2020年08月31日
「インバーターエアコン」が花形になる時代が来る
前略
地球温暖化と生活の質の向上が、問題をよんでいる。
此処ではエネルギー効率の高いインバータエアコンを考えている。
+++++++++++++++++
「エアコン「205-年までに約3倍増」問題の深刻度。」ダイキン工業、2020-8-6、
https://toyokeizai.net/articles/-/363759
+++++++++++++++++++
ダイキンではエアコン(1台)のエネルギー消費が半分になるというが、3倍を掛けると、少なくても1,5倍のエネルギー消費になる。
これは、「車のGHG排出が減るということだけでのEV化」議論と同じ。
そのほかの課題は、
まだフレオンガスの始末がある、当然のことで、資源消費・製造のエネルギー・流通のエネルギー・廃棄処分リサイクルのエネルギー、
その内の多くの割合が「単なる廃棄処分(捨てられる)」になるだろうと思える。
まだあります、多くの住宅がエアコン設置のための家(昔の隙間風の入る家ではだめ)の建設が古い家を壊し処分する。
町が大きくなって金儲けの対象になって更にアチコチニ「クーラー」が設置される、と言うことになりキリがない。
さてさて困ったことです。
ついでに提案ですが、昔からの風通しのいい家をもっといろいろ工夫する余地があると思います。
更に、私の家はクーラーなしです、今は屋根の上にスプリンクラーを置いて、昼間の暑い時だけに、稼働させています。
飛沫が外気の風を冷やす効果もあります。
兎に角高度な技術で製造されるものには、資源的問題やら廃棄時の環境汚染の問題やらいろいろあります。
何とか発想を変え、人間側の我慢と合わせて工夫しなければならないでしょう。
では、草々
2020-8-31
森下克介
地球温暖化と生活の質の向上が、問題をよんでいる。
此処ではエネルギー効率の高いインバータエアコンを考えている。
+++++++++++++++++
「エアコン「205-年までに約3倍増」問題の深刻度。」ダイキン工業、2020-8-6、
https://toyokeizai.net/articles/-/363759
+++++++++++++++++++
ダイキンではエアコン(1台)のエネルギー消費が半分になるというが、3倍を掛けると、少なくても1,5倍のエネルギー消費になる。
これは、「車のGHG排出が減るということだけでのEV化」議論と同じ。
そのほかの課題は、
まだフレオンガスの始末がある、当然のことで、資源消費・製造のエネルギー・流通のエネルギー・廃棄処分リサイクルのエネルギー、
その内の多くの割合が「単なる廃棄処分(捨てられる)」になるだろうと思える。
まだあります、多くの住宅がエアコン設置のための家(昔の隙間風の入る家ではだめ)の建設が古い家を壊し処分する。
町が大きくなって金儲けの対象になって更にアチコチニ「クーラー」が設置される、と言うことになりキリがない。
さてさて困ったことです。
ついでに提案ですが、昔からの風通しのいい家をもっといろいろ工夫する余地があると思います。
更に、私の家はクーラーなしです、今は屋根の上にスプリンクラーを置いて、昼間の暑い時だけに、稼働させています。
飛沫が外気の風を冷やす効果もあります。
兎に角高度な技術で製造されるものには、資源的問題やら廃棄時の環境汚染の問題やらいろいろあります。
何とか発想を変え、人間側の我慢と合わせて工夫しなければならないでしょう。
では、草々
2020-8-31
森下克介
Posted by もりかつ at
10:49
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2020年08月31日
「チェコと台湾」と中国の関係
前略
世界は動いています。
チェコのナンバー2が台湾訪問、
+++++++++++++++++++
「チェコ代表団が台湾に到着」2020-8-30、日経新聞、
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63222590Q0A830C2FF8000/
人種差別、支援がうまく行っていないこと、などを根拠にしているようです。
+++++++++++++++++
中国が何と言おうと、やればできる状態になった、と言うことでしょう。
習近平さんは「マフィアのボス」「中国共産党は政治的ゾンビ」と世界だけではなく、中国自身も認めたことになる。
これからの世界は、もう100年以上前(アヘン戦争は150年前)の「帝国主義時代」ではないので、早く脱却した上で、
世界で一緒に地球温暖化対策に走らなければならないでしょう。
自由と民主主義をチェコの彼らも言っているのです。
古代の宗教も変わらなければならないでしょう。
では、草々
2020-8-31
森下克介
世界は動いています。
チェコのナンバー2が台湾訪問、
+++++++++++++++++++
「チェコ代表団が台湾に到着」2020-8-30、日経新聞、
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63222590Q0A830C2FF8000/
人種差別、支援がうまく行っていないこと、などを根拠にしているようです。
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中国が何と言おうと、やればできる状態になった、と言うことでしょう。
習近平さんは「マフィアのボス」「中国共産党は政治的ゾンビ」と世界だけではなく、中国自身も認めたことになる。
これからの世界は、もう100年以上前(アヘン戦争は150年前)の「帝国主義時代」ではないので、早く脱却した上で、
世界で一緒に地球温暖化対策に走らなければならないでしょう。
自由と民主主義をチェコの彼らも言っているのです。
古代の宗教も変わらなければならないでしょう。
では、草々
2020-8-31
森下克介
Posted by もりかつ at
09:33
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2020年08月31日
「脱ミート」「脱フィッシュ」・・・「脱化石燃料」へ
前略
地球温暖化だけではなく、地球の腐敗が進行していました。
最近、脱ミートと言われても、「脱フィッシュ」とは言われません。
+++++++++++++++++
「何故起こる、世界的な漁業の腐敗の実態」、フォーブス、20208-30
https://forbesjapan.com/articles/detail/36636?utm_source=owned&utm_medium=referral&utm_campaign=mailmagazine_0830_2523&utm_content=art8
認証制度の甘さなど意外な状況が有りそうです。
日本近海のサンマなども、公海での漁業は昔ながらの「狩猟時代」のままの様です。
+++++++++++++++++
放置された世界の漂流、自分の足を食う蛸(本当かどうか知りませんが)、の如く目先の話題ばかりです。
「世界フォーラム」などが、世界の認証制度や漁業規格の作成の場を作れないものでしょうか?
私は、イカの塩辛を作ったりしてよく食べました(タウリンが豊富とか)。
この数年で価格が数倍になり店頭にも出なくなりました。
北海道のニシンの話題もアメリカ東海岸のタラの話題など具体的な行動に繋がらないのは残念です。
そう言えば、
帝国主義時代の植民地争奪は、イギリスでは森の木を切ってしまい(シャーウッドの森などイギリスは森の島だった)
海外に森林資源を求めたとか。
「イースター島」が話題になりますが、これは特別な事例と思っていました、
「人間の住む普通の国」のやることは皆同じ様なものの様です。
自国の自然を盗り尽くして他に資源を探し、世界中を盗り尽くしてしまう。
日本は何故か植林をしましたが、杉でした(花粉症の基)が、国土の緑は少しは維持されたのですが、人口増加などで、
耕地はずんずん減ってしまいました。自給自足の時代に向かって大変です。
さて、
地球温暖化防止の課題も、IPCCの活動がある分だけマシの様ですが、この先には進めないのでしょうか?
海の魚が無くなる、陸の木が無くなる、
それでも毎日「金儲け資本主義」の中で喘ぎながら生きていくのに精いっぱいなのが人間でしょうか。
(「半沢直樹」TV、を見ているとその通りと思います。での世の中、金利ゼロの時代に銀行の意味を考え直したいもの)
自給自足の生活、人口増加を抑制しながら、ギリギリの「タイトロープ」を渡るしかないでしょう。
しかし、そのロープを削ってしまっては、だめですね。
IPCCは国連の機関です、更に進める方策は無いのでしょうか?
今日は情けない話です。
では、草々
2020-8-30
森下克介
地球温暖化だけではなく、地球の腐敗が進行していました。
最近、脱ミートと言われても、「脱フィッシュ」とは言われません。
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「何故起こる、世界的な漁業の腐敗の実態」、フォーブス、20208-30
https://forbesjapan.com/articles/detail/36636?utm_source=owned&utm_medium=referral&utm_campaign=mailmagazine_0830_2523&utm_content=art8
認証制度の甘さなど意外な状況が有りそうです。
日本近海のサンマなども、公海での漁業は昔ながらの「狩猟時代」のままの様です。
+++++++++++++++++
放置された世界の漂流、自分の足を食う蛸(本当かどうか知りませんが)、の如く目先の話題ばかりです。
「世界フォーラム」などが、世界の認証制度や漁業規格の作成の場を作れないものでしょうか?
私は、イカの塩辛を作ったりしてよく食べました(タウリンが豊富とか)。
この数年で価格が数倍になり店頭にも出なくなりました。
北海道のニシンの話題もアメリカ東海岸のタラの話題など具体的な行動に繋がらないのは残念です。
そう言えば、
帝国主義時代の植民地争奪は、イギリスでは森の木を切ってしまい(シャーウッドの森などイギリスは森の島だった)
海外に森林資源を求めたとか。
「イースター島」が話題になりますが、これは特別な事例と思っていました、
「人間の住む普通の国」のやることは皆同じ様なものの様です。
自国の自然を盗り尽くして他に資源を探し、世界中を盗り尽くしてしまう。
日本は何故か植林をしましたが、杉でした(花粉症の基)が、国土の緑は少しは維持されたのですが、人口増加などで、
耕地はずんずん減ってしまいました。自給自足の時代に向かって大変です。
さて、
地球温暖化防止の課題も、IPCCの活動がある分だけマシの様ですが、この先には進めないのでしょうか?
海の魚が無くなる、陸の木が無くなる、
それでも毎日「金儲け資本主義」の中で喘ぎながら生きていくのに精いっぱいなのが人間でしょうか。
(「半沢直樹」TV、を見ているとその通りと思います。での世の中、金利ゼロの時代に銀行の意味を考え直したいもの)
自給自足の生活、人口増加を抑制しながら、ギリギリの「タイトロープ」を渡るしかないでしょう。
しかし、そのロープを削ってしまっては、だめですね。
IPCCは国連の機関です、更に進める方策は無いのでしょうか?
今日は情けない話です。
では、草々
2020-8-30
森下克介
Posted by もりかつ at
06:52
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2020年08月30日
企業が多くのGHGを出しているんだから、
前略
地球温暖化を、面白く取り上げています。
本当にGHGを排出している当事者は、私たちじゃない!と
++++++++++++++
[地球温暖化のウソと本当。「私たちの心掛け」で日本の夏は涼しくなるのか?。2020-8-29、田中優
https://www.mag2.com/p/news/464039
家庭部門の排出寄与度は、たった「4.6%」でしかない。
それがなんだ、家庭じゃない、企業が出しているだけだ!
そういうことの様です。
+++++++++++++++++++++
確かに、データはその通りですが、その企業のサービスや商品を買っているのは、私たち一人ひとりです。
その私たちが、サービス・商品を買わなければ企業は存在できません。
そのサービス・商品を作り出すために、GHGを出しているのです。
ですから、私たち一人一人が消費するサービス・商品がGHGを出しているのです。
もう、自分自身の汗で、自給自足・地産地消の河川流域圏中心の自治州を成立させる準備と実行こそが今求められているのです。
そんなことです。
では、草々
2020-8-30
森下克介
地球温暖化を、面白く取り上げています。
本当にGHGを排出している当事者は、私たちじゃない!と
++++++++++++++
[地球温暖化のウソと本当。「私たちの心掛け」で日本の夏は涼しくなるのか?。2020-8-29、田中優
https://www.mag2.com/p/news/464039
家庭部門の排出寄与度は、たった「4.6%」でしかない。
それがなんだ、家庭じゃない、企業が出しているだけだ!
そういうことの様です。
+++++++++++++++++++++
確かに、データはその通りですが、その企業のサービスや商品を買っているのは、私たち一人ひとりです。
その私たちが、サービス・商品を買わなければ企業は存在できません。
そのサービス・商品を作り出すために、GHGを出しているのです。
ですから、私たち一人一人が消費するサービス・商品がGHGを出しているのです。
もう、自分自身の汗で、自給自足・地産地消の河川流域圏中心の自治州を成立させる準備と実行こそが今求められているのです。
そんなことです。
では、草々
2020-8-30
森下克介
Posted by もりかつ at
11:54
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2020年08月30日
新しい日本の政治
前略
安倍総理の退陣決定。
次期総理には、「地球温暖化防止」こそ、総ての議決、法律の吟味の段階でやられなければならないと思います。
もう時間がないのです。
地方創生の名を借りてでもなんでも、方向付けから、実施へと進めて欲しいものです。
例えば、新型コロナウイルス禍の中でのGHG排出減少効果をどう評価するか、世界中が実際の目標達成はどうすると可能か?
本気で考える必要があるでしょう。
ジャレド・ダイアモンドさんが言う、
「新型コロナウイルスで、人口が減る恐怖」よりも「地球温暖化では人類がいなくなる恐怖」を理解する必要があるでしょう。
余り露骨にいうと、今までの流れに逆らうことの反感が大きいので、それなりの方策を皆で考える必要があるでしょう。
何とかしなければならないでしょう。
では、草々
2020-8-30
森下克介
安倍総理の退陣決定。
次期総理には、「地球温暖化防止」こそ、総ての議決、法律の吟味の段階でやられなければならないと思います。
もう時間がないのです。
地方創生の名を借りてでもなんでも、方向付けから、実施へと進めて欲しいものです。
例えば、新型コロナウイルス禍の中でのGHG排出減少効果をどう評価するか、世界中が実際の目標達成はどうすると可能か?
本気で考える必要があるでしょう。
ジャレド・ダイアモンドさんが言う、
「新型コロナウイルスで、人口が減る恐怖」よりも「地球温暖化では人類がいなくなる恐怖」を理解する必要があるでしょう。
余り露骨にいうと、今までの流れに逆らうことの反感が大きいので、それなりの方策を皆で考える必要があるでしょう。
何とかしなければならないでしょう。
では、草々
2020-8-30
森下克介
Posted by もりかつ at
09:34
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2020年08月25日
「バックキャスティング」の難しさ
前略
誰でも聞いたことはあることでしょうが、
バックキャスティング法をもう一度考えなければならないでしょう。
こんな記事がありました。
+++++++++++++++++++
「タイムマシン法・バックキャスティング、未来からっ現在を考える」2016年、mamekotoさん、
https://matome.naver.jp/odai/2147912530205107901
++++++++++++++++++++
私が気になるのは、
2050年になりたい世界像を確定すること、それ自体も非常に大変です。
世界中がIPCCの言う「1.5℃特別報告」が言わんとすることを理解して、それを具体的な社会像に落とし込む作業です。
更にその上で、毎日の過ごし方は、今の辿ている道は何処に向かっているのかと言う確認(滝の匂い・音・鳥の声など)をしながら、
尚且つ、「見たこともない、新しい世界を作るべき場所は、銀座の様に出来上がっているわけではないので、このような場所に世界を作るという感覚と全員の了解が必要でしょう。その後は全員で新しい社会づくりが始まるわけです。途中で「あの準備がしてあればよかったのに」とか不具合続出でしょうが、総ては自分たちの仕事です。」
総てが自己責任ですから、もう大変でしょうがやるっきゃない、その心構えも必要です。
地球温暖化と言う絶対避けなければならない事態をキチンと認識してこその行動でしょう。
宗教は好きではありませんが、「エジプト脱出」の心境並みの覚悟が必要でしょう。
そんなことを思っています。
では、草々
2020-8-25
森下克介
誰でも聞いたことはあることでしょうが、
バックキャスティング法をもう一度考えなければならないでしょう。
こんな記事がありました。
+++++++++++++++++++
「タイムマシン法・バックキャスティング、未来からっ現在を考える」2016年、mamekotoさん、
https://matome.naver.jp/odai/2147912530205107901
++++++++++++++++++++
私が気になるのは、
2050年になりたい世界像を確定すること、それ自体も非常に大変です。
世界中がIPCCの言う「1.5℃特別報告」が言わんとすることを理解して、それを具体的な社会像に落とし込む作業です。
更にその上で、毎日の過ごし方は、今の辿ている道は何処に向かっているのかと言う確認(滝の匂い・音・鳥の声など)をしながら、
尚且つ、「見たこともない、新しい世界を作るべき場所は、銀座の様に出来上がっているわけではないので、このような場所に世界を作るという感覚と全員の了解が必要でしょう。その後は全員で新しい社会づくりが始まるわけです。途中で「あの準備がしてあればよかったのに」とか不具合続出でしょうが、総ては自分たちの仕事です。」
総てが自己責任ですから、もう大変でしょうがやるっきゃない、その心構えも必要です。
地球温暖化と言う絶対避けなければならない事態をキチンと認識してこその行動でしょう。
宗教は好きではありませんが、「エジプト脱出」の心境並みの覚悟が必要でしょう。
そんなことを思っています。
では、草々
2020-8-25
森下克介
Posted by もりかつ at
07:04
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2020年08月24日
「ドル経済圏から永久追放」とは
前略
こんな報道がありました。
++++++++++++++++++++++++
「中国が恐れるドル経済圏からの永久追放」黄文雄、2020-8-19、
https://www.mag2.com/p/news/463183?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000015_mon&utm_campaign=mag_9999_0824&l=pzu0598a5b&trflg=1
中国がドル経済から追放される、中国の焦り。
+++++++++++++++++++++++++++
さて、このまま、これが進んだら大変です。
習近平さんは、ゴルビーさんになって、どなたかがエリチンさんになる、その後はプーチンさんまでで行くのはまずいでしょうが・・。
世界と上手に交渉して、嘗ての内乱の中国(三国志の様な)にならない様に進めてもらって、地球温暖化防止の道に入って頂く。
まだ多くの人達が残されています(俗に近代化という)、その人たちに指導を仰いで国造り、社会づくりに進んでもらいたいものです。
今日は話題だけです。
では、草々
2020-8-24
森下克介
こんな報道がありました。
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「中国が恐れるドル経済圏からの永久追放」黄文雄、2020-8-19、
https://www.mag2.com/p/news/463183?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000015_mon&utm_campaign=mag_9999_0824&l=pzu0598a5b&trflg=1
中国がドル経済から追放される、中国の焦り。
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さて、このまま、これが進んだら大変です。
習近平さんは、ゴルビーさんになって、どなたかがエリチンさんになる、その後はプーチンさんまでで行くのはまずいでしょうが・・。
世界と上手に交渉して、嘗ての内乱の中国(三国志の様な)にならない様に進めてもらって、地球温暖化防止の道に入って頂く。
まだ多くの人達が残されています(俗に近代化という)、その人たちに指導を仰いで国造り、社会づくりに進んでもらいたいものです。
今日は話題だけです。
では、草々
2020-8-24
森下克介
Posted by もりかつ at
12:05
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2020年08月24日
「温室効果のメカニズム」の議論をしましょう
前略
温室効果の基礎、「GHGは何故、地球温暖化を招くか」を考える時、
まず「アレニウス」、環境研究所「江守正多氏」等を上げる必要があります。
その関連資料をコピペします。
++++++++++++++++++++++
「アレニウス」の話題です、ウイキぺデイアを取り上げました。
温室効果[編集]
アレニウスは氷期がなぜ存在したのかを研究し、1896年に科学者として初めて大気中の二酸化炭素の量の変化が温室効果によって地表の温度に影響を与えるという考え方を示した[3]。これには先人であるジョゼフ・フーリエらの影響がある。また、大気中の二酸化炭素や水蒸気が赤外線をどの程度吸収するかを計算するため、ピッツバーグのアレゲニー天文台でフランク・ワシントン・ヴェリーとサミュエル・ラングレーが行った赤外線による月の観測データを使った。シュテファン=ボルツマンの法則を使って、独自の温室効果の法則を定式化した。本来の形式は次の通りである。
二酸化炭素の量が等差数列的に増大すると、温度はほぼ算術級数的に増大する。
これを単純な式で表現したものは今でも使われている。
Δ F = α l n ( C / C 0 ) {\displaystyle \Delta F=\alpha \ ln(C/C_{0})} {\displaystyle \Delta F=\alpha \ ln(C/C_{0})}
しかし、アレニウスによる CO2 の赤外線吸収率は過大であり、1900年にクヌート・オングストロームが赤外線スペクトルの研究結果を発表し CO2 の吸収帯が2箇所しかないことを示したことで、反論されることになった。1901年、アレニウスはこれに真っ向から反論する論文を発表。また、1903年の著書 Lehrbuch der kosmischen Physik でもこの件に簡単に触れている。また1906年には一般向けの本 Världarnas utveckling(英語版は Worlds in the Making (1908))を出版し、人類が排出する CO2 の量は再び氷期が訪れるのを阻止するのに十分なほどだとし、急激に人口が増加しつつある現代においては、温暖化した地球の方が食料供給に好都合だと記している。つまりアレニウスは世界で初めて、化石燃料の燃焼などによる二酸化炭素排出が地球温暖化を引き起こすと提唱したが、温暖化を好ましいものと捉えていた。しかし、1960年代ごろまでこの説は学界から信じがたい説として退けられ、氷期と間氷期の周期的繰り返しはミルティン・ミランコビッチの唱えた地球の軌道変化によるものとされていた(ミランコビッチ・サイクル)。今では一般に、地球の軌道変化が氷期の訪れる時期を決定しているものの、同時に CO2 が本質的ポジティブフィードバックとして働いていると解釈されている。
アレニウスは、CO2 が半減すると気温が4℃から5℃下がり、CO2 が倍増すると気温が5℃から6℃上がるとした[4]。1906年の本ではこの値を1.6℃(水蒸気によるフィードバックも含めると2.1℃)と小さくしている。IPCCによる2007年の試算では、その値(気候感度)を2℃から4.5℃としている。アレニウスは当時の CO2 排出量を元に増加率を試算したが、その後二酸化炭素の増加率はもっと加速している。アレニウスは CO2 が倍増するのに約3000年かかるとしたが、今では21世紀中に倍増するという見方が一般的である。
++++++++++++++++++++
次に「江守正多氏」の話題です。
「二酸化炭素の増加が温暖化をまねく証拠」 (!本稿に記載の内容は2010年12月時点での情報です)
ーーーー(問い)二酸化炭素が増えると地球が温暖化するというはっきりした証拠はあるのですか。
(回答) 私が答えます! 江守正多
地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長
(現 地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室長)
将来の温暖化とまったく同じ状況は過去になかったわけですから、裁判における証拠のような、完全に実証的な意味での証拠はありません。しかし、はっきりした「物理学的な根拠」ならあります。そして、その根拠をわかりやすく示すいくつかの証拠もあげることができます。
温室効果が地表をあたためることの「証拠」
まず、地球の地表付近の温度はどのように決まっているのでしょうか。一般に、物体は、その温度が高いほどたくさんのエネルギーを赤外線として放出します。そして、地表の温度は、地表がうけとるエネルギーとちょうど同じだけのエネルギーを放出するような温度に決まっています[注1]。なぜなら、もしも地表の温度がそれより高ければ、放出するエネルギーがうけとるエネルギーを上回るので、地表が冷えて、結局、エネルギーの出入りがつりあう温度におちつくはずだからです。地表の温度がそれより低かった場合も同様です。
さて、宇宙からみると、地球は太陽からエネルギーをうけとり、それとほぼ同じだけのエネルギーの赤外線を宇宙に放出しています(図1)。もしも地球の大気に「温室効果」がなかったら、地表は太陽からのエネルギーのみをうけとり、それとつりあうエネルギーを放出します(図1a)。このとき、地表付近の平均気温はおよそ−19℃になることが、基本的な物理法則から計算できます[注2]。しかし、現実の地球の大気には温室効果があることがわかっています。すなわち、地表から放出された赤外線の一部が大気によって吸収されるとともに、大気から地表にむけて赤外線が放出されます。つまり、地表は太陽からのエネルギーと大気からのエネルギーの両方をうけとります(図1b)。この効果によって、現実の地表付近の平均気温はおよそ14℃になっています。したがって、実際に地球の気温が−19℃ではなく14℃であることが、大気の温室効果が地球をあたためることの「証拠」であるといえるでしょう。)
figure (http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/4/4-1/qa_4-1-j.html)
図1(a) もしも温室効果がなかったら地表は太陽エネルギーのみをうけとる(矢印の線の太さがエネルギーの量を表す) (b) 実際は温室効果があるので地表は大気からのエネルギーもうけとる
二酸化炭素(CO2)が増えると温室効果が増えることの「証拠」
ところで、大気中における赤外線の吸収、放出の主役は、大気の主成分である窒素や酸素ではなく、水蒸気[注3]やCO2などの微量な気体の分子です。赤外線は「電磁波」の一種ですが、一般に、分子は、その種類に応じて特定の波長の電磁波を吸収、放出することが、物理学的によくわかっています。身近な例としては、電子レンジの中の食品があたたまるのは、赤外線と同様に電磁波の一種であるマイクロ波が電子レンジの中につくりだされ、これが食品中の水分子によって吸収されるためです。
ここで、つぎのような疑問がわくかもしれません。「仮に、地表から放出された赤外線のうち、CO2によって吸収される波長のものがすべて大気に一度吸収されてしまったら、それ以上CO2が増えても温室効果は増えないのではないだろうか?」これはもっともな疑問であり、きちんと答えておく必要があります。実は、現在の地球の状態からCO2が増えると、まだまだ赤外線の吸収が増えることがわかっています。しかし、そのくわしい説明は難しい物理の話になりますのでここでは省略し、もうひとつの重要な点を説明しておきましょう。仮に、地表から放出された赤外線のうち、CO2によって吸収される波長のものがすべて一度吸収されてしまおうが、CO2が増えれば、温室効果はいくらでも増えるのです。なぜなら、ひとたび赤外線が分子に吸収されても、分子からふたたび赤外線が放出されるからです[注4]。そして、CO2分子が多いほど、この吸収、放出がくりかえされる回数が増えると考えることができます。図2は、このことを模式的に表したものです。CO2分子による吸収・放出の回数が増えるたびに、上向きだけでなく下向きに赤外線が放出され、地表に到達する赤外線の量が増えるのがわかります。
figure (http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/4/4-1/qa_4-1-j.html)
図2(a) CO2分子は、赤外線を吸収するだけでなく放出する (b) 赤外線を吸収・放出するCO2分子の量が増えれば、地表に届く赤外線は増える
その極端な例が金星です。もしも金星の大気に温室効果がなかったら、金星の表面温度はおよそ−50℃になるはずですが[注5]、CO2を主成分とする分厚い大気の猛烈な温室効果によって、実際の金星の表面温度はおよそ460℃になっています。これは、地球もこれからCO2がどんどん増えれば、温室効果がいくらでも増えることができる「証拠」といえます。
「実際にどれだけ温暖化するか?」には不確かさがある
このように「CO2が増えると温暖化する」ことの根拠ははっきりしています。ただし、以上の説明は、CO2以外の要因が温暖化を、少なくとも部分的に、打ち消す可能性を否定するものではありません。たとえば、大きな火山が噴火すれば、火山ガスから生成するエアロゾル(大気中の微粒子)が日射を反射するため温暖化は一時的に抑制されますが、火山の噴火は予測不可能です。また、温暖化にともない雲が変化するなどの「フィードバック」[注6]が、現在の科学ではまだ完全には理解されていません。したがって、何らかのフィードバックにより温暖化が小さめにおさえられる可能性は否定できません。これらの要因があるため、「実際にどれだけ温暖化するか」の予測には不確かさがあることに注意しておきましょう。かといって、何らかのフィードバックにより温暖化が大きく加速される可能性も同様に否定できませんので、予測に不確かさがあることは、決して温暖化問題を過小評価してよいことを意味しません。
++++++++++++++++++++++++
次、水蒸気にも温暖化効果がある、寄与度はCO2よりも大きい、ことに関連して。
ーーーー(問い) 大気中の水蒸気が温室効果ガスとしては最大の寄与があると聞きました。
少しくらい二酸化炭素(CO2)が増えたところで、水蒸気の量に比べれば小さなもので、温暖化が進行するとは思えないのですが、
間違っていますか。
(回答) 私が答えます! 横畠徳太
地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室 NIESポスドクフェロー
(現 地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室 主任研究員)
水蒸気は温室効果ガスとしてたしかに最大の寄与を持ちますが、二酸化炭素(CO2)も重要な役割を果たしています。現在の大気の温室効果は約5割が水蒸気、2割がCO2によるものです。このため大気中のCO2濃度が増加することによって、温暖化が進行すると考えられます。実際にはこの気温上昇に伴い、自然のしくみによって大気中の水蒸気が増えることにより、さらに温暖化が進むことが予想されます。
二酸化炭素(CO2)の増加は温暖化を進行させる
現在の地球は大気中に水蒸気やCO2などの温室効果ガスが存在することによって温暖な環境が保たれています(ココが知りたい地球温暖化「二酸化炭素の増加が温暖化を招く証拠」参照)。大気中に温室効果ガスがない場合、地表気温はおよそマイナス19°Cになりますが、温室効果ガスの存在によって地表気温はおよそ14°Cになっています。つまり現在の大気にはおよそ33°Cの温室効果があるのです。
現在の大気中の水蒸気やCO2がもつ温室効果の強さを示したのが図1です。水蒸気は広い波長域で赤外線を吸収するため、温室効果としてもっとも大きな寄与(48%)をもちます。しかし水蒸気はすべての波長の赤外線を吸収するわけではなく、15µm付近の赤外線はCO2によってよく吸収されます。このため全温室効果に対するCO2による寄与は21%程度になります。
figure (https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/11/11-2/qa_11-2-j.html)
(図1、には、横軸は波長(周波数)、縦軸はエネルギーの流出量、の図である)
図1地表(青線)および大気上端(赤線)における赤外線スペクトル(単位波長・面積・時間あたりの上向きのエネルギー流出量)。青線が地表から逃げる熱エネルギー、赤線が大気上端から逃げる熱エネルギーを示す。また、青線と赤線の差が、大気による赤外線の吸収、すなわち温室効果の強度を表す。図中のH2O、CO2、O3は、それらの分子による赤外線吸収が起こる波長領域を示す。右枠の数字は、「水蒸気」「二酸化炭素」「オゾン」「その他」が、晴天時(雲がない場合)の温室効果に対する寄与、「雲」が、雲がある場合とない場合の温室効果の差を表す。すべてを足し合わせた値が、大気の温室効果となる
Kiehl and Trenberth (1997) Earth’s Annual Global Mean Energy Budget. Bulletin of the American Meteorological Society, 78, 197-208. (c)Copyright 2007 American Meteorological Society (AMS)
このようにCO2は大きな温室効果をもつため、その濃度が増加すると気温は上昇すると考えられます。大気中のCO2濃度は、人間活動の影響によって年々増加しています。仮に現在の大気状態のまま、大気中のCO2濃度だけが2倍になった場合の温室効果の寄与だけを考えると、地表気温は1.2°C程度上昇します(IPCC第4次評価報告書第8章)[注1]。
水蒸気量の増加が温暖化をさらに増幅
実際に大気中のCO2濃度が増えた場合の地表気温上昇は、さらに大きくなると考えられます。これは気温上昇とともに、自然界のしくみによって大気中の水蒸気量が増加するためです(図2)。
figure (https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/11/11-2/qa_11-2-j.html)
図2CO2の増加による温暖化と、それに伴う大気中の水蒸気量増加がもたらす効果
(左が陸地で、CO2を大気に排出する図、右には海があり水蒸気が放出されている図)
大気中に含まれうる水蒸気量は「飽和水蒸気量」と呼ばれ、気温によって決まっています。気温が高いほど飽和水蒸気量は大きくなります。飽和水蒸気量以上の水蒸気が大気中に存在すると基本的には凝結が起こりますので、それ以上の水蒸気は存在できません。飽和水蒸気量に対する大気中の水蒸気量の割合が、「相対湿度」です(温湿度計で表示される「湿度」と同じです)。現実の大気中では、あるところでは水蒸気が飽和し(雲が形成され)、あるところでは乾燥しており、平均的な相対湿度は5割程度になっています。地球上に含まれうる水蒸気量の大きさを巨大なプールに例えると、そのプールには5割程度の深さまで水(水蒸気)がたまっていることになります。ここで、プールそのものの深さは、気温、すなわち飽和水蒸気量で決まっています。
ではCO2の増加による気温上昇によって、大気中の水蒸気量はどのように変化するのでしょうか。気候モデルを用いた予測によると、気温上昇によっても相対湿度はあまり変わらない、という結果が得られています。つまり気温上昇によってプールのそのものの深さは増える(飽和水蒸気量が増える)のですが、不思議なことに、同時に、気温上昇前と同じく5割程度の深さまで水が供給されるため、プールにたまる水の量(水蒸気量)も増える、ということです。
このような水蒸気量の増加は、気温上昇によって海面からの水蒸気蒸発量が増えることで定性的には説明できます。しかし、「相対湿度がほぼ一定」となる理由は、必ずしも自明ではありません。しかしながら過去20年ほどの人工衛星による観測データによれば、気温上昇とともに水蒸気量の増加が観測され、気候モデルの予測する「相対湿度がほぼ一定」を支持する結果になっています(IPCC第5次評価報告書)。現段階ではデータ取得期間の短さやデータ品質の問題などもあるので、精度の高い観測が今後さらに増えていくと、より確かなことがわかってくるでしょう。
水蒸気量増加は自然のしくみによって決まる
以上のように、CO2濃度の増加によって気温上昇が起こると、大気中の水蒸気量が増加すると考えられます。気候モデルの予測によるとこの水蒸気量の増加によって、大気中のCO2濃度が倍増したときの気温上昇は全体で少なくとも2.4°C、つまり水蒸気量の増加を考えなかった場合の2倍程度になります(IPCC第4次評価報告書第8章)。このように何らかの原因によって(例:CO2濃度の増加)、大気や地表の状態が変わり(例:水蒸気量の増加)、その変化がさらなる気候変化をもたらす過程を一般に「気候フィードバック」と呼びます[注2]。種々の気候フィードバックを同時に考慮した場合、大気CO2濃度の倍増による気温上昇は1.5°Cから4.5°Cの範囲である可能性が高いとされています(IPCC第5次評価報告書)。つまり、気候フィードバックによって温暖化が何倍にも増幅されそうだということです。なお、CO2濃度を倍増させたときの気温の上昇を「気候感度」と呼んでいます。
大事なことは、大気状態を変化させる最初のきっかけである、CO2濃度増加は人間活動が原因である一方で、これによる気温上昇を増幅するしくみは自然の都合で決まってしまう、ということです。たとえば過去20年の水蒸気量の増加は、人間が排出した水蒸気量では説明できません。人間活動による水蒸気排出としては、灌漑や発電所での冷却による水利用などがありますが、これらの活動による大気中の水蒸気量増加は、観測された水蒸気量増加と比べると無視できる大きさだと、報告されています(IPCC第5次評価報告書)。このことは、過去の水蒸気量増加が自然のしくみによってもたらされたことを意味します[注3]。このような自然界の「温暖化増幅機能」をできるだけ働かせないためには、われわれがCO2排出を抑えるしか方法はないと言えます。
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まとめ、ここでは、
アレニウスは実験と理論で、CO2が温暖化ガスであると確認した。
次いで、最近の科学によれば、「エネルギー流出量と波長」の図に見る通り、
「地表からのエネルギー放出量」と「大気上端でのエネルギー放出量の差」と言う形で、赤外線が大気中に保存され、気温が上昇し、
地球大気の温暖化が行われる、と言うことです。
又、大気中の水蒸気も寄与度が大きのですが、CO2に寄る気温分に見合った水蒸気量(飽和水蒸気量)になるので、
この効果を「温暖化増幅機能」と呼んでいるわけです。
さて、
私共はどうすればいいのか、
産業革命以前の社会生活は「GHG排出が実質ゼロ」に近いものだったでのしょう。
現在は世界中の地表の伐採と耕地化などがあり、海洋の生態系が劣化(漁業資源の乱獲等)してしまい、
自然界でのCO2の吸収力は低下しているでしょう。
GHGの排出をゼロ近くに抑え、自然界のCO2吸収力を大きくしなければならないのです。
現在は既に「グリーンランド」の話題など多くの現象が地球温暖化が進んでいることを示しているので、IPCCの提案どうりに
進めなければならないのです。
*「注意しなければならないポイント」は、2050年になったらそうしますでは遅いのです。
今から2050年以降の社会を実現するためのハード・ソフトを開発し、実際に作り上げるためのCO2の発生を最小限にしなければ
ならないのです。
今まで通りの生活をやめて、準備作業を始目なければならないのです。
相変わらず、金儲け資本主義にドップリ浸かっていてはだめです。
新型コロナウイルス禍で世界が「不要不急」を避けて、GDPが落ち始めています。
金儲けをやめて、皆で次の世界のために行動を始めるのです。
では、草々
2020-8-24
森下克介
温室効果の基礎、「GHGは何故、地球温暖化を招くか」を考える時、
まず「アレニウス」、環境研究所「江守正多氏」等を上げる必要があります。
その関連資料をコピペします。
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「アレニウス」の話題です、ウイキぺデイアを取り上げました。
温室効果[編集]
アレニウスは氷期がなぜ存在したのかを研究し、1896年に科学者として初めて大気中の二酸化炭素の量の変化が温室効果によって地表の温度に影響を与えるという考え方を示した[3]。これには先人であるジョゼフ・フーリエらの影響がある。また、大気中の二酸化炭素や水蒸気が赤外線をどの程度吸収するかを計算するため、ピッツバーグのアレゲニー天文台でフランク・ワシントン・ヴェリーとサミュエル・ラングレーが行った赤外線による月の観測データを使った。シュテファン=ボルツマンの法則を使って、独自の温室効果の法則を定式化した。本来の形式は次の通りである。
二酸化炭素の量が等差数列的に増大すると、温度はほぼ算術級数的に増大する。
これを単純な式で表現したものは今でも使われている。
Δ F = α l n ( C / C 0 ) {\displaystyle \Delta F=\alpha \ ln(C/C_{0})} {\displaystyle \Delta F=\alpha \ ln(C/C_{0})}
しかし、アレニウスによる CO2 の赤外線吸収率は過大であり、1900年にクヌート・オングストロームが赤外線スペクトルの研究結果を発表し CO2 の吸収帯が2箇所しかないことを示したことで、反論されることになった。1901年、アレニウスはこれに真っ向から反論する論文を発表。また、1903年の著書 Lehrbuch der kosmischen Physik でもこの件に簡単に触れている。また1906年には一般向けの本 Världarnas utveckling(英語版は Worlds in the Making (1908))を出版し、人類が排出する CO2 の量は再び氷期が訪れるのを阻止するのに十分なほどだとし、急激に人口が増加しつつある現代においては、温暖化した地球の方が食料供給に好都合だと記している。つまりアレニウスは世界で初めて、化石燃料の燃焼などによる二酸化炭素排出が地球温暖化を引き起こすと提唱したが、温暖化を好ましいものと捉えていた。しかし、1960年代ごろまでこの説は学界から信じがたい説として退けられ、氷期と間氷期の周期的繰り返しはミルティン・ミランコビッチの唱えた地球の軌道変化によるものとされていた(ミランコビッチ・サイクル)。今では一般に、地球の軌道変化が氷期の訪れる時期を決定しているものの、同時に CO2 が本質的ポジティブフィードバックとして働いていると解釈されている。
アレニウスは、CO2 が半減すると気温が4℃から5℃下がり、CO2 が倍増すると気温が5℃から6℃上がるとした[4]。1906年の本ではこの値を1.6℃(水蒸気によるフィードバックも含めると2.1℃)と小さくしている。IPCCによる2007年の試算では、その値(気候感度)を2℃から4.5℃としている。アレニウスは当時の CO2 排出量を元に増加率を試算したが、その後二酸化炭素の増加率はもっと加速している。アレニウスは CO2 が倍増するのに約3000年かかるとしたが、今では21世紀中に倍増するという見方が一般的である。
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次に「江守正多氏」の話題です。
「二酸化炭素の増加が温暖化をまねく証拠」 (!本稿に記載の内容は2010年12月時点での情報です)
ーーーー(問い)二酸化炭素が増えると地球が温暖化するというはっきりした証拠はあるのですか。
(回答) 私が答えます! 江守正多
地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長
(現 地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室長)
将来の温暖化とまったく同じ状況は過去になかったわけですから、裁判における証拠のような、完全に実証的な意味での証拠はありません。しかし、はっきりした「物理学的な根拠」ならあります。そして、その根拠をわかりやすく示すいくつかの証拠もあげることができます。
温室効果が地表をあたためることの「証拠」
まず、地球の地表付近の温度はどのように決まっているのでしょうか。一般に、物体は、その温度が高いほどたくさんのエネルギーを赤外線として放出します。そして、地表の温度は、地表がうけとるエネルギーとちょうど同じだけのエネルギーを放出するような温度に決まっています[注1]。なぜなら、もしも地表の温度がそれより高ければ、放出するエネルギーがうけとるエネルギーを上回るので、地表が冷えて、結局、エネルギーの出入りがつりあう温度におちつくはずだからです。地表の温度がそれより低かった場合も同様です。
さて、宇宙からみると、地球は太陽からエネルギーをうけとり、それとほぼ同じだけのエネルギーの赤外線を宇宙に放出しています(図1)。もしも地球の大気に「温室効果」がなかったら、地表は太陽からのエネルギーのみをうけとり、それとつりあうエネルギーを放出します(図1a)。このとき、地表付近の平均気温はおよそ−19℃になることが、基本的な物理法則から計算できます[注2]。しかし、現実の地球の大気には温室効果があることがわかっています。すなわち、地表から放出された赤外線の一部が大気によって吸収されるとともに、大気から地表にむけて赤外線が放出されます。つまり、地表は太陽からのエネルギーと大気からのエネルギーの両方をうけとります(図1b)。この効果によって、現実の地表付近の平均気温はおよそ14℃になっています。したがって、実際に地球の気温が−19℃ではなく14℃であることが、大気の温室効果が地球をあたためることの「証拠」であるといえるでしょう。)
figure (http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/4/4-1/qa_4-1-j.html)
図1(a) もしも温室効果がなかったら地表は太陽エネルギーのみをうけとる(矢印の線の太さがエネルギーの量を表す) (b) 実際は温室効果があるので地表は大気からのエネルギーもうけとる
二酸化炭素(CO2)が増えると温室効果が増えることの「証拠」
ところで、大気中における赤外線の吸収、放出の主役は、大気の主成分である窒素や酸素ではなく、水蒸気[注3]やCO2などの微量な気体の分子です。赤外線は「電磁波」の一種ですが、一般に、分子は、その種類に応じて特定の波長の電磁波を吸収、放出することが、物理学的によくわかっています。身近な例としては、電子レンジの中の食品があたたまるのは、赤外線と同様に電磁波の一種であるマイクロ波が電子レンジの中につくりだされ、これが食品中の水分子によって吸収されるためです。
ここで、つぎのような疑問がわくかもしれません。「仮に、地表から放出された赤外線のうち、CO2によって吸収される波長のものがすべて大気に一度吸収されてしまったら、それ以上CO2が増えても温室効果は増えないのではないだろうか?」これはもっともな疑問であり、きちんと答えておく必要があります。実は、現在の地球の状態からCO2が増えると、まだまだ赤外線の吸収が増えることがわかっています。しかし、そのくわしい説明は難しい物理の話になりますのでここでは省略し、もうひとつの重要な点を説明しておきましょう。仮に、地表から放出された赤外線のうち、CO2によって吸収される波長のものがすべて一度吸収されてしまおうが、CO2が増えれば、温室効果はいくらでも増えるのです。なぜなら、ひとたび赤外線が分子に吸収されても、分子からふたたび赤外線が放出されるからです[注4]。そして、CO2分子が多いほど、この吸収、放出がくりかえされる回数が増えると考えることができます。図2は、このことを模式的に表したものです。CO2分子による吸収・放出の回数が増えるたびに、上向きだけでなく下向きに赤外線が放出され、地表に到達する赤外線の量が増えるのがわかります。
figure (http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/4/4-1/qa_4-1-j.html)
図2(a) CO2分子は、赤外線を吸収するだけでなく放出する (b) 赤外線を吸収・放出するCO2分子の量が増えれば、地表に届く赤外線は増える
その極端な例が金星です。もしも金星の大気に温室効果がなかったら、金星の表面温度はおよそ−50℃になるはずですが[注5]、CO2を主成分とする分厚い大気の猛烈な温室効果によって、実際の金星の表面温度はおよそ460℃になっています。これは、地球もこれからCO2がどんどん増えれば、温室効果がいくらでも増えることができる「証拠」といえます。
「実際にどれだけ温暖化するか?」には不確かさがある
このように「CO2が増えると温暖化する」ことの根拠ははっきりしています。ただし、以上の説明は、CO2以外の要因が温暖化を、少なくとも部分的に、打ち消す可能性を否定するものではありません。たとえば、大きな火山が噴火すれば、火山ガスから生成するエアロゾル(大気中の微粒子)が日射を反射するため温暖化は一時的に抑制されますが、火山の噴火は予測不可能です。また、温暖化にともない雲が変化するなどの「フィードバック」[注6]が、現在の科学ではまだ完全には理解されていません。したがって、何らかのフィードバックにより温暖化が小さめにおさえられる可能性は否定できません。これらの要因があるため、「実際にどれだけ温暖化するか」の予測には不確かさがあることに注意しておきましょう。かといって、何らかのフィードバックにより温暖化が大きく加速される可能性も同様に否定できませんので、予測に不確かさがあることは、決して温暖化問題を過小評価してよいことを意味しません。
++++++++++++++++++++++++
次、水蒸気にも温暖化効果がある、寄与度はCO2よりも大きい、ことに関連して。
ーーーー(問い) 大気中の水蒸気が温室効果ガスとしては最大の寄与があると聞きました。
少しくらい二酸化炭素(CO2)が増えたところで、水蒸気の量に比べれば小さなもので、温暖化が進行するとは思えないのですが、
間違っていますか。
(回答) 私が答えます! 横畠徳太
地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室 NIESポスドクフェロー
(現 地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室 主任研究員)
水蒸気は温室効果ガスとしてたしかに最大の寄与を持ちますが、二酸化炭素(CO2)も重要な役割を果たしています。現在の大気の温室効果は約5割が水蒸気、2割がCO2によるものです。このため大気中のCO2濃度が増加することによって、温暖化が進行すると考えられます。実際にはこの気温上昇に伴い、自然のしくみによって大気中の水蒸気が増えることにより、さらに温暖化が進むことが予想されます。
二酸化炭素(CO2)の増加は温暖化を進行させる
現在の地球は大気中に水蒸気やCO2などの温室効果ガスが存在することによって温暖な環境が保たれています(ココが知りたい地球温暖化「二酸化炭素の増加が温暖化を招く証拠」参照)。大気中に温室効果ガスがない場合、地表気温はおよそマイナス19°Cになりますが、温室効果ガスの存在によって地表気温はおよそ14°Cになっています。つまり現在の大気にはおよそ33°Cの温室効果があるのです。
現在の大気中の水蒸気やCO2がもつ温室効果の強さを示したのが図1です。水蒸気は広い波長域で赤外線を吸収するため、温室効果としてもっとも大きな寄与(48%)をもちます。しかし水蒸気はすべての波長の赤外線を吸収するわけではなく、15µm付近の赤外線はCO2によってよく吸収されます。このため全温室効果に対するCO2による寄与は21%程度になります。
figure (https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/11/11-2/qa_11-2-j.html)
(図1、には、横軸は波長(周波数)、縦軸はエネルギーの流出量、の図である)
図1地表(青線)および大気上端(赤線)における赤外線スペクトル(単位波長・面積・時間あたりの上向きのエネルギー流出量)。青線が地表から逃げる熱エネルギー、赤線が大気上端から逃げる熱エネルギーを示す。また、青線と赤線の差が、大気による赤外線の吸収、すなわち温室効果の強度を表す。図中のH2O、CO2、O3は、それらの分子による赤外線吸収が起こる波長領域を示す。右枠の数字は、「水蒸気」「二酸化炭素」「オゾン」「その他」が、晴天時(雲がない場合)の温室効果に対する寄与、「雲」が、雲がある場合とない場合の温室効果の差を表す。すべてを足し合わせた値が、大気の温室効果となる
Kiehl and Trenberth (1997) Earth’s Annual Global Mean Energy Budget. Bulletin of the American Meteorological Society, 78, 197-208. (c)Copyright 2007 American Meteorological Society (AMS)
このようにCO2は大きな温室効果をもつため、その濃度が増加すると気温は上昇すると考えられます。大気中のCO2濃度は、人間活動の影響によって年々増加しています。仮に現在の大気状態のまま、大気中のCO2濃度だけが2倍になった場合の温室効果の寄与だけを考えると、地表気温は1.2°C程度上昇します(IPCC第4次評価報告書第8章)[注1]。
水蒸気量の増加が温暖化をさらに増幅
実際に大気中のCO2濃度が増えた場合の地表気温上昇は、さらに大きくなると考えられます。これは気温上昇とともに、自然界のしくみによって大気中の水蒸気量が増加するためです(図2)。
figure (https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/11/11-2/qa_11-2-j.html)
図2CO2の増加による温暖化と、それに伴う大気中の水蒸気量増加がもたらす効果
(左が陸地で、CO2を大気に排出する図、右には海があり水蒸気が放出されている図)
大気中に含まれうる水蒸気量は「飽和水蒸気量」と呼ばれ、気温によって決まっています。気温が高いほど飽和水蒸気量は大きくなります。飽和水蒸気量以上の水蒸気が大気中に存在すると基本的には凝結が起こりますので、それ以上の水蒸気は存在できません。飽和水蒸気量に対する大気中の水蒸気量の割合が、「相対湿度」です(温湿度計で表示される「湿度」と同じです)。現実の大気中では、あるところでは水蒸気が飽和し(雲が形成され)、あるところでは乾燥しており、平均的な相対湿度は5割程度になっています。地球上に含まれうる水蒸気量の大きさを巨大なプールに例えると、そのプールには5割程度の深さまで水(水蒸気)がたまっていることになります。ここで、プールそのものの深さは、気温、すなわち飽和水蒸気量で決まっています。
ではCO2の増加による気温上昇によって、大気中の水蒸気量はどのように変化するのでしょうか。気候モデルを用いた予測によると、気温上昇によっても相対湿度はあまり変わらない、という結果が得られています。つまり気温上昇によってプールのそのものの深さは増える(飽和水蒸気量が増える)のですが、不思議なことに、同時に、気温上昇前と同じく5割程度の深さまで水が供給されるため、プールにたまる水の量(水蒸気量)も増える、ということです。
このような水蒸気量の増加は、気温上昇によって海面からの水蒸気蒸発量が増えることで定性的には説明できます。しかし、「相対湿度がほぼ一定」となる理由は、必ずしも自明ではありません。しかしながら過去20年ほどの人工衛星による観測データによれば、気温上昇とともに水蒸気量の増加が観測され、気候モデルの予測する「相対湿度がほぼ一定」を支持する結果になっています(IPCC第5次評価報告書)。現段階ではデータ取得期間の短さやデータ品質の問題などもあるので、精度の高い観測が今後さらに増えていくと、より確かなことがわかってくるでしょう。
水蒸気量増加は自然のしくみによって決まる
以上のように、CO2濃度の増加によって気温上昇が起こると、大気中の水蒸気量が増加すると考えられます。気候モデルの予測によるとこの水蒸気量の増加によって、大気中のCO2濃度が倍増したときの気温上昇は全体で少なくとも2.4°C、つまり水蒸気量の増加を考えなかった場合の2倍程度になります(IPCC第4次評価報告書第8章)。このように何らかの原因によって(例:CO2濃度の増加)、大気や地表の状態が変わり(例:水蒸気量の増加)、その変化がさらなる気候変化をもたらす過程を一般に「気候フィードバック」と呼びます[注2]。種々の気候フィードバックを同時に考慮した場合、大気CO2濃度の倍増による気温上昇は1.5°Cから4.5°Cの範囲である可能性が高いとされています(IPCC第5次評価報告書)。つまり、気候フィードバックによって温暖化が何倍にも増幅されそうだということです。なお、CO2濃度を倍増させたときの気温の上昇を「気候感度」と呼んでいます。
大事なことは、大気状態を変化させる最初のきっかけである、CO2濃度増加は人間活動が原因である一方で、これによる気温上昇を増幅するしくみは自然の都合で決まってしまう、ということです。たとえば過去20年の水蒸気量の増加は、人間が排出した水蒸気量では説明できません。人間活動による水蒸気排出としては、灌漑や発電所での冷却による水利用などがありますが、これらの活動による大気中の水蒸気量増加は、観測された水蒸気量増加と比べると無視できる大きさだと、報告されています(IPCC第5次評価報告書)。このことは、過去の水蒸気量増加が自然のしくみによってもたらされたことを意味します[注3]。このような自然界の「温暖化増幅機能」をできるだけ働かせないためには、われわれがCO2排出を抑えるしか方法はないと言えます。
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まとめ、ここでは、
アレニウスは実験と理論で、CO2が温暖化ガスであると確認した。
次いで、最近の科学によれば、「エネルギー流出量と波長」の図に見る通り、
「地表からのエネルギー放出量」と「大気上端でのエネルギー放出量の差」と言う形で、赤外線が大気中に保存され、気温が上昇し、
地球大気の温暖化が行われる、と言うことです。
又、大気中の水蒸気も寄与度が大きのですが、CO2に寄る気温分に見合った水蒸気量(飽和水蒸気量)になるので、
この効果を「温暖化増幅機能」と呼んでいるわけです。
さて、
私共はどうすればいいのか、
産業革命以前の社会生活は「GHG排出が実質ゼロ」に近いものだったでのしょう。
現在は世界中の地表の伐採と耕地化などがあり、海洋の生態系が劣化(漁業資源の乱獲等)してしまい、
自然界でのCO2の吸収力は低下しているでしょう。
GHGの排出をゼロ近くに抑え、自然界のCO2吸収力を大きくしなければならないのです。
現在は既に「グリーンランド」の話題など多くの現象が地球温暖化が進んでいることを示しているので、IPCCの提案どうりに
進めなければならないのです。
*「注意しなければならないポイント」は、2050年になったらそうしますでは遅いのです。
今から2050年以降の社会を実現するためのハード・ソフトを開発し、実際に作り上げるためのCO2の発生を最小限にしなければ
ならないのです。
今まで通りの生活をやめて、準備作業を始目なければならないのです。
相変わらず、金儲け資本主義にドップリ浸かっていてはだめです。
新型コロナウイルス禍で世界が「不要不急」を避けて、GDPが落ち始めています。
金儲けをやめて、皆で次の世界のために行動を始めるのです。
では、草々
2020-8-24
森下克介
Posted by もりかつ at
10:18
│Comments(0)
2020年08月23日
「グリーンランドの儲け話」とは
前略
温暖化に関して、話題のグリーンランドです。
少々皮肉っぽい話題です。ブラックユーモアとでも言そうです。
著者は「地球温暖化の問題はすでに待った無しの「非常事態」となっている。」と結んでいます。
でも読んでいても何故か緊張しません。
著者自身がそうなんでしょうが、本当は大変なことが書かれているわけです。
やっぱりこのような報道をしても誰も動かないのでしょう。
+++++++++++++++++++++++++
https://forbesjapan.com/articles/detail/36570/1/1/1
「氷河が溶け続けるグリーンランド 地球温暖化で「砂ビジネス」に恩恵も?」2020-8-22、渡邉雄介
地球温暖化によってグリーンランド氷床の融解は加速している
グリーンランドの氷塊は「炭鉱のカナリア(Canary in a coal mine)であり、そのカナリアはすでに瀕死の状態」だ──。
かつて炭鉱労働者が山へと入る際に、毒ガスの影響を受けやすいカナリアの性質を利用して、先頭を歩く坑夫に鳥かごをもたせた。このことから、「炭鉱のカナリア」とは、人間に迫る危険の前兆を意味している。
冒頭のように述べるのは、オハイオ州立大学の氷河学者イアン・ホワットだ。8月13日に彼を含む国際研究グループが、科学誌「Nature Communications Earth & Environment」で発表した論文によれば、グリーンランドを覆う氷床の溶解はすでに戻れぬところまできてしまっているという。これはグリーンランド周辺の海に流出している200以上の大きな氷河から得られた約40年分の月ごとの衛星データを分析した結果だ。夏の溶解によって失われつつある氷河を取り戻すためには、現在の年間降雪量ではもはや十分ではないという。
2019年にはデンマーク気象研究所のシュテフェン・オルセンらのチームが撮影した、溶け出した水で覆われたグリーンランドの海氷の上を移動する犬ぞりの姿が世界に衝撃を与えた。BBCの報道によれば、この映像が撮影された2019年6月13日に1日に失われた氷は20億トンに相当すると推定されている。
もし地球温暖化が止まっても氷床の縮小は続く?
近年、地球温暖化の影響によってグリーンランドなど北極圏の氷床の融解が進んでいることがさまざまな研究でわかっている。先述したイアン・ホワットらの研究によると、1980年代から90年代にかけては、海に溶けだすなどして失われる毎年の氷の量と降雪量はほぼ均衡を保っていたが、21世紀に入ると氷の消失が加速。毎年約5,000億トンが失われていることがわかった。このあいだ降雪量は増加していない。
オハイオ州立大学のローラ・アーレンシールドはイアン・ホワットらの研究に言及した「Warming Greenland ice sheet passes point of no return」のなかで、グリーンランドの氷河は、不可逆的な転換点を意味する「ティッピングポイント(tipping point)」をすでに通過してしまったという声明を出している。
指摘されているのは、氷河の縮小によってその大部分が深い海の中に潜ってしまうと、水と接触している部分が多くなるため、暖かい海水によってさらに融解が進んでしまうという問題だ。一度「ティッピングポイント」を超えてしまうと、これから人類がどれだけ努力したとしても、元の安定した環境を取り戻すことは難しい。ローラ・アーレンシールドは次のように書いている。
「たとえ人間が奇跡的に気候変動を止めることができたとしても、氷河から海に氷を排出することで失われる氷の量は、積雪から得られる氷の量を上回る可能性が高く、氷床はしばらく縮小し続けることになります」
もし人類が今すぐに地球温暖化を止めることができても、グリーンランドの氷床の縮小はしばらく止まらず、元の状態に戻らないという主張だ。
これに対しては慎重論もある。デンマーク気象研究所のルース・モットラムは、AFP通信に「温室効果ガス濃度がどの程度上昇するかは分からない」として、今回発表された結果は「気温(と温室効果ガスの排出量)を現在のレベルで安定させたとしても、氷床は溶け続けるだろうという話だが、それは氷床の大きさが気候とのバランスを取り戻すまでのあいだだけである」と指摘している。急速に溶け出しているのは海に接している氷床であるため、氷と水との接触がなくなれば、大量の氷の流出はとまる可能性がある。
現段階ではすべての研究者が「ティッピングポイント」に達したと同意しているわけではない。しかし、グリーンランドの氷床融解が地球規模の重大な問題を抱えていることに関しては研究者のあいだで意見が一致している。
グリーンランドの氷床は不可逆的な転換点を超えてしまったのか?
グリーンランドの氷が溶けたら世界の「砂不足」に恩恵も?
イギリスのリンカーン大学の最新の発表「New Research Reveals Effect of Global Warming on Greenland Ice Melt and Consequences for 21st Century Sea Level Rise」によれば、今後も地球温暖化の傾向が続く場合、グリーンランドの氷床の融解だけで、21世紀末までの世界の海面上昇に与える影響は10~12.5センチになると予測されている。これは、約30年分の科学的データを新たに分析した結果だ。
また地球温暖化によって氷河の融解が加速しているのはグリーンランドだけではない。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2019年、南極の氷などを含む世界の氷河が融解することで21世紀末までに海面は最大で1.1メートル上昇するとの予測を発表している。
仮に1メートル規模の海面上昇が起こると、高潮や洪水によって世界の10億人が危機にさらされ、2億8000万人以上が家を失うといわれている。またそのなかでも南太平洋のツバル、キリバス、インド洋のモルディブといった国々にとっては、国そのものの存亡に影響する。グリーンランドの氷床の問題は地球規模でみれば一刻の猶予も許されない状態だといって良いであろう。
一方で、グリーンランドの人々にとっては不幸中の幸いと言うべきか、一部には地球温暖化の産物としては異例の「恩恵」を受ける可能性も指摘されている。グリーンランドの氷床が融けて大量の土砂が海中に流出することで、建設業界で用いられる砂や砂利を採掘し、輸出することができるようになるかもしれないのだ。この「砂ビジネス」が実現すれば、グリーンランドの経済活性化につながり、懸念される世界的な砂不足にも貢献できる。
グリーンランドの「砂ビジネス」の実現可能性や、砂を大量に採取することによる環境への影響などを研究しているメッテ・ベンディクセンは、科学誌『Nature』に掲載されている「Time is running out for sand」のなかで次のように述べる。
「砂と砂利は、化石燃料を超えて最も多く採掘されている原料であり、都市化と世界的な人口増加によって、中国、インド、アフリカを中心に需要が爆発的に増加している。世界では毎年約320億トンから500億トンが、主にコンクリート、ガラス、電子機器の製造に使用されているが、これは自然再生のペースを超えており、今世紀半ばには需要が供給を上回る可能性がある」
ニューヨーク・タイムズの記事「Melting Greenland Is Awash in Sand」では「世界中に砂を輸送するためのコストがかかることを考えると、その実現可能性は砂の価格が上昇するかどうかにかかっている」と指摘されているが、もしこれが実現した場合、グリーンランドにとっては非常に大きなビジネスとなる。
グリーンランドの人々にとって氷床の融解は政治経済的な問題だ
18世紀からデンマークによる植民地支配を受けてきたグリーンランドであるが、島民の独立への思いは強い。その中でネックになってきた問題の一つは、独立すればデンマークからの補助金がなくなってしまうという問題であった。氷床の融解の問題は、グリーンランドに住む人々にとっては政治経済的な問題でもあるのだ。
ニューヨーク・タイムズの同記事の中でメッテ・ベンディクセンが語った計算によると、グリーンランドにおける最大の都市ヌークから南に約50マイルのところにあるフィヨルドに毎年流れ込む土砂の15%を採取した場合、その量は3300万トンであり、これは米国で最も人口の多いカリフォルニア州サンディエゴ郡の年間需要の2倍に相当するという。しかもこのフィヨルドは、グリーンランドに数ある砂の採掘が可能な場所の一つに過ぎない。
メッテ・ベンディクセンも指摘しているように、この新たな輸出産業がもたらすかもしれない環境への影響は当然のことながら十分に考慮されねばならない。しかし、研究が進めば将来的に、グリーンランドの氷床融解による海面上昇でリスクにさらされる砂浜や海岸線の補強に砂や砂利が使用される可能性も指摘されている。
地球温暖化の問題はすでに待った無しの「非常事態」となっている。これに対処していくためには、自然や科学が人間に教える厳しい現実を直視しながらも、常に新たなる可能性の糸口を探していかねばならないだろう。
+++++++++++++++++++++
追加です、
日本が太平洋戦争を始めた時のこと。
開戦しない方が良かった。
やはり「3国協定」を解消してしまって、欧米の大国の仲間(既に海軍軍縮条約で、軍艦の制限は、米英仏日の関係だけ。である事実関係からも)として欧米と一緒になって、中国などアジアの利権を分割する仲間になれたはずです。
その後に、大東亜共栄圏を動かしてもよかったはずです。
終戦時には、既にナチスドイツが如何に徹底的にたたかれたかを知っていれば、その後の戦闘が無意味・酷いものかを解って打つ手が決まっていたはずでしょう。何故でしょう。
若手将校を騙って、最後までありもしない利権を守ろうとした、軍産複合体、メディア関連などの「知恵の無さ」が
日本人だったのかもしれないと思います。
日本人だけがこんな視野狭窄症なのかと感じていたところです。
しかし、現在の世界は、中国の「帝国主義時代並みの独裁・全体主義国家」をはじめ、「古代の宗教国家(原理主義を否定できない本質がある)」などは、まさに一本の開戦時と敗戦時の思考過程と同じに見えます。
もう止めてください。
今思うのは、「温暖化ガス(GHG)」自体の理解が出来ていないのではないでしょうか?
「数百PPMが何なんだ」とみんな思っているのを、
科学的にキチンと公開の場で大々的に議論をしないと判らないのではないでしょうか?
勿論、学校教育の場だけでなく、政治の場、行政の場でもやらなければならいでしょう。
「デンジロウさん」のような人も一緒になって始めて欲しいものです。
では。草々
2020-8-23
森下克介
温暖化に関して、話題のグリーンランドです。
少々皮肉っぽい話題です。ブラックユーモアとでも言そうです。
著者は「地球温暖化の問題はすでに待った無しの「非常事態」となっている。」と結んでいます。
でも読んでいても何故か緊張しません。
著者自身がそうなんでしょうが、本当は大変なことが書かれているわけです。
やっぱりこのような報道をしても誰も動かないのでしょう。
+++++++++++++++++++++++++
https://forbesjapan.com/articles/detail/36570/1/1/1
「氷河が溶け続けるグリーンランド 地球温暖化で「砂ビジネス」に恩恵も?」2020-8-22、渡邉雄介
地球温暖化によってグリーンランド氷床の融解は加速している
グリーンランドの氷塊は「炭鉱のカナリア(Canary in a coal mine)であり、そのカナリアはすでに瀕死の状態」だ──。
かつて炭鉱労働者が山へと入る際に、毒ガスの影響を受けやすいカナリアの性質を利用して、先頭を歩く坑夫に鳥かごをもたせた。このことから、「炭鉱のカナリア」とは、人間に迫る危険の前兆を意味している。
冒頭のように述べるのは、オハイオ州立大学の氷河学者イアン・ホワットだ。8月13日に彼を含む国際研究グループが、科学誌「Nature Communications Earth & Environment」で発表した論文によれば、グリーンランドを覆う氷床の溶解はすでに戻れぬところまできてしまっているという。これはグリーンランド周辺の海に流出している200以上の大きな氷河から得られた約40年分の月ごとの衛星データを分析した結果だ。夏の溶解によって失われつつある氷河を取り戻すためには、現在の年間降雪量ではもはや十分ではないという。
2019年にはデンマーク気象研究所のシュテフェン・オルセンらのチームが撮影した、溶け出した水で覆われたグリーンランドの海氷の上を移動する犬ぞりの姿が世界に衝撃を与えた。BBCの報道によれば、この映像が撮影された2019年6月13日に1日に失われた氷は20億トンに相当すると推定されている。
もし地球温暖化が止まっても氷床の縮小は続く?
近年、地球温暖化の影響によってグリーンランドなど北極圏の氷床の融解が進んでいることがさまざまな研究でわかっている。先述したイアン・ホワットらの研究によると、1980年代から90年代にかけては、海に溶けだすなどして失われる毎年の氷の量と降雪量はほぼ均衡を保っていたが、21世紀に入ると氷の消失が加速。毎年約5,000億トンが失われていることがわかった。このあいだ降雪量は増加していない。
オハイオ州立大学のローラ・アーレンシールドはイアン・ホワットらの研究に言及した「Warming Greenland ice sheet passes point of no return」のなかで、グリーンランドの氷河は、不可逆的な転換点を意味する「ティッピングポイント(tipping point)」をすでに通過してしまったという声明を出している。
指摘されているのは、氷河の縮小によってその大部分が深い海の中に潜ってしまうと、水と接触している部分が多くなるため、暖かい海水によってさらに融解が進んでしまうという問題だ。一度「ティッピングポイント」を超えてしまうと、これから人類がどれだけ努力したとしても、元の安定した環境を取り戻すことは難しい。ローラ・アーレンシールドは次のように書いている。
「たとえ人間が奇跡的に気候変動を止めることができたとしても、氷河から海に氷を排出することで失われる氷の量は、積雪から得られる氷の量を上回る可能性が高く、氷床はしばらく縮小し続けることになります」
もし人類が今すぐに地球温暖化を止めることができても、グリーンランドの氷床の縮小はしばらく止まらず、元の状態に戻らないという主張だ。
これに対しては慎重論もある。デンマーク気象研究所のルース・モットラムは、AFP通信に「温室効果ガス濃度がどの程度上昇するかは分からない」として、今回発表された結果は「気温(と温室効果ガスの排出量)を現在のレベルで安定させたとしても、氷床は溶け続けるだろうという話だが、それは氷床の大きさが気候とのバランスを取り戻すまでのあいだだけである」と指摘している。急速に溶け出しているのは海に接している氷床であるため、氷と水との接触がなくなれば、大量の氷の流出はとまる可能性がある。
現段階ではすべての研究者が「ティッピングポイント」に達したと同意しているわけではない。しかし、グリーンランドの氷床融解が地球規模の重大な問題を抱えていることに関しては研究者のあいだで意見が一致している。
グリーンランドの氷床は不可逆的な転換点を超えてしまったのか?
グリーンランドの氷が溶けたら世界の「砂不足」に恩恵も?
イギリスのリンカーン大学の最新の発表「New Research Reveals Effect of Global Warming on Greenland Ice Melt and Consequences for 21st Century Sea Level Rise」によれば、今後も地球温暖化の傾向が続く場合、グリーンランドの氷床の融解だけで、21世紀末までの世界の海面上昇に与える影響は10~12.5センチになると予測されている。これは、約30年分の科学的データを新たに分析した結果だ。
また地球温暖化によって氷河の融解が加速しているのはグリーンランドだけではない。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2019年、南極の氷などを含む世界の氷河が融解することで21世紀末までに海面は最大で1.1メートル上昇するとの予測を発表している。
仮に1メートル規模の海面上昇が起こると、高潮や洪水によって世界の10億人が危機にさらされ、2億8000万人以上が家を失うといわれている。またそのなかでも南太平洋のツバル、キリバス、インド洋のモルディブといった国々にとっては、国そのものの存亡に影響する。グリーンランドの氷床の問題は地球規模でみれば一刻の猶予も許されない状態だといって良いであろう。
一方で、グリーンランドの人々にとっては不幸中の幸いと言うべきか、一部には地球温暖化の産物としては異例の「恩恵」を受ける可能性も指摘されている。グリーンランドの氷床が融けて大量の土砂が海中に流出することで、建設業界で用いられる砂や砂利を採掘し、輸出することができるようになるかもしれないのだ。この「砂ビジネス」が実現すれば、グリーンランドの経済活性化につながり、懸念される世界的な砂不足にも貢献できる。
グリーンランドの「砂ビジネス」の実現可能性や、砂を大量に採取することによる環境への影響などを研究しているメッテ・ベンディクセンは、科学誌『Nature』に掲載されている「Time is running out for sand」のなかで次のように述べる。
「砂と砂利は、化石燃料を超えて最も多く採掘されている原料であり、都市化と世界的な人口増加によって、中国、インド、アフリカを中心に需要が爆発的に増加している。世界では毎年約320億トンから500億トンが、主にコンクリート、ガラス、電子機器の製造に使用されているが、これは自然再生のペースを超えており、今世紀半ばには需要が供給を上回る可能性がある」
ニューヨーク・タイムズの記事「Melting Greenland Is Awash in Sand」では「世界中に砂を輸送するためのコストがかかることを考えると、その実現可能性は砂の価格が上昇するかどうかにかかっている」と指摘されているが、もしこれが実現した場合、グリーンランドにとっては非常に大きなビジネスとなる。
グリーンランドの人々にとって氷床の融解は政治経済的な問題だ
18世紀からデンマークによる植民地支配を受けてきたグリーンランドであるが、島民の独立への思いは強い。その中でネックになってきた問題の一つは、独立すればデンマークからの補助金がなくなってしまうという問題であった。氷床の融解の問題は、グリーンランドに住む人々にとっては政治経済的な問題でもあるのだ。
ニューヨーク・タイムズの同記事の中でメッテ・ベンディクセンが語った計算によると、グリーンランドにおける最大の都市ヌークから南に約50マイルのところにあるフィヨルドに毎年流れ込む土砂の15%を採取した場合、その量は3300万トンであり、これは米国で最も人口の多いカリフォルニア州サンディエゴ郡の年間需要の2倍に相当するという。しかもこのフィヨルドは、グリーンランドに数ある砂の採掘が可能な場所の一つに過ぎない。
メッテ・ベンディクセンも指摘しているように、この新たな輸出産業がもたらすかもしれない環境への影響は当然のことながら十分に考慮されねばならない。しかし、研究が進めば将来的に、グリーンランドの氷床融解による海面上昇でリスクにさらされる砂浜や海岸線の補強に砂や砂利が使用される可能性も指摘されている。
地球温暖化の問題はすでに待った無しの「非常事態」となっている。これに対処していくためには、自然や科学が人間に教える厳しい現実を直視しながらも、常に新たなる可能性の糸口を探していかねばならないだろう。
+++++++++++++++++++++
追加です、
日本が太平洋戦争を始めた時のこと。
開戦しない方が良かった。
やはり「3国協定」を解消してしまって、欧米の大国の仲間(既に海軍軍縮条約で、軍艦の制限は、米英仏日の関係だけ。である事実関係からも)として欧米と一緒になって、中国などアジアの利権を分割する仲間になれたはずです。
その後に、大東亜共栄圏を動かしてもよかったはずです。
終戦時には、既にナチスドイツが如何に徹底的にたたかれたかを知っていれば、その後の戦闘が無意味・酷いものかを解って打つ手が決まっていたはずでしょう。何故でしょう。
若手将校を騙って、最後までありもしない利権を守ろうとした、軍産複合体、メディア関連などの「知恵の無さ」が
日本人だったのかもしれないと思います。
日本人だけがこんな視野狭窄症なのかと感じていたところです。
しかし、現在の世界は、中国の「帝国主義時代並みの独裁・全体主義国家」をはじめ、「古代の宗教国家(原理主義を否定できない本質がある)」などは、まさに一本の開戦時と敗戦時の思考過程と同じに見えます。
もう止めてください。
今思うのは、「温暖化ガス(GHG)」自体の理解が出来ていないのではないでしょうか?
「数百PPMが何なんだ」とみんな思っているのを、
科学的にキチンと公開の場で大々的に議論をしないと判らないのではないでしょうか?
勿論、学校教育の場だけでなく、政治の場、行政の場でもやらなければならいでしょう。
「デンジロウさん」のような人も一緒になって始めて欲しいものです。
では。草々
2020-8-23
森下克介
Posted by もりかつ at
09:05
│Comments(0)
2020年08月19日
「習近平はマフィアのボス、共産党は政治的ゾンビ」正しいこと
前略
中国の内情の典型的話題と思います。
世界は「自由で民主的な人間集団」でなければ明日はないと思います。
宗教を否定するという共産主義こそ硬直した宗教でしょう、特に原理主義的な行動に走った場合は始末に負えない。
何とかしなければ。
中国の教授が批判をしたと公表。
まさに、「マフィアのボス、ゾンビ政治」その通りでしょう。
++++++++++
「習主席はマフィアのボス、共産党は政治的ゾンビ」 習近平批判の著名人、相次いで処分、ニューズウイーク、
2020年8月18日(火)10時39分
中国共産党中央党校は17日、蔡霞・元教授が習近平国家主席を「マフィアのボス」、共産党を「政治的ゾンビ」と述べたことを受け、蔡氏に処分を科したと発表した。上海で3月撮影(2020年 ロイター/ALY SONG)
中国共産党中央党校は17日、蔡霞・元教授が習近平国家主席を「マフィアのボス」、共産党を「政治的ゾンビ」と述べたことを受け、蔡氏に処分を科したと発表した。
蔡氏は中国共産党中央党校で民主政治の教授を務めていた。ここ数カ月で共産党やトップを批判した後、処分を受けた3人目の著名人となった。
高級幹部を養成する中央党校は、蔡氏の発言は「重大な政治的問題があり、中国の名誉を傷つけた」として、蔡氏の党員資格と退職給付を取り消したと発表した。ウェブサイトの発表では発言を特定しなかった。
中国政治の専門家2人は、蔡氏が習主席を解任することが党再生の第一歩だと発言した録音が6月にオンラインに漏れたことを指摘した。
ロイターが確認した録音によると、同僚から「蔡」と呼ばれる女性が習氏を「犯罪組織のボス」と呼び、共産党を自分の道具として使っていると述べたほか、共産党は「政治的ゾンビ」だと指摘。女性がどこでいつ誰に話していたのかは明らかでない。
蔡氏からコメントは得られなかった。
革命家の孫である蔡氏は、中国共産党中央党校で40年間教鞭を執り、れっきとした体制派だった。
中国政府はここ数年、国を批判した人物を厳しく取り締まっている。先月は習氏と共産党を批判した清華大学の教授が警察に拘束された後、解雇された。同じ月に国営不動産会社元会長の任志強氏が習氏を「道化師」と呼び、共産党から除名された。
++++++++++
ここ数か月で3人と言うことは、勇気を奮える人が3人いたということでもあり、
強い言葉を使って反論しなければならない様なある種の腐敗が進行しているとか規制当局の隙間が出来てきたと言いうことでしょう。
中国の古代や日本の戦国時代と勘違いしているのは戴けません。
イスラム教の世界も古代に凝り固まった、政教分離すらできていない政治をされてはたまりません。
彼らは倒れていきます、本当の道へ進めてください。
まさに「自由と民主主義」の世界で、科学的知恵と知識で2050年までに道を開かなくてはなりません。
IPCCの関係者の皆さんをはじめ、有識者、政治家、教育者、科学者、哲学者、アニメータ、映画界の皆さん、全力で動いてください。
せっかく出てきてくれた「グレタさん」みんなで支援しなければいけません、仲間を作ってください。
では、草々
2020-8-19
森下克介
中国の内情の典型的話題と思います。
世界は「自由で民主的な人間集団」でなければ明日はないと思います。
宗教を否定するという共産主義こそ硬直した宗教でしょう、特に原理主義的な行動に走った場合は始末に負えない。
何とかしなければ。
中国の教授が批判をしたと公表。
まさに、「マフィアのボス、ゾンビ政治」その通りでしょう。
++++++++++
「習主席はマフィアのボス、共産党は政治的ゾンビ」 習近平批判の著名人、相次いで処分、ニューズウイーク、
2020年8月18日(火)10時39分
中国共産党中央党校は17日、蔡霞・元教授が習近平国家主席を「マフィアのボス」、共産党を「政治的ゾンビ」と述べたことを受け、蔡氏に処分を科したと発表した。上海で3月撮影(2020年 ロイター/ALY SONG)
中国共産党中央党校は17日、蔡霞・元教授が習近平国家主席を「マフィアのボス」、共産党を「政治的ゾンビ」と述べたことを受け、蔡氏に処分を科したと発表した。
蔡氏は中国共産党中央党校で民主政治の教授を務めていた。ここ数カ月で共産党やトップを批判した後、処分を受けた3人目の著名人となった。
高級幹部を養成する中央党校は、蔡氏の発言は「重大な政治的問題があり、中国の名誉を傷つけた」として、蔡氏の党員資格と退職給付を取り消したと発表した。ウェブサイトの発表では発言を特定しなかった。
中国政治の専門家2人は、蔡氏が習主席を解任することが党再生の第一歩だと発言した録音が6月にオンラインに漏れたことを指摘した。
ロイターが確認した録音によると、同僚から「蔡」と呼ばれる女性が習氏を「犯罪組織のボス」と呼び、共産党を自分の道具として使っていると述べたほか、共産党は「政治的ゾンビ」だと指摘。女性がどこでいつ誰に話していたのかは明らかでない。
蔡氏からコメントは得られなかった。
革命家の孫である蔡氏は、中国共産党中央党校で40年間教鞭を執り、れっきとした体制派だった。
中国政府はここ数年、国を批判した人物を厳しく取り締まっている。先月は習氏と共産党を批判した清華大学の教授が警察に拘束された後、解雇された。同じ月に国営不動産会社元会長の任志強氏が習氏を「道化師」と呼び、共産党から除名された。
++++++++++
ここ数か月で3人と言うことは、勇気を奮える人が3人いたということでもあり、
強い言葉を使って反論しなければならない様なある種の腐敗が進行しているとか規制当局の隙間が出来てきたと言いうことでしょう。
中国の古代や日本の戦国時代と勘違いしているのは戴けません。
イスラム教の世界も古代に凝り固まった、政教分離すらできていない政治をされてはたまりません。
彼らは倒れていきます、本当の道へ進めてください。
まさに「自由と民主主義」の世界で、科学的知恵と知識で2050年までに道を開かなくてはなりません。
IPCCの関係者の皆さんをはじめ、有識者、政治家、教育者、科学者、哲学者、アニメータ、映画界の皆さん、全力で動いてください。
せっかく出てきてくれた「グレタさん」みんなで支援しなければいけません、仲間を作ってください。
では、草々
2020-8-19
森下克介
Posted by もりかつ at
09:05
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