう。それは外部経済効果を求めることになる。
喜んではいけない。本気で地球温暖化防止を必死に考えているのでない限り、結果はNOです。
この動きをどう管理するか、考えなければならないでしょう。
では
2020-1-25
森下克介
Posted by もりかつ at
14:34
│Comments(0)
2020年01月25日
「投資ファン」ドが「石炭株」を放出
前略
ダボス会議でも環境問題が重要視され始めています。
アメリカの高官(ライトハイザー?)がグレタさんに「大学で経済学を勉強をしてくるように」というようなことを言ったとか。
世界の偉い人達、皆さんにはそれなりの影響が出ているようです。
さて今回は、投資ファンドが、石炭の株を毛嫌いし始めたようです。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/post-92200.php
「あのブラックロックが、石炭株を放出、オーストラリアの国債が危ない」
世界中が石炭に厳しく当たりだした。まだ序の口でしょうが、拡大するのでしょう。
実際は、この石炭の先には、電力がありその電力の消費者は、「そうです、私たち庶民です」
世界中の電気の消費者が、今回の件をどの様に理解しているのか?それが問われているのです。
グレタさんたちのグループうなどは、政治が何とかしてくれる、自分たちは電気を今まで通りに消費できる、
と考えているのではないかと懸念します。
今度はもっと身近な問題としての、温暖化防止活動に移らざるを得ないでしょう。
他人事ではない「温暖化防止活動」を始めましょう。
では
森下克介
2020-1-25
ダボス会議でも環境問題が重要視され始めています。
アメリカの高官(ライトハイザー?)がグレタさんに「大学で経済学を勉強をしてくるように」というようなことを言ったとか。
世界の偉い人達、皆さんにはそれなりの影響が出ているようです。
さて今回は、投資ファンドが、石炭の株を毛嫌いし始めたようです。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/post-92200.php
「あのブラックロックが、石炭株を放出、オーストラリアの国債が危ない」
世界中が石炭に厳しく当たりだした。まだ序の口でしょうが、拡大するのでしょう。
実際は、この石炭の先には、電力がありその電力の消費者は、「そうです、私たち庶民です」
世界中の電気の消費者が、今回の件をどの様に理解しているのか?それが問われているのです。
グレタさんたちのグループうなどは、政治が何とかしてくれる、自分たちは電気を今まで通りに消費できる、
と考えているのではないかと懸念します。
今度はもっと身近な問題としての、温暖化防止活動に移らざるを得ないでしょう。
他人事ではない「温暖化防止活動」を始めましょう。
では
森下克介
2020-1-25
Posted by もりかつ at
13:46
│Comments(0)