2024年04月18日

「大発明や大発見をした人たち」は称賛に値しない・・・・

前略
フレミングさんは「人類の敵」である。
素晴らしい発見で多くの人が救われたが、今はどうしようもない破壊的状況である。
そういえば「ノーベルさん」は自分の発明に「懺悔」している。大金儲けをしてしまってからである。
やはり、「人類の敵」である。今核兵器を使わないと言ってやっていることは、ノーベルさんの爆薬で多くの人を殺害している。
名前は判らないが「化石エネルギー」を発明した人と、その利用の開発者「ワット、ディーゼル、オットー・ライト兄弟等々」も同じである。
大気中にCO2を排出して、便利な世の中を作ったというだけで賞賛され、「ノーベル賞」を授賞している。
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人類の知恵の程度はこの位でしかない・・・・

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ーーーーーー花粉症の原因は「抗生物質の濫用」か?ーーーーーーー
         東大名誉教授が突き止めた国民病の“真犯人”
             2024.04.16 by 高野孟
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多くの日本人にとって、「春」を憂鬱な季節にしているスギやヒノキによる花粉症。
しかしその「真犯人」はそれらの花粉ではないようです。
今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野さんが、腸内フローラ研究の第一人者である東大名誉教授・小柳津広志氏の著書等を引きつつ、花粉症の原因について考察。
さらにその症状改善に「ゴボウ」が効くとする小柳津氏の説を紹介しています。
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※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:「花粉症」は花粉が原因ではない?抗生物質の乱用による免疫機能の破壊を修復するにはゴボウを食べればいいという真説
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プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。
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>>>「花粉症」は花粉が原因ではない?
スギやヒノキによる花粉症は今がピークで、テレビの朝番組などでも盛んに、マスクやゴーグルの着け方や、帰宅した時の衣服の払い方まで、微に入り細に入りノウハウが語られているが、これでは(症状悪化を多少とも防げるかもしれないが)このしつこい病を治すことは出来ない。
なぜなら、スギなどの花粉は「原因」ではなく、抗生物質の濫用による免疫機能の破壊のために続々と発生した新しいアレルギー症状の1つで、それがその人の場合はたまたま花粉ごときに反応する形で発現した「結果」に他ならないからである。
ではどうしたらいいのか?「ゴボウをたくさん食べればいい」というのが、小柳津広志『花粉症は1日で治る!』(自由国民社、20年刊)が提唱している、まことに単純明快な真説である。
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>>>一種の「薬害」としての抗生物質濫用
小柳津(おやいづ)は書いている。
▼抗生物質が花粉症の原因かどうか断定できないが、明らかに花粉症の患者は抗生物質の普及で急激に増えた。
▼「花粉症はアレルギー体質の人がなる」と言う人がたくさんいるが、これは間違い。
なぜなら、すべてのアレルギーは1950年代に抗生物質が使われるようになる前は、ほとんどなかったから、「体質」のせいではない。
▼1950年以降に生まれた、ほぼすべての人は抗生物質を処方されており、その年代の4,000万とも6,000万とも言われる人々が花粉症患者となって1,000億円を超える市場を生み出している。
逆に、80歳を超えた(本書が出てから4年が過ぎているので、今だと80歳代半ば以上か)人に花粉症患者はいない。
▼アレルギーは、抗生物質が腸内フローラを撹乱したことで起こる。
マウスを用いた実験では、抗生物質2剤を与えると、腸内フローラのおよそ80%が消失する。
強烈な腸内フローラの破壊で、これが体内に炎症を起こし、花粉症だけでなくあらゆるアレルギーや病気の原因となる。
▼腸内フローラを修復し花粉症を始め様々な病気を直すにはフラクトオリゴ糖という特にゴボウに多く含まれている食物繊維をたくさん摂って酪酸菌を増やすことだ……。
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小柳津は東京大学で微生物系統分類、腸内細菌学を研究したいわゆる「腸内フローラ」研究の第一人者。
16年に名誉教授に退いた後、高齢者向けの減塩カフェ『カフェ500』を横須賀市長沢に開設する一方、フラクトオリゴ糖を主成分とした水溶性ドリンク剤『長沢オリゴ』を開発・販売し、花粉症はじめ喘息、皮膚炎などのアレルギーに悩む人たちを助ける活動をしている。
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>>>「花粉症」のネーミングが間違いの元
《直感的違和感》
私も、「花粉症」という症状が知られるようになった当初からその言葉自体に違和感を抱いていた。最初は「そりゃ違うだろう」という《直感的違和感》。
理由は簡単。
杉と言えば日本の風土に最も適合した林業の根幹であり、日本の木造建築を支えてきた優秀な基礎材である。
秋田杉をはじめ天龍杉、吉野杉などの1,000年ブランドの産地だけでなく、全国各地にいくらでも生育していて、その花粉が人に害を及ぼすなどという話はかつて聞いたことがなかった。
別の近代的な要因で人の免疫機能が衰弱したために杉花粉ごときに情けない反応を示すようになった、原因と結果の取り違えによる杉への冤罪だと直感したからである。
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>>>《環境複合汚染への想像力》
次に、英国の科学ジャーナリスト=アランナ・コリン『あなたの体は9割が細菌/微生物の生態系が崩れはじめた』(河出書房新社、2016年刊、後に河出文庫化)などを読み「広く大気汚染やケミカル物質危害が折り重なった《環境複合汚染による免疫機能不全》という見方に同感した。コリンは、色々な汚染の複合の根底に横たわるのは「抗生物質の使用」であり、それこそが様々な「アレルギーの原因」と断言している。
とすると、大都市の大気汚染やハウスダストや食品に含まれるケミカルなど問題を構成する色々な要素が単に横並びになっているのではなく、どのような《立体的な論理的=歴史的実体構造》を成しているかに分析の関心が向く。
植物生理学者の小塩海平『花粉症と人類』(岩波新書、21年刊)も読んだが、花粉症は「単なる健康問題ではなく、現代人のわがままな振る舞いによって環境生態系との間にねじれが生じ、そのきしみやゆがみが私たちの身体反応に変化をもたらした結果」と述べている。
彼は、同署のタイトル通り「花粉=主犯」説に立つのだけれども、「花粉症は免疫アレルギー疾患として位置付けられるようになり、花粉だけでなく、埃やペット、卵や魚貝類、金属やシリコンなどに対して過敏な反応を示す人が増え、問題は人間の側にあるのではないかという疑問が湧いてくるようになった」と視野を広げようとしている(のにそこに踏み込まなかったのは惜しいと、閑中忙話の21年4月24日付で書いたこともあった)。
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>>>《抗生物質濫用こそ原因という本質論》
こうして私は次第に《抗生物質=根本原因説》に引き寄せられていき、ようやく小柳津の具体的な解決提案とその実践活動に出会って感動することになるのである。
>>>抗生物質の危険が急激に広がった理由
さて、言うまでもなく抗生物質の始まりは、スコットランドの細菌学者=アレグザンダー・フレミングが青カビ由来の物質が体内のある種の真正細菌の増殖を抑制し、やがて死滅させる効果を偶然発見したことにある。
ハワード・フローリーとエルンス・チェインが1942年に製法を開発し、45年に工業生産に成功、第2次大戦で多くの負傷兵や戦争被害者を感染症から救った。
また同じ頃、ウクライナ出身の米国人学者=セルマン・ワックスマンが結核に効く土壌微生物期限のストレプトマイシンを発見し、両々相俟って「抗生物質の時代」が幕を開けるのである。抗生物質(Antibiotic)という言葉自体、ワックスマンの造語と言われている。
ここに名前が出た人たちが相次いでノーベル医学賞を受賞したこともあって、抗生物質を「万能薬」であるかに崇める風潮さえ生まれ、米欧日で新たな抗生物質の発見・開発・普及の大競争が現出。日本でも1950年代からブームが始まった。
が、そこには大きな落とし穴があって、たちまちのうちに抗生物質の大濫用時代に突入していくことになる。
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もちろん、抗生物質そのものは「良薬」である。1950年代までは、結核をはじめ肺炎・気管支炎、チフス・コレラなどの胃腸炎、腎炎・ネフローゼなど細菌感染症は「死に至る病」で、それで亡くなる特に子どもたちが後を絶たなかったが、その後の10年間で急ブレーキをかけたように死亡率が低下した。
そのため抗生物質神話はますます膨らみ、多くの医師が「風邪」というだけで特に子どもたちに最新で最強の抗生物質を投与し、また親の側でも熱や咳の症状は抗生物質を飲まないと治らず、重症化を防げないと信じ込んで医師に投薬を懇願するようになった。
実際、2008年に群馬県桐生市で開業した或る小児科専門医が驚いたことは、多くの小児科が専門でない医師が最新・最強の抗生物質を多用していることだったと述懐している。
「ウイルス感染による風邪には抗生物質は無効であることを医師さえ知らず、多くの子どもたちが不要であるばかりか、副作用の危険も大きい抗生物質を内服させられている」と。
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>>>食物からも大量の抗生物質が体内に
加えて、抗生物質の家畜・家禽、養殖魚、果実・野菜の病気治療用としてだけでなく、それを低濃度で長期に与えることで飼料効率を向上させる成長促進剤としての利用も広がってきた。
しかも皮肉なことに、家畜・家禽を狭い檻の中に身動きできないほど押し込めて糞の掃除もロクにしないような劣悪環境で飼育しても、抗生物質を与えていれば育ちがよく、そのため畜舎や鶏舎の清潔度を保つための手間が省けるというのである。
このような食品を摂ると口の中や喉が痒くなり、場合によっては全身の蕁麻疹、咳などの激しい症状に陥る人が出てきて、これも従来は「口腔アレルギー」など当人側の体質のせいにして、その食物を遠ざけるような対処をしているが、何のことはない悪いのは抗生物質入りの食物の側なのである。
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長崎大学の山本太郎が試算した2012年の「我が国における用途別抗生物質使用量」によると、合計1,700トンのうち人の医療用に使われたのは520トン(30%)にすぎず、家畜医療用720トン(42%)、家畜・家禽・養殖魚用の飼料添加物用180トン(11%)、果実・野菜の農薬用を含むその他280トン(17%)と、食品生産上で使われて知らないうちに摂らされている量が遥かに多い(山本太郎『抗生物質と人間』、岩波新書、2017年刊)。
抗生物質がなぜ家畜などの成長を促し肥満をもたらすのかのメカニズムはよく分かっていないが、抗生物質が腸内に常在する微生物の活動を抑制しタンパク質が無駄に消費されるのを阻害しているためではないかと考えられている。
戦後になって日本でも、子どもたちの背が格段に伸び、同時に戦前にはほとんどいなかった肥満児も目立つようになったが、これは必ずしも栄養状態が良くなって健康で頑強な子が増えたのでなく、家畜と同じく未解明のメカニズムに駆られた不健康な現象かもしれないのである。
あまりに深刻な濫用の影響
同じ抗生物質を繰り返し多量に摂取すると、体内に「耐性菌」が増え、それが感染を起こした場合に通常の抗生物質では治りにくくなる。
実際に最新・最強の抗生物質を飲まされ続けている子どもには耐性菌が非常に多く検出され、そうすると今度は、その耐性菌に効く抗生物質を開発しなけれならず、イタチごっこになって抗生物質の種類が増えていく。
同じような光景は、コロナ禍を通じてワクチンのレベルで我々は目撃した。
あのようなことが200種類以上も用いられている抗生物質のそれぞれで進行する。
その結果、複数の薬剤に耐性を持つ多剤耐性菌や、ありとあらゆる薬剤に耐性を持つ悪魔的な万能耐性菌まで出現してしまった。
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さらに、小柳津博士が重視するのは「自己免疫疾患」である。
博士自身が「よく分からない(部分もある)が」と断りながら書いているものを、私ごときが上手く要約・紹介するのは難しいので、同書を読んで頂きたいのだが、敢えて一知半解で言えば……、
▼すべての病気は炎症を起こすが、その炎症を起こすアレルギーには4つの類型がある。
▼I型アレルギーは、即時型で、例えば花粉などの物質が粘膜の細胞に付くとすぐにヒスタミンを放出し、それがくしゃみ、鼻水、目の痒みを生じさせる。気管支喘息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギー、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、アナフィラキシーショック反応など、比較的軽症ではあるが圧倒的に患者が多いポピュラーなものがこれに属する。
▼II型とIII型のアレルギーは、外から侵入した物質や自分の細胞の成分である「抗原」に対する「抗体」が出来て、それが暴走して「抗原」を攻撃したり包囲沈着したりして、自分で自分の臓器を痛めつけようとする重篤な「自己免疫疾患」を引き起こす。
▼II型には、橋本病(慢性甲状腺症)、重症筋無力症、血小板減少性紫斑症などの難病がある。
▼III型は、多くの「自己免疫疾患」が属するもので、(1)関節リュウマチ、(2)全身性エリテマトーデス、(3)シェーグレン症候群などの集合体である「膠原病」のほか、糸球体腎炎、全身性硬化症、間質性肺炎など。膠原病は原因不明だが、何らかの免疫失調により免疫細胞が全身至る所の膠原(コラーゲン)――(1)では関節を、(2)では関節、皮膚、腎臓、肺、中枢神経などを、(3)では唾液腺と涙腺を、それぞれ攻撃して炎症を引き起こす〔IV型は省略〕。
▼これら以外に、原因不明ではあるが腸の免疫失調が関係していると思われる「その他」として、クローン病、潰瘍性大腸炎、パーキンソン病、アルツハイマー病などがある……。
ひっくり返して言うと、昔は聞いたこともなくて戦後俄かに出現した数々の現代病≒難病の多くは、実は抗生物質の濫用が原因で腸内の免疫システムが破壊されてしまったために起きているのではないか?ということである。
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>>>「酪酸菌」にオリゴ糖の餌を与える
そこで小柳津が着目するのは「酪酸菌」である。
炭水化物のうちの多糖類であるセルロースなど食物繊維は大腸で発酵・分解され、短鎖脂肪酸などとして吸収される。短鎖脂肪酸は(1)酢酸6、(2)酪酸2、(3)プロヒロン酸2の割合で吸収され、このうち酪酸菌が(「よく分からない」のだが)免疫ステムの司令塔であるTリンパ球=Tレグ細胞を増やし、それがあらゆる病気の元である炎症を抑制する。
酪酸菌を増やすのに最適な餌が「フラクトオリゴ糖」であることは博士の実験で経験的に分かっていて、それを多く含むのは「根菜類、野草、木の実、小動物、魚介類」など、農業が始まる以前の、端的に言えば“縄文食”である。
それを博士は「ゴボウを1日1本食べなさい」と分かりやすく説くのである。
それだけで「花粉症は早ければ5~6時間で治る」?私は花粉症ではないが、全ての免疫機能を強化したいので早速試してみようと思っている。
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(メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2024年4月15日号より一部抜粋・文中敬称略。ご興味をお持ちの方はご登録の上お楽しみください。初月無料です)
この記事の著者・高野孟さんのメルマガ

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https://www.mag2.com/p/news/597036
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「ノーベル賞」を批判する人がどれだけいるか知らないが、人類はこの賞に素晴らしい価値を認めている。
しかし、私はもらえない、貰わない。
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人びとの知恵の限界が露呈したということでしょう。
イスラム教もキリスト教も人心攪乱の道具でしかない、大勢の人が率先して、招集されて戦地に出向き、お互いに殺傷し合っている。
本当に戦争をしたいと考えているの人は、ほんの一握りの「ぬくぬく暮らしている偉そうな顔をした人達」である。
その人たちだけで戦争をすればいいものを、「税金を払っている国民」とか「なけなしの手元をお布施としている信者」とか言う人達を勝手に殺し合いさせている。
そんな人間は、原始の時代に居たのだろうか?
部族間の争いが始まる以前の人間たちは、そうじゃなかったはず・・・・。
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人間の知恵の限界が見えた!ということでしょう。
では、草々
2024-4-18
森下克介
  


Posted by もりかつ at 12:03Comments(0)

2024年04月16日

「産業空洞化」を恐れる、「日本の産業界」と有馬先生の講演

前略
地球温暖化防止議論の最先鋒にいて、議論をしていたはずの、あの気候変動対策の中心にいたはずの有馬さんが、
産業優先の議論をしている・・・。
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グテーレスさんの「脱GDP」議論をどう見ているのだろうか????
脱GDPこそ、産業空洞化を志向しているはずではないのでしょうか???
本当の危機感は「地球沸騰」と言う言葉が何を意味しているかも全てご存じのはず・・・・
地獄の扉が開いてしまったら、日本だけでなく世界中の人類が「地獄へ真っ逆さまに落ちていく」しかないということを理解できているはず!!
その上で、更に、+1.5℃を超えたという報告が出ている中で、「1.5℃の呪縛」という表現をして、いるのはなぜか????
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ひょっとして、日本の産業界に対する大きな皮肉のつもりか?????
講演会の後の質疑でどんな議論がされたのか???
此処に出て来ないということは、産業界は一致して「金儲け資本主義」のパンデミックのど真ん中ということか????
「産業空洞化」は産業界の主戦場である日本・世界のマーケットが空洞化することを恐れるあまり、今まで以上にGDPを増やし金儲けをしないといけない!!!!!!
そう思っているのだということでしょうか?????

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ーーーーーー無理な温暖化対策「産業空洞化招く」 ーーーーーー
        名古屋「正論」懇話会、有馬純氏が講演、2024-4-16,
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名古屋「正論」懇話会の第55回講演会が15日、名古屋市の名鉄グランドホテルで開かれ、東京大公共政策大学院特任教授の有馬純氏が「COP28と1・5度目標の呪縛」と題して講演した。
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昨年末の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に参加した有馬氏は、温暖化対策として世界の気温上昇を産業革命前から1・5度内に抑えるとの目標は「実現可能性がない」と強調。
「目標にとらわれて(温室効果ガスを)無理に削減すれば、日本のエネルギーコストを引き上げ、産業空洞化を招く」と指摘した。
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また、中国について「太陽光パネルやEV(電気自動車)の輸出で漁夫の利を得ている」とも言及。
日本としては、現実的な取り組みとして「原発を最大限活用すべきだ」と述べた。

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https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%84%A1%E7%90%86%E3%81%AA%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96%E5%AF%BE%E7%AD%96-%E7%94%A3%E6%A5%AD%E7%A9%BA%E6%B4%9E%E5%8C%96%E6%8B%9B%E3%81%8F-%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B-%E6%AD%A3%E8%AB%96-%E6%87%87%E8%A9%B1%E4%BC%9A-%E6%9C%89%E9%A6%AC%E7%B4%94%E6%B0%8F%E3%81%8C%E8%AC%9B%E6%BC%94/ar-BB1lDLZt?ocid=msedgntp&pc=LCTS&cvid=8cb5b376293946f9a64612ab5919ed85&ei=19
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これでいいのでしょうか?????
産業空洞化防止は日本の生命線だということでしょう。
太平洋戦争での「国体の保持」こそ日本の生命線だと、竹槍でも米軍の本土上陸を阻止するんだと叫んでいた日本中の国民の思いと
重なる・・・。
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有馬先生は謎解きをする元気がないのでしょうか???
困った話でしょう・・・・・・・・・
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では、草々
2024-4-16
森下克介
  


Posted by もりかつ at 14:54Comments(0)

2024年04月16日

ドイツの「ロバート・ハーベック大臣」の判断・行動を評論すると

前略
政治家と言う人種は、自分のイデオロギー(思い込みに過ぎない・・)以外には理解できない人種であるのだろうか?
「リオの地球サミット」(1992年)当時に「現在の豊かさを維持した状態で、脱カーボンを実現する」と言う言葉が、IPCC関連の人たちの口から出ていたのは、きっと強いインパクトを与えたのでしょう。
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現に、私の周りの話題も同じ次元である。
政治家が政治家なら、企業家も企業家であるから、水素を使ったり、原発を作ったり、CO2分離と地中埋設のシステムとか、実際の脱炭素にどれだけ寄与できるか計算すらしていないままで「EVは環境にやさしい、SDGsである」とか、金儲け資本主義が跋扈している。
国民は、まさに「政治は正しい」の言葉通りで、無税の政治支出の名目で多額のパーティー収入を浪費しているにも関わらづ、おこぼれを頂き喜んでいる・・、事程左様にとんでもない社会が動いている。
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日本の手本のドイツでも同じである。
評論させてもらうと、ドイツの大臣の片手落ち政策堅持の実態は困ったものである。
IPCCの云うことは、目先の石炭火力廃止、原発廃止だけでなく、世界・社会の仕組みを変えること、人々の価値観を変えること等の重大作業を必要している認識を示しているはずなのに、それを読めない政治家である。
もう一つ、この記事の著者の評論そのものも、IPCCの報告が何を言っているか理解できているとは思えない。
この様な、報道記事を世界中にばらまかれては困るのである。
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現在の社会が成り立たないのは政治が悪いのでしょうが、ジャーナリズムの不勉強が悪い、正しい視点での議論に対して、そっれなりの対価が支払われているはずなので、不勉強の対価は有り得ない。
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ーーーーー「NO原発、YES風車」で経済はマヒ状態…ーーーーーーー
     日本を抜いた「経済大国ドイツ」で企業脱出が相次いでいる理由
        脱原発、脱石炭の次は「脱産業」が始まる
    PRESIDENT Online;川口 マーン 惠美;作家、2024/04/14、
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>>>>電気代が高騰する中、石炭火力7基をストップ
4月1日、ドイツは新たに7基の石炭火力を止めた。
これを主導しているのは、経済・気候保護省(以後・経済省)のロバート・ハーベック大臣(緑の党)。
ドイツ政府はメルケル政権時に2038年までの脱石炭を決めたが、緑の党は当時、それでは遅すぎるとクレームをつけ、30年までにすべての石炭火力を停止することを主張した。
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21年12月に、現在の社民党、緑の党、自民党の連立政権が成立した後は、その主張がさらに強調され、緑の党のたっての要求で、「理想としては30年に脱石炭」という文言が政府の連立協定に組み込まれた。
つまり、現在、ハーベック氏はその方針に従って、脱石炭を進めているわけだ。
ただ、現実問題として、ドイツは昨年の4月に原発が無くなって以来、電気代の高騰と供給不安で、そうでなくても経済が急激に傾き始めている。
3月6日にifo経済研究所が発表した景気予測によれば、ドイツ経済は「麻痺した状態」で、その他の欧州の大きな国々と比べても明確に下落中。
「他国では国民のあいだの雰囲気も良く、先行きに対する不安感が少なく、すでに23年秋頃より、当該の指数なども上向き傾向を示している」という。ドイツだけが完全に落ちこぼれている。
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>>>脱原発、脱石炭の次は「脱産業」が始まる
ところが、ドイツのハーベック経済相は馬耳東風。
昨年、産業界からの反対の声を無視して、無理やり原発を止めたのも氏だったが、今でも、脱原発は良いことだったと思っており、だから、それと同じぐらい良いことである脱石炭も、緑の党が政権にいる間にできる限り進めようと必死だ。
いや、それどころか、全土に張り巡らされているガスの導管まで次第に撤去していくという。
ただ、その後の電力を何で代替するかということについて信用のおけるプランはない。
ちなみに現政権(社民党、緑の党、自民党の連立)の支持率は、3党をすべて合わせても30%そこそこという惨状で、国民の信頼はほぼ失われてしまっているといっても過言ではない。
そんな中、電気やガスを多く使う大企業が、現在、大慌てで生産工程を国外に移転しているのは不思議でも何でもない。
この調子では、脱原発、脱石炭に続くのは、どう考えても脱産業だ。
なお、脱原発と脱石炭は誰にも強制されたわけではなく、ドイツが自発的にやっていることだ。
さらにいうなら、ロシアの安いガスの輸入停止も、ドイツがロシアに経済制裁をかけるとして、やはり自発的にやっている。
さらにもう一つ言うなら、ドイツのCO2の排出量は世界全体の2~3%なので、たとえゼロにしても地球環境の向上にはさほど役に立たない。
>>>風車をどんどん建てているが、“無風”の解決策はなし
CO2を削減したいなら、他国がこれから始めようとしている原発推進のほうがよほど有益だろう。
ハーベック氏は、脱原発を強行した時と同じく、脱炭素でも「世界にお手本を示す」と思っているのかもしれないが、今回もおそらくどの国もついてこないだろう。
ただ、誰が何と言おうが、ハーベック氏の暴走は止まらず、現在の経済の停滞も、何か別のことが原因だと信じているようだ。
例えば、「風車の建設や送電線の建設が滞っているから電気が足りないのだ」とか。
ちなみに氏は、現在3万基ある風車を少なくとも10万基に増やそうとしている。
しかし、風のない時の解決策はまだない。
そもそもドイツは伝統的に石炭で栄えてきた国で、西部のルール炭田地域にしても、あるいは東部のラウジッツ地方にしても、炭鉱を核とした百年来の一大工業地帯が形成されている。
使っている石炭は、今では輸入炭も多いが、CO2排出をなくそうとすれば、これらの工業地帯が壊滅状態となる。
代替産業の誘致など口でいうほど簡単ではない。
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>>>来年9月の総選挙までドイツ経済はもつのか
そんなわけで、現在、今の政府があと1年以上も続くと、この国はもうもたないという危機感が急激に強まっているが、総選挙は来年の9月末だし、ドイツでは解散のハードルは高い。
しかも、今、解散総選挙になっても、得をするのはAfD(ドイツのための選択肢)か、あるいは、せいぜい昨年12月にできた新党BSW(通称ヴァーゲンクネヒト党)ぐらいなので、現在支持率1位のキリスト教民主同盟でさえ解散は望んでいない。
それどころか、既存の政党は、与党も野党も、これまでの政治体制と自分たちの利権を破壊しかねないAfDを何が何でも潰したいという点では、妙に意見が一致している。
要するに、国民の不満や要求など「知ったこっちゃない」。
ただ、それにしてもハーベック氏の脱線は著しい。
3月13日にベルリンで、「フューチャー・デイ・中産階級(Zukunftstag Mittelstand)」というイベントが大々的に開催された。
これは現政権が始めたもので、今年が2回目。中規模企業の経営者らと、政治家、官僚、駐独の外交官などが、ドイツ産業界の未来についてディスカッションする一種の見本市だ。
多くのブースが並び、今年は情報を求める人たちが5000人も集まったというが、この日の目玉の一つであったハーベック経済相のスピーチが破格だった。
『ディ・ヴェルトヴォッヘ』誌が全文を掲載しているので、 “文頭に***印”部分を抜粋したい。
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>>>「国家は間違いを犯さないのですから!」
***「官僚主義は私たちにとって重荷のようなものですが、これを削減するためにお金はかからない。
    必要なのは、これが私が一番言いたいことですが、企業家の勇気なのです」
    ドイツの企業はすでに長らく、複雑怪奇な官僚主義に苦しんでいる。
しかも、現政権になってそれがますます酷くなり、外国投資にも悪影響を及ぼしているとして批判が絶えないが、それをハーベック氏は企業の責任にしたのだ。さらには、
***「国家というものは良いものであり、官僚主義は良いものである国家から生まれるということを理解しなければなりません。
    官僚はみんなバカだというだけでは、その理由がわからない」
そして、この後に衝撃的な言葉がくる。
***「なぜなら、国家は間違いを犯さないのですから!」
この後、氏は「国家は間違いを犯さない」という不可解なテーゼを5回も繰り返した。
しかも、その例として挙げたのが下記。
***「建設許可の審査の2件に1件が免除され、あなた自身がリスクを背負うことになったとしたらどうでしょう。
    あるいは、パン屋やレストランなどの2軒に1軒が健康を害するものを売るとしたら? 
    皆がしょっちゅう下痢をすることになるのです」
・・・・
>>>「経済状態は良い。数字が悪いだけだ」
間違いを犯さない国家が監督してくれるおかげで、私たちはレストランに行っても下痢をしないで済むと、ハーベック氏は言ったのだ。
それも、幼稚園児にではなく、産業界で活躍しているエリートたちに向かって。
ハーベック氏には、無知を曝さらけ出すような稚拙な発言が多い。
例えば22年9月、ウクライナ戦争が始まって最初の冬を迎えようとしていた頃、ARD(公共第1テレビ)のトークショーで司会者が、「今冬に倒産の波が予想されるか?」と質問したのに対し、氏は「ノー」と断言し、「しかし、いくつかの業種が生産を止めることは想像できる」と真剣な面持ちで付け加えた。
偶然にもこの番組を見ていた私は耳を疑い、司会者も何度も問い直したが、氏は「生産を止めても、それは倒産ではない」という珍説を曲げることはなかった。
ドイツ国の経済相が、よりによって経済の仕組みをよく理解していない。
それから1年半が過ぎ、現在の経済状況は前述の通り深刻だ。
今年の2月、政府が過去2年続きのマイナス成長を報告した翌日、国会で野党議員にそれについての指摘を受けたハーベック氏は、「数字が悪いだけだ」と言った。
つまり、経済状態は悪くない。
議事堂内が図らずも大爆笑になった。
「企業は生産を止めるが、倒産ではない」という発想と、合致しているといえば言える。
・・・・・>>>CO2排出量が前年比10%減った笑えない理由
3月15日には、政府は2023年のCO2の排出量が、前年比で10%減少したと発表した。
一番減ったのは発電部門で、なんと20%。喜んだハーベック氏は記者会見を開き、棒グラフが表示されたパネルを手に、「ドイツは2030年の気候目標を達成できるだろう」と興奮気味に報告。
そして、(公共第1テレビの言葉を借りるなら、)実に“誇らしげに”、「これこそがわれわれの政治の成果だ」とカメラの前で言い放った。
発電部門のCO2が減った理由はいくつかある。
電気の輸入が増えており、それら外国での発電分のCO2がドイツには計上されていないこともその一つ。
また、暖冬や、電気代の高騰に恐れをなした国民の節電努力。
ただ、何といっても一番の理由は、エネルギー多消費の産業が生産を縮小したり、国外に生産拠点を移したり、あるいは倒産してしまったことによる。
・・・・
電力の消費は景気の指数なので、不況になれば、必ずCO2は減る。
間違っても、喜べる話ではない。
それでも政府はいまだに、CO2ゼロ達成のために締め付けを強化しており、ドイツは次第に自由経済の国から計画経済の国に変わりつつある。
しかし、一つ確実に言えるのは、計画経済は失敗するということ。
・・・・
>>>日本もGXにのめり込んでいる場合ではない
その証拠に、過去の半年を振り返っただけでも、これまでドイツ経済を支えてきた優良企業の多くがドイツを去り、あるいは去ることを決めた。出ていった企業は、そう簡単には帰ってこないから、今、ドイツでは取り返しのつかないことが進行しているわけだ。
しかし、肝心の政治家たちが私利私欲で固まっていて、一向に動かない。
・・・・
翻って日本では、岸田文雄首相が訪米し、GX(グリーントランスフォーメーション)の推進で日米の政策協調を進めるとか。
ドイツの間違いは、まさにこの不毛な環境優先政策にあるというのに、いったいなぜ? 
日本には緑の党はなく、ハーベック氏はいないと思っていたが、首相自らがハーベックを演じるのか。
GXは一定の再エネ企業を潤すが、国民を豊かにすることはないし、本当の意味で環境に資することもないだろう。
国がすべきは、GXにのめり込まないこと。
まずは景気の向上のため、太陽や風に左右されない確実で安価なエネルギーの確保である。
・・・・
そうでなければ、これだけ悲惨な状況であるドイツからさえも、世界3位の経済大国の座は取り返せない。
さらに言うなら、日本はドイツに抜かされたのではなく、自分で坂道を駆け降りているのだということにも早く気づいてほしい。

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https://president.jp/articles/-/80563?cx_referrertype=mail&utm_source=presidentnews&utm_medium=email&utm_campaign=dailymail
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ドイツの大臣は、思い込みを国民・世界の皆に開陳して大きな議論をする、勿論グレタさんも一緒に、必要があるのを手抜きしている責任を問われるべきである。
ドイツの首相は愛かわらづ中国詣でをしているのは、全体を読もうという努力が見えず目先の対策でしかない、「女子供の理解と行動(該当する言葉が出て来ないので、差別用語を承知で書きます)」に見える・・・。
・・・・
グテーレスさんの認識を、世界の政治家が大声で避難してみると良いのではないか???
賛同する人ばかりではないはず、きっと本音・本質の議論が出来るはず。
世界中が動き出すのではないか…とも思う。
・・・・
では、草々
2024-4-16
森下克介
  


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2024年04月14日

「小池都知事と太陽光パネル」この際大議論に発展してほしいものです

前略
これからの脱炭素社会の主要プレーヤーである「太陽光パネル」である。
安易に、それ行けやれ行けと金儲けのネタだとばかりに、大量に設置された。
まさに、ガソリンやがEVになったと時を同じくしてフィーバー状態である、「EVはマスクさんがたんに金儲けのために始めただけ」である。
ソーラーパネルも、日本初だとしても、その根性は相かわらづの「金儲け資本主義」の中で始まった、「ICチップの端材で作ったので安かった」からだとも言われる。
・・・・
小池知事の発想と行動は、政治家として面白いとはいえやはり「軽率の誹り」は、免れない。
追加情報である・・・ 「消費者庁・報告書が解明した「住宅太陽光・火災」2019.02.14」・・・にはすでにその危険性だけでなく科学的な視点で報告されているのである。
・・・・
更に、困ったことにこの報告書に対して、電気工業会とか、金儲け集団の経団連などの組織が全く動いていない・・・・。
まさに日本中が「金儲け資本主義」パンデミックであることの証である。
更に、政府・消費者庁は報告書を出して終わりである、と言うことも大いに批判されるべきであろう。
当面の規制や恒久的な対処の仕方などを全国的だけでなく、最大の生産国である「中国のパネル」への働きかけがされているとは思えない。
EUが動かないので日本も動かないだけなのか・・・
・・・・
小池都知事への批判記事と一緒に、全国的・世界的な行動記事を書いて、「人類の進む先の灯り」を消さないようにしないといけない。
私は、太陽光パネルだけでなく、風車の普及型が有っても良いと思う、更にオフラインでの直流の電力システムになる場合を含めて、電気機器のあり様も全部見直したい。
化石燃料ゼロの生活圏での生き様は、最近話題の縄文時代の見直しなどと相まって、大々的に動いてほしいものである。
・・・・
小池都知事には、この際一肌脱いで頑張ってほしいものです。
「静岡県の川勝知事のリニア新幹線構想抵抗行動」に負けない様に頑張ってほしいものです。

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ーーーー「犠牲者が何倍になるのか」東京に「太陽光パネル」義務化した小池知事に怒り噴出…
           地震で感電リスク、炎上すれば消火できず
            SmartFLASH 2024-4-14,
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日本で相次ぐ災害の発生を受け、「いざという時」の太陽光発電施設の危険性が浮き彫りになってきた。
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1月1日に発生した能登半島地震では、翌2日に経済産業省が公式「X」に注意喚起のメッセージを掲載した。
《太陽光パネルは、破損した場合でも、日の光が当たると発電をする可能性があるため、むやみに近づかないようにご注意下さい。
また、復旧作業にあたられる際も十分ご留意下さい》
太陽光発電施設の事業者は、パネルの損壊や火災などがあれば、経産省に詳細を報告する義務があり、違反すれば罰則もある。
・・・・・・・
だが、4月11日、読売新聞が報じたところによると、能登半島地震で、太陽光発電施設が破損・崩落する事故が少なくとも19カ所で起きたものの、国に報告があったのは16カ所だけ。
石川県穴水町では斜面に数百平方メートルにわたって敷きつめられていた太陽光パネルが崩落したが、町は事業者とまだ連絡が取れていない。
また、珠洲市宝立町では、スーパーの屋根に設置されていた200平方メートルほどのパネルが建物ごと倒壊したものの、現在もそのまま残されているという。
「地震だけではありません。3月27日には、鹿児島県伊佐市のメガソーラー(大規模太陽光発電所)で火災が発生。
4月7日に南日本新聞が報じたところによると、蓄電設備を備えた倉庫から白煙が上がり、駆けつけた消防隊員4人が爆発で負傷。火災は感電の恐れがあって放水できず、自然鎮火するまで約20時間、待つしかなかったといいます」(週刊誌記者)
・・・・
次々と明らかになる、災害時の太陽光発電施設の危険性。
そこで注目されているのが、東京都の小池百合子知事だ。
都は、2025年4月から、新築住宅への太陽光発電システムの設置を義務化する。
すでに、新築住宅にパネルを設置する場合は1kWあたり10~12万円(上限36万円)、既存住宅に設置する場合は1kWあたり12~15万円(上限45万円)の補助金を出している。
住宅が密集する東京で災害が発生した場合、太陽光パネルの危険性がきわめて高まる。
SNSでは義務化を進める小池知事に対して怒りの声があがっている。
・・・・
《これを見ていると、東京直下型地震があったら、太陽光パネルによる火災被害で、犠牲者が何倍になるのか恐ろしくなります》
《小池さーん!!都内に太陽光パネルなんて義務化したら火事の時どうするんですかーーーー?!教えて小池さーーーーん!!!!》
《東京で火事になったらどうすんねん!》
東京で首都直下地震が起きれば取り返しがつかない大惨事になりかねない。
だが、危険なのは東京ばかりではない。
「世界文化遺産への登録を目指す熊本県の阿蘇山周辺では約20万枚ものパネルがズラリと並ぶメガソーラーが稼働しています。出力は約8万キロワットで九州最大級。
また、北海道東部にある釧路湿原国立公園は、1980年に湿地の保全を目指す『ラムサール条約』に日本で初めて登録されたことで有名ですが、現在、設置されているメガソーラーは27カ所で最大規模は約210万平米。外国資本による400万平米ものソーラー設置計画もあるのです」(同前)
・・・・
全国で続々と建設されるメガソーラー。奈良県知事がすすめるメガソーラー設置計画でも住民から危険視する声があがり、県議会が紛糾している。
地震大国の日本でこのまま建設をすすめていいのか、一度立ち止まってみる必要がありそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%8A%A0%E7%89%B2%E8%80%85%E3%81%8C%E4%BD%95%E5%80%8D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AB-%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%AB-%E7%BE%A9%E5%8B%99%E5%8C%96%E3%81%97%E3%81%9F%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E3%81%AB%E6%80%92%E3%82%8A%E5%99%B4%E5%87%BA-%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%A7%E6%84%9F%E9%9B%BB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF-%E7%82%8E%E4%B8%8A%E3%81%99%E3%82%8C%E3%81%B0%E6%B6%88%E7%81%AB%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%9A/ar-BB1lyx20?ocid=msedgntp&pc=LCTS&cvid=fd171fb9cfed421c97b41cbf549f0712&ei=10
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ーーーー不良太陽光パネルは、こうして発火・延焼した!ーーーー
   消費者庁・報告書が解明した「住宅太陽光・火災」のプロセス
     加藤 伸一 日経BP総研 クリーンテックラボ;2019.02.14
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https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/feature/15/302961/021300106/
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やっぱり、日本中も世界中も、政治家起業家がみんな金儲け資本主義そのものである。
大谷選手に対する「水原一平通訳」の関係と同じでしょう。
一般市民は、税金を納めてその後は全部政治にまかせっきりで動いている様は、まさに「大谷―水原関係」そのものでしょう。
アメリカ人は理解できないと言っている人もいるようですが、「国民(納税者・命を預ける)と政治・政府」の関係はまさに全部お任せの社会である、国民は政治・政府の行いを知り得ません。
・・・・
これからの、「地域共同体型の自治州」であれば、「より多く(全部)を自分たちで管理で来ます」財政規模も小さくなるので、より益しな社会になるであろうと思いますが・・・。
・・・・
課題は多い、原始宗教の様なものや、暴力支配の可能性の芽を摘む工夫も不可欠でしょう・・・・。
では、草々
2024-4-14
森下克介
  


Posted by もりかつ at 07:02Comments(0)

2024年04月12日

「政治も企業」も「水原一平通訳」と同じに見えるようです

前略
野球、ドジャーズの大谷翔平選手の通訳水原一平氏が、とんでもないことをしてくれた。
2021年の渡米後ずっと大谷選手にピタリと付いて、素晴らしい相棒振りを日本中の視聴者は画面で見ていた。
お互いの信頼関係を読み取って、お二人を信頼ながら応援した。
・・・・
今回の報道では、それが全てうそで、通訳をしていながら、優しい日本男子(今でも野球少年だという評価もあった)から大金を盗んでしまう関係だったのである。
全ての日本人(大谷ファンは全ての日本人と言っていい)は、完全に騙されていたのです。
キット、嘘じゃないかと思うくらい二人の関係を疑わなかった、今でもすっきりしないくらいであろう。
・・・・
どうしてここに「水原一平事件」を取り上げたのか?
気候危機がこれだけ騒がれている21世紀の今日である。
政治も、経済も、メディアもどこにも、「テッピングポイントを越えてしまっているかも知れない」(+1.5℃を超えてしまっている)と言う声が上がっている中で、本気でどうしたらいいかの議論すら見当たらない。
むしろ、GDP成長率が低いのは日本の失敗だ。という議論が全てである。
・・・・
私達一人一人は、気候危機なんてない!と思って暮らしているのである。
ガソリン価格が上がれば、補助金が出てきて、今まで通りの価格で大量に消費できるようにと政治も支援してくれているのだから、何も心配いらない。
完全に、政治も経済も気候危機と言う言葉すら使わないで、毎日元気である。
大谷選手も同じでしょう、安心して野球に邁進していた。
「日本人は大谷選手」で「政治や企業は水原一平さん」と置き換えられるのではないか?????

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      ーーーーーーー水原一平氏の巨額不正送金ーーーーーーーー
   米記者が論点整理「純損失は4067万8436・95ドル(約62億2300万円)」
      2024-4-12、デイリー、
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 米サイト「ドジャース・ネーション」でドジャースを担当するノア・カムラス記者が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新。
「水原一平の告訴状によると」として、37ページに及ぶ訴状から、元通訳の水原一平氏によってドジャース・大谷翔平投手の口座から約24億5000万円もの巨額が不正送付された今回の事件の論点を整理した。
カムラス記者が挙げたポイントは以下の通り。
・・・・・
 ・彼は2021年12月から2024年1月までに約1万9000回(1日あたり約25回)の賭けをした。
 ・賭け金は10ドル(約153円)から16万ドル(約245万円)の範囲で、平均は1万2800ドル(約196万円)だった。
 ・彼は1億8293万5206・68ドル(約279億8900万円)を失った。
 ・彼は1億4225万6769・74ドル(約217億6500万円)を獲得した。
 ・純損失は4067万8436・95ドル(約62億2300万円)。
 ・野球への賭けはなかった。
  同記者は司法省による調査結果のポイントについても以下の通りに整理した。
 ・水原一平は大谷翔平から1600万ドル(約)以上を盗んだ。
 ・水原は2018年に大谷の銀行口座開設を手伝った。
 ・銀行から取引確認の電話があった際、水原は大谷になりすました。
 ・水原はブックメーカーに対して大谷から盗んでいたことを認めた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/5838de0de529ba8bf57692457bb6efd7b382948c
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現実には、大谷選手の預金口座から、多額の金額が引き落とされそれが継続して何億円にもなっていて、取り返すことが出来ない状態になっているまだ続くかもしれない・・・。
地球大気温は既に+1.5℃を超えてしまっていてとんでもない状態で、これを取り返すことはほぼ不可能であると言いう状況であるというのは、まさに一平さんが幾らでも使っている大谷選手の預金口座から、ダダ洩れの様にお金が出て行っているのと同じであり、もう取り返しがつかない・・・・・。
「今からでも間に合う」という状態ではない。
どう売るんですか???
・・・・
我々国民は「大谷選手」か?、政治と企業は「水原一平通訳」にそっくりである。
世の中こんなもの、と言ってしまえばそれまでだと思われては困る。
大気中のCO2は簡単に消せない、当面滞留していて、さらに気温を上げる悪事を働く、同時に水蒸気やメタンガスなどをどんどん増やす作用をしている、テッピングポイントを過ぎた状態ともいえそうである・・・・。
・・・・
如何しますか????
2024-4-12
森下克介
  


Posted by もりかつ at 15:46Comments(0)

2024年04月10日

国民(人類)にとって「ガソリン補助金」は有難迷惑であろう・・・

前略
石油価格が再度上昇し始めている。
私はガソリンスタンドで以前通りに給油してもらい、農作業用のガソリン・軽油もいつも通りで入手している。
全く平和な、今まで通りの「豊かな暮らし(?)の持続」である。
気候危機は、TVでほんの少しの一部騒いでいる人がいる様だ、と言う感じである。
・・・・・
今の原油価格上昇は気候危機が直接の原因という訳ではないが、伏線としては、産油国の心中にある危機感の表れでもある。
既に、危機ラインの+1.5℃上昇越えの現在である。
どうして世界も日本も動かないのか????
不思議である。
政治というものが、国民の目先の投票行動を読んで行われているのか、逆に国民を騙して得票を稼ぐために行っているのか知らないが、どうなっているんだろう???
本来なら、野党が何らかの意思を示さないといけないのだろうが、気候危機対策そのものに対する政治的な行動の御仕方が判らず、うろうろしているだけ、現在の与党自民党の真似をするしかないのではないかと思う。
・・・・・
誰が、本当の国民・人類の明日を考えた政治を考えて国民に示してくれるのか、政治家とはその役目が果たせなかったら止めてもらわなければならないはずである。

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ーーーーーー繰り返されるガソリン補助金制度の延長は問題ーーーーー
           木内 登英;2024/02/19;NRI,
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足もとではガソリン小売価格を20円程度抑制
政府は、今年4月末で期限を迎えるガソリン補助金制度を、夏頃までを視野に延長する検討に入ったとされる。電力・ガス補助金については、5月以降に補助金が減額される方針となっているが、ガソリンについては5月以降の取り扱いは示されていない。
・・・・・
ガソリン補助金は2022年1月に開始され、その後6回に渡って延長が繰り返されてきた。昨年9月に延長された措置のもと、レギュラーガソリン価格(全国平均)は1リットル175円程度に抑制されてきた。
経済産業省によれば、2月13日時点で、レギュラーガソリン価格(全国平均)は1リットル当たり174.4円となった。ガソリン補助金がない場合の価格は194.6円であり、20.2円分の価格が補助金で抑制されている。補助金による価格抑制の幅は、昨年10月末の37.1円が昨年のピークであったが、それと比べれば足元では半分弱まで縮小してきている。
実質賃金の低下が続き、物価高に対する国民の不満が強い中、さらなる物価高につながるガソリン補助金の終了を決めることは、政治的には簡単ではないだろう。
しかし、一時的措置として始めた同制度が既に2年を超える中、安易に再延長を決めることには問題がある。
・・・・・
>>>>ガソリン補助金、「トリガー条項」の凍結解除の問題
既にガソリン補助制度の予算は合計で6.4兆円にも達しており、さらなる延長は財政負担を一層増加させてしまう。
それ以外にも、補助金によるガソリン価格の抑制には、価格メカニズムを歪めてしまうという問題もある。
本来であればガソリン価格の上昇がガソリン需要の減少を通じて脱炭素を後押しするところであるが、そうした効果も損ねてしまっている。
政府は、ガソリン補助金制度の出口として、ガソリン補助金制度の終了とともにガソリン税の一部を軽減する「トリガー条項」の凍結解除を行うことで、ガソリン価格が上昇しないようにすることも引き続き検討していくとみられる。
しかし、凍結解除には根拠となる震災特例法の改正が必要であり、それには時間がかかる。
また、「トリガー条項」が発動されれば、ガソリンの全国平均小売価格が3か月連続で1リットル当たり160円を超えた場合に、上乗せされる25.1円のガソリン税が免除される。
現状であれば、補助金制度がなくなっても、「トリガー条項」発動でガソリンの小売価格は170円を僅かに下回る水準になる。
・・・・
他方で、ガソリンの全国平均小売価格が3か月連続して1リットル当たり130円を下回らなければ、ガソリン税の上乗せ分は復活しない。
現状で考えれば、「トリガー条項」が発動されれば、事実上の恒久減税措置となりかねない。
トリガー条項の発動が1年間続けば、国で1兆円程度、地方で5千億円程度の税収減となる。
その財源の確保は容易ではなく、結局、国債発行で賄われ、財政赤字、政府債務のさらなる拡大につながる可能性が考えられる。
・・・・
>>>>低所得者に対象を絞った支援を
ガソリン価格の抑制策は、すべてのガソリン購入者を対象にするものではなく、ガソリン価格の上昇によって生活が圧迫されている低所得者に対象を絞るのが良いのではないか。
例えば、一定の所得水準以下の人には、ガソリン購入後に一定額の補助金が支給されるような仕組みが考えられる。
生活に余裕がある人を含むすべての人に対する物価高対策ではなく、弱者に対する物価高対策に衣替えすれば、上記のような財政負担の問題、価格メカ二ズムを歪める問題、脱炭素政策に逆行してしまう問題などは、すべて緩和されるはずだ。

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https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2024/fis/kiuchi/0219
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目先の国民の財布の心配をしてくれる政治を求めているのが国民・人類ではない。
自分の毎日の暮らしはそれぞれにいろいろ算段して暮らしているので、こっれから先の暮らしをどうしてくれるかの議論をしてほしいし、その結論を示してほしいのです。
その見通しを得るのが、難しければ、みんなで議論することができるでしょう・・・・・・
・・・・
では、草々
森下克介

  


Posted by もりかつ at 10:23Comments(0)

2024年04月10日

「AIによる未来は持続不可能」と割切るしかない

前略
私たちの未来の物語は、ものすごく便利になって、週3日労働で十分でみんなAIがやってくれる、ネット環境が整ってしまうとやることがないので、日向ぼっこで暮らせるようになる・・・ろいう「ユートピア」があった。
最近の気候危機議論でも「現在の豊かさを維持して、GHGの実質ゼロ実現」と結構のんきな話題ばかりである。
電力消費の話題になっても「再生可能エネルギーと蓄電池でEVの時代が来る」とか結構いい加減であると判りながらも平気で話す。
しかしそれぞれに、なんとなく不安を背景に持った議論に代わってきている様である。
・・・・・
以前から言われている、ネット社会の利便性は大電力を消費することが条件であると言われてきたが、今回はより現実的・具体的な指摘である。

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ーーーーーーーーーAIの膨大な電力消費、持続は不可能=アームCEOーーーーー
      2024-4-10;Peter Landers によるストーリー ;The Wall Street Journal、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【東京】英半導体設計大手アームは、スマートフォンの消費電力を最小限に抑え、バッテリー寿命を延ばす方法を開発したことで名を成した。レネ・ハース最高経営責任者(CEO)は、人工知能(AI)アプリケーションにおいてもエネルギー効率の追求が必要不可欠だと指摘する。
・・・・・
ハース氏は9日、インタビューに応じ、米オープンAIのチャットボット(自動会話プログラム)「チャットGPT」などのAIモデルについて、電力への「飽くなき需要がある」とし、「情報を収集すればするほど賢くなるが、賢くなるために情報を収集するほど、より多くの電力が必要になる」と語った。
・・・・・
また、エネルギー効率が改善しなければ「2029年末までにAIデータセンターは全米の電力需要の20~25%を占める可能性がある。現在はおそらく4%かそれ以下だ」とし、「正直なところ、とても持続可能とは言えない」と述べた。
日米両政府は1億1000万ドル(約170億円)規模のAI共同研究プログラムを公表する予定だ。
アームと親会社のソフトバンクグループ(SBG)は、このプログラムに2500万ドルを拠出する。
・・・・
ハース氏は、この日米共同研究が電力問題の解決に取り組むことに期待を示した。
アームの提供する資金はカーネギーメロン大学と慶應義塾大学の共同研究に振り向けられる。
そのほか、米アマゾン・ドット・コムと米半導体大手エヌビディアはそれぞれ2500万ドルを拠出し、ワシントン大学と筑波大学のAI研究を支援する見通しだ。

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https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/ai%E3%81%AE%E8%86%A8%E5%A4%A7%E3%81%AA%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E6%B6%88%E8%B2%BB-%E6%8C%81%E7%B6%9A%E3%81%AF%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E8%83%BD-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A0ceo/ar-BB1llF0I?ocid=msedgntp&pc=LCTS&cvid=21f5787eac4d48db9af4cde4a452e2be&ei=11
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もっと本気で考える時期が過ぎてしまっているという認識に立てば、「もうどうにでもなれ・・」ということかもしれない。
日本の国債頼みの財政赤字を植田さんが一生懸命議論していても、先が見えない、まさに「どうにでもなれ・・」と言いたくなる感じです。
・・・・
それでも人類として生きていくためにはやはり、最後の選択肢を何とか実現するしかない。
せっかくTVでのバラエティ―番組やワイドショウで、「縄文時代の話題をもっと取り上げ、実践する取り組みなど」をやってむるといいと思う、もちろんそこには、冷静な「山極壽一先生とその仲間や関係者」を同席ひてもらう。
・・・・・
日本のアニメ文化にももっと現実的・具体的な話題を取り上げ世界に発信してもらえると良い・・・。
では、草々
2024-4-10
森下克介

  


Posted by もりかつ at 09:32Comments(0)

2024年04月09日

「気候危機」に対する、人びとの「幸福感」と「充足感」とは・・・

前略
今、人々は何を考えて、何を求めているのでしょうか?
最近も時々話題になる「嘗てのバブル期」を今の人たちは知らない。
だからどうなんだ。ということでもあるが、「当時は良かった」「バブル期を味わいたい」とかいう言葉がある。
・・・・
当時を懐かしんだり、羨んだりする中には、ヒョットして、「幸福感」を求めてるのかもしれないが、そんなのはない・・・。
此処では、「充足感」と言う言葉が出てきているが・・・
・・・・
丁度良いタイミングなので、面倒でも人生の価値観を見直すとする。
私も高齢になって、感じるのは多くの知り合いの他界である。
お悔みに行って思うのはそっれぞれの故人は「なんとなく普通に一生懸命生きた人生だったんじゃないか?」と思う。
・・・・
だから、其処に「幸福感」とか「達成感」とか言いう哲学とか倫理とか道徳とか面倒な議論はないのではないか・・・。
そんなに思いいます。
最近は、山極壽一さんの「狩猟採集生活」を議論のたたき台にした話題があることを知りました。
そうです、人類もその他の生物も、その生活のシステムの中で生まれ死んでいっているのだと考える時が有っても良いのではないかと思う。
・・・・
しかし、今の金融経済、金儲け資本主義の中では、そう簡単には変えられない・・・。
「気候危機」の時代である、「既に「+1・5℃」を超えた、今日こそ」「地球沸騰」「脱GDP」「地獄の扉を開けた」「燃える地球」と言う言葉を徹底的に考える必要がある。
もう、人間世界に経済と言う言葉は要らない、外部不経済としてのGHGの排出をゼロにする世界を作り上げなければ、人間世界は消滅するのであるから、金儲けを考えたり、温暖化ガスを出したり、温暖化ガス吸収の仕組みを破壊したりすることを止めること、その上で温暖化ガス吸収の存在物を増やすことに注力する世界観の下での暮らしに「充足感」を求めるということでしか、「幸福感」を得られない。
・・・・
人間も他の生物も生存そのものにこそ生きる価値を認めなければならない。
色々考えますが・・・・
過去からの人びとの暮らしを考えるとそう思います。
でも、古代の妙な宗教や勝手な専制政治社会、権威主義社会には住みたくない。
暮らすのは、あたらしい世界観のなかでの「自由が保障される社会」であってほしい。

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ーーーーーーーー幸福の追求はNG。人生を豊かにするシンプルなコツーーーーー
      2024-4-9,浅野美抄子(ガリレオ) の意見;ライフハッカー・ジャパン,
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一部の専門家は、永遠に「幸福感」を追い求めるよりも、「充足感」を求めるほうがうまくいく、と主張しています。
どういうことか詳しくご説明しましょう。
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>>>>>>>「幸福感」を追求すると、逆効果になることがある
たいていの人は「幸福感」について、当たり前のように、何らかの目標を達成することで得られるものだと考えています。
目標とは、たとえば「憧れの仕事に就く」などがあります。
「家をもつ」「結婚する」など、人生の節目となる出来事を経験することもそのひとつです。
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けれども、「あの仕事に就いて初めて、自分は幸せになれる」と思っていると、とんでもないことになります。
なぜならその仕事は、いつ失うかわからないものだからです。
人間の行動に詳しいPatrick Wanis博士は、ウェブサイト「Psycom」の最近のインタビューで上記のように説明し、さらに続けます。
そして、この「幸福感」というものを絶えず追い求めていると、自ずと、今ここにはないものだとわかってくるのです。
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>>>>「幸福感」ではなく「充足感」を求めよう
一方、「充足感」とは、特定のひとつの目標を達成することによってではなく、「価値ある人生を生きる過程」で得られるものだ、と臨床心理学者のJennifer Barbera博士は言います。
具体的には、自分が夢中になっていることや、自分にとって大きな意味があることを追求し、それに携わることです。
たとえば、旅行や趣味のために時間やお金を割く、社会運動の推進に関わる、友情を育み交流を深めるための時間と心のゆとりをもつ、などです。
そうしたことに力を入れれば、「充足感」は、「幸福感」を求め続けるよりも、得やすく、持続しやすいものになります。
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充足感があると、失望や悲しみ、喪失感、怒りといったほかの感情に対処しやすくなる場合があります。
Barbera博士は、前述のインタビューでそう述べています。
つまり、喜びや高揚感から、倦怠感や失望、悲しみ、恐れ、不安、さらには気まずい、恥ずかしいという思いまで、さまざまな感情を受け入れやすくなるのです
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――2023年6月6日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

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https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E3%81%AE%E8%BF%BD%E6%B1%82%E3%81%AFng-%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E8%B1%8A%E3%81%8B%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E3%81%AA%E3%82%B3%E3%83%84/ar-AA1lYq4Z?ocid=msedgntp&pc=LCTS&cvid=cbf521f1a2404c59ba4ba8176e7fd60b&ei=10
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人びとの追求する価値観を、多くの議論をして自分なりにみんなと共有できるものにしていきたい・・・。
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では、草々
2024-4-9
森下克介
  


Posted by もりかつ at 09:50Comments(0)

2024年04月08日

原油100ドル時代の再来!今度も、何とか乗り切ると思うのか・・・

前略
もうすでに地球の大気温度は+1.5℃を超えたという報道があるにも関わらづ全く化石燃料消費スピードは変わらずむしろ増加傾向でしょう。
人類と言うDNAの産物は自らだけでなく生存基盤すら破壊してしまう事に何の躊躇もない。
核兵器を使うことにもこだわりはないようである。
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ここにきて、原始の人類の生存競争の一部現象が、化石燃料価格の高騰を誘引している、人間の貨幣愛が反応してこれからの生き様を変えることになるか???

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ーーーーー原油100ドルの可能性高まる、世界的供給ショックが市場を揺るがすーーーーー
      Lucia Kassai、Sharon Cho、Devika Krishna Kumar、Alex Longley :
       Bloomberg;2024-5-8
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(ブルームバーグ): 北海ブレント原油が1バレル=90ドルを上回った直接的なきっかけは、イスラエルとイランとの軍事的緊張だった。
しかし、上昇相場を支える状況は一層深刻化している。
世界的な供給ショックにより、商品相場が主導するインフレ再燃への懸念が強まっている。
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  メキシコは最近、原油輸出を大幅に削減した。
世界最大の石油生産国である米国では、これを受けて製油所が米国産原油の活用を増やすなど、世界的な需給逼迫(ひっぱく)状況を悪化させている。
  制裁によりロシア産原油が既に影響を受けているほか、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海でタンカー攻撃を続け、原油の輸送に遅れが生じている。
こうした中でも、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは減産方針を堅持する。
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  こうした要因が全て大規模な供給障害につながっており、トレーダーを驚かせている。
米国の夏季ドライブシーズンを前に需給逼迫が原油相場上昇に拍車を掛け、ブレント原油は約2年ぶりにバレル当たり100ドルに達する可能性がある。
  その場合、インフレ懸念が増幅してバイデン米大統領が再選する可能性が低下するほか、各国・地域中央銀行による利下げ検討作業がさらに複雑化する。
 コンサルティング会社エナジー・アスペクツの創業者で調査ディレクターのアムリタ・セン氏は、原油相場の「より大きな原動力は現在、供給サイドにある」と、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで指摘。
「かなり多くの面で供給の弱さが見られる。一方で需要全般は世界的に健全だ」と述べた。
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  ブルームバーグが集計したタンカー追跡データによれば、メキシコと米国、カタール、イラクは3月に、原油供給を合わせて日量100万バレル余り減らした。
  コンサルティング会社ラピダン・エナジー・グループの創業者で元ホワイトハウス当局者のボブ・マクナリー氏は「市場のファンダメンタルズが堅調なのは間違いない。
原油価格100ドルは完全に現実的なものだと考えている。
真の地政学的リスクをあと少し織り込めば、そうなる」と、ブルームバーグテレビジョンで述べた。
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原題:Odds of $100 Oil Are Rising as Supply Shocks Convulse the Market(抜粋)
More stories like this are available on bloomberg.com
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https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E5%8E%9F%E6%B2%B9100%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E9%AB%98%E3%81%BE%E3%82%8B-%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%9A%84%E4%BE%9B%E7%B5%A6%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%8C%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%82%92%E6%8F%BA%E3%82%8B%E3%81%8C%E3%81%99/ar-BB1ldZZb?ocid=msedgntp&pc=LCTS&cvid=eeb314436c314b4b99ead8b3a36fdcd2&ei=17
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宗教が世界を引っ張っていた時代に、世界を変えた時代があった。
貨幣愛のど真ん中で汲々としている人類に、世れを変えるほどの力を感じているものがあるか・・・・
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本当はある!のにもかかわらず、相変らずのままでは仕方がない・・・・
・・・・
では、草々
2024-4-8
森下克介
  


Posted by もりかつ at 07:20Comments(0)

2024年04月01日

「2023年の異常高温議論」から、「ティッピングポイントの議論」、「更にその先の議論」です

前略
既に、+1.5℃を超えてしまった、地球の大気温度上昇は、相変わらず大量のCO2を排出する化石燃料文化が「金儲け資本主義」世界のまま続くしかないようです、「人類の思考力、の限界は遺伝子レベルでどうしようもない状態」である。
・・・・
以前のホーキング博士の着目点である「ティッピングポイント」の議論すら進んでいないので、今の延長線上の金儲けをだれもが考えている世界でしかない。
グテーレスさんが、地球沸騰と言い。脱GDPと言い、地獄の扉が開いたと言い、燃えている地球と言っても、何処にも反応できないのが世界である、毎日金儲けに勤しんでいるのである。
人類発祥の地のアフリカから、グレートジャーニーで南米の先まで行きついた達成感に酔いしれているだけで今日に至っている、それを自慢にしているだけで、その先は考えられないのである。
・・・・・
+1.5℃の境界値を超えてしまっている今は、ティッピングポイントなど、痴れたことである。

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ーーーーー「人類滅ぼしうる」温暖化で地球に近づく転換点 警鐘ならす英科学者ーーーーー
      朝日新聞デジタル;ティム・レントン教授、聞き手・市野塊 ;2023年12月7日
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ーーーー深刻化する温暖化によって、人類や地球に取り返しのつかない壊滅的な影響を与える
      「ティッピングポイント(転換点)」に達するおそれがある――。
・・・・・
>>>英エクセター大などがまとめた報告書で、氷床の融解による海面上昇などのリスクが指摘されました。
どうすれば転換点に達するのを避けられるのか。
今年の異常な暑さは転換点ではないのか。
筆者のティム・レントン教授に話を聞きました。
・・・・・
>>>今夏は記録的な暑さで大規模な山火事も相次ぎました。転換点にすでに達した可能性はないでしょうか。
 今年あった極端な現象は、転換点が近づいていることを示すシグナルかもしれません。
カナダの山火事の焼失面積は桁外れで、一時的には転換点を超えているように見えます。
 最悪のシナリオでは、気候の変化から、ドミノのように他の変化も引き起こします。
コントロールできなくなれば、社会の崩壊を意味し、所得をめぐる争いの引き金にもなるでしょう。
・・・・・
>>>恐竜が絶滅した時のように、人類が絶滅しうるのでしょうか。
 おそらく、過去に崩壊した全ての文明や社会で起きたような根本的リスクだと表現するのが最も適切でしょう。
 全てではないでしょうが、人類を滅ぼしうる恐ろしい結果になるでしょう。
残った人類も、今より悪い状況に置かれることになる。私たち自身がこの悲劇を招こうとしているのです。
肉食獣に襲われるとのは違う
・・・・・
>>>政治家たちはこの危機をきちんと認識しているでしょうか。
政治家は転換点がもたらす深…
(私のことばです)。
深刻な状況をそれとなく認識しています、殆ど完全に理解している政治家の方が多いはずです。
それでも、政治家人生は有権者の一票が政治家の命を決めます。
殆どの有権者には、正確な情報認識を得られない様な、「教育・メディア統制」をしているので、毎日の生活感覚での投票行動しかできないはずである、という政治家の認識が作り上げた有権者票を得るための政治活動しかできないような状況が続いています、これからもこのままの状況が続くでしょう。
グレタさんの様な人が出てきても、「テッピングポイント」議論は進みそうにはなっていないので、見通しは暗い。
ホーキング博士の言葉は、マスク氏の様な金儲けの根拠にしかなっていない。

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https://www.asahi.com/articles/ASRD7558RRD6ULBH00X.html
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これから、再度ティッピングポイントの解説を添付します。
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温室効果ガスが気候変動を引き起こすメカニズム
https://adaptation-platform.nies.go.jp/climate_change_adapt/adapt/a-0105m/index.html
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此処では、水蒸気も温暖化ガスとしての考慮を記述しています。
私などは、気温上昇して「地球沸騰」になっていく道すがら、海洋など地表から大量の水蒸気の排出などがあって、恐ろしい夢を見ます。
・・・・
人類は今から火星に行って暮らすことをゼロから考えているのでしょうか???
止めてください、人類が出かけられる時にはもう地球は沸騰しているでしょう!!!!
もう、泣くしかありません・・・・
頭から布団をかぶって寝込んでしまいます・・・・
では、草々
2024-4-1
森下克介
  


Posted by もりかつ at 11:23Comments(0)