2024年11月09日

「グリーン詐欺」は終わりだと断言している・・

前略
さてさて困ったことになった・・・・。
トランプ政権とはどんなものになるのか?
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一期目と同じにはならないと思うが、それにしても選挙戦中に言ってきたことは、大筋として踏襲することになろうと思うと大変である。
有権者の投票行動は、明日の仕事と明日の飯が中心だったようで、それに合ったようなことが沢山喋られたということ。
此処にはその最たる言葉「グリーン詐欺は終わりだ」は大変なことである。

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ーーーーー「グリーン詐欺は終わりだ」 トランプ氏は脱炭素を逆行させるのかーーー
          八田浩輔;山口智;毎日新聞;2024/11/9 、
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 米国で共和党のトランプ前大統領の返り咲きが決まり、バイデン政権が推し進めた連邦レベルでの気候変動政策は一変する。
選挙戦で掲げた公約の一部は、2025年1月の就任初日から大統領令を通じて実行に移し始めることになる。
「第2次トランプ政権」は米国内外の脱炭素の取り組みに何をもたらすのか。
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 「我々は世界のどの国よりも多くの『金の液体』を持っている。サウジアラビアよりも、ロシアよりも多い」。トランプ氏は6日未明の勝利演説で、インフレ対策として化石燃料の掘削を支援する姿勢を改めて強調した。
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 トランプ氏は選挙戦で「掘って、掘って、掘りまくれ」をスローガンに掲げ、石油・ガスのさらなる増産を通してエネルギー価格の大幅引き下げを実現すると主張してきた。
米国の石油・天然ガス生産量は足元でも過去最高水準にある。
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 就任後ただちにパイプラインの承認や連邦所有地での掘削許可などを簡素化する手続きを進め、生産拡大を後押しするとみられる。
バイデン政権は今年1月から気候変動に与える影響を分析するためとして、液化天然ガス(LNG)の新たな輸出許可を一時凍結しているが、トランプ氏はこの措置も撤廃する意向だ。
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 脱炭素社会の象徴である電気自動車(EV)も標的となる。
 「政権の発足初日、ばかげたEV義務化は廃止する。グリーン詐欺は終わりだ」。
トランプ氏は選挙中の演説でそう繰り返して

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https://mainichi.jp/articles/20241108/k00/00m/030/407000c
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前回と同じ結論になる。
すなわち、
気候危機の無視が有権者や、世界の流れに、「気候危機こそ重要だ」という逆風を起させる程にならないといけない・・・。
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では、草々
2024-11-9
森下克介
  


Posted by もりかつ at 17:21Comments(0)

2024年11月08日

「曲がったキュウリは売れない」という現実を見て・・・

前略
今年の世界の平均気温は産業革命前(1850~1900年)の推定平均気温にくふぁべ、上昇幅が;1.55度を超える見通し、と発表したということです。
これが全てではないようです、何年か継続して+1.5度を超えないといけないようですが・・・・。
これからは下がる要因がないので、もうクリティカルポイント越えたのでしょう。
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COP29ではどんなことになるのか???
最大の対策がEVの様ではほとんど先が危ぶまれる、というか絶望的である。
トランプ前政権でも今回の新政権でも同じ様であれば尚更のことである・・・、と気候危機を危ぶんでいる若い人たちの誰も思っていると思う。
もうその時であろう、世界中が、それを認めるタイミングとして、COP29が成立すれば・・・・・。
まさに、混乱が起きて、「もう全部の化石燃料の使用を止めろ!」と世界の共通認識になる時であろう。
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私は最近の考えとして「「自給生活への誘い(いざない)」」という言葉を考えている。
判りやすいところとしては、
「曲がったキュウリは売れない。でも自分が育てた曲がったキュウリは自分が美味しく食べる。」というスローガンのようなものが良いと思う。
もっと判り易いスローガンを探している。

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ーーーーー24年の世界気温、上昇幅1.5度超 EU機関見通しーーーーーー
        2024年11月7日、日経、
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【ブダペスト=共同】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は7日、2024年の世界平均気温について、産業革命前と同程度の1850〜1900年の推定平均気温と比べ上昇幅が1.55度を超える見通しで、初めて1.5度を上回る年となることがほぼ確実だと発表した。

地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」では、年ごとの変動を除いた平均気温の上昇幅を1.5度に収めることが目標だが、達成が危機的状況に陥っていることが改めて浮き彫りになった。

コペルニクス気候変動サービスは、11日からアゼルバイジャンで始まる国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)首脳級会合の「起爆剤」にして、温暖化ガス排出削減などの対策強化につなげるよう訴えた。

今年10月の世界平均気温は15.25度で、1940年からの観測史上、10月としては2番目に高かった。最高記録は昨年10月の15.3度。

北緯60度から南緯60度の10月の世界平均海面水温も20.68度となり、10月としては2番目に高い値を記録した。

コペルニクス気候変動サービスは9月、2024年の世界平均気温が、これまで最も暑かった23年の14.98度を上回り、過去最高になる見通しだと発表していた。

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0744O0X01C24A1000000/
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今回のブログのタイトルには、キュウリを上げようと思う。
もっといいアイデアが出たらそれにします。
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では、草々
2024-11-8
森下克介
  


Posted by もりかつ at 09:59Comments(0)