2018年10月31日
自給率38%時代に考える(森下)
前略
JAのメルマガで、自給率38%について」のコメントを募集していた、800字前後の制限なので相当端折ってしまった。
地球環境問題と関連づけるということがうまく言えているかわかりませんがこんなメールを送りました。
JAcomへのメモです。
前略
戦後の苦しい時代を若い人に伝えるというわけではありませんが、
最近は少しの田んぼで稲を作って、近くのJAの市場に行って野菜を買って、港の方の魚屋さんで魚を買って、何とか食べています。
以前は勤め人で近所のスーパーだけが頼りでした、更にその購入に当たっては、勤め先からの手当てだけが頼りでした。
石油危機の時などは、本当に会社で雇ってくれるのか心配でした、世の中が具合悪くなれば労働を買ってくれるところがないので、手当もなくなります。一時派遣村の話題がありました、明日は我が身と震えました。
最近は地球環境問題を考えるとどうなるものかと心配しています。メディアも政治も身の回りの人たちも、まったく気にしていないように思えます。
直近では、韓国でのIPCCの総会で「1.5℃の地球温暖化」が採択され「2050年には温暖化ガス排出をゼロにしなければならない」と報告されました。
さて、今までのIPCCの議論は先進国が排出した分までは途上国に排出する権利がある、どう分配するかなど、些末な議論をしていましたが、ここへきて全世界の国々が排出をゼロにしなくては間に合わなくなってしまったわけです。
結論として、すべての人が温暖化ガスを排出しない「自給自足・地産地消の社会」を実現しなければならないと思います。
人類は文明発祥時と同じように、河川を中心とした地域自治・本来の協同組合社会を実現する必要があると思います。
日本はまだ休耕田が沢山あります、そこで稲作をし、米食をするしかないでしょう。
最近、私は無農薬でレンゲ栽培とミントを植えた田んぼで稲作を始めています。種籾も自給で天日干しのコメです。更に「玄米粉」を作ってパンケーキを焼いて、昼食にしたりしています。
世界が「石油・石炭を使わない、自動車・船・飛行機等を作らない社会」に移行しなければならないのですから、どこにも労働を買ってくれる工場はありませんからそれぞれに食糧を自給するしかありません。
字数の限界です。
もう目も前の現実をどう生きるか、子孫にどんな社会を残すか、きちんと先を見据えて、バックキャステイングしながら生きていくことが使命と思います。
まずは、まとまりませんが以上です。
2018-10―31
森下克介
JAのメルマガで、自給率38%について」のコメントを募集していた、800字前後の制限なので相当端折ってしまった。
地球環境問題と関連づけるということがうまく言えているかわかりませんがこんなメールを送りました。
JAcomへのメモです。
前略
戦後の苦しい時代を若い人に伝えるというわけではありませんが、
最近は少しの田んぼで稲を作って、近くのJAの市場に行って野菜を買って、港の方の魚屋さんで魚を買って、何とか食べています。
以前は勤め人で近所のスーパーだけが頼りでした、更にその購入に当たっては、勤め先からの手当てだけが頼りでした。
石油危機の時などは、本当に会社で雇ってくれるのか心配でした、世の中が具合悪くなれば労働を買ってくれるところがないので、手当もなくなります。一時派遣村の話題がありました、明日は我が身と震えました。
最近は地球環境問題を考えるとどうなるものかと心配しています。メディアも政治も身の回りの人たちも、まったく気にしていないように思えます。
直近では、韓国でのIPCCの総会で「1.5℃の地球温暖化」が採択され「2050年には温暖化ガス排出をゼロにしなければならない」と報告されました。
さて、今までのIPCCの議論は先進国が排出した分までは途上国に排出する権利がある、どう分配するかなど、些末な議論をしていましたが、ここへきて全世界の国々が排出をゼロにしなくては間に合わなくなってしまったわけです。
結論として、すべての人が温暖化ガスを排出しない「自給自足・地産地消の社会」を実現しなければならないと思います。
人類は文明発祥時と同じように、河川を中心とした地域自治・本来の協同組合社会を実現する必要があると思います。
日本はまだ休耕田が沢山あります、そこで稲作をし、米食をするしかないでしょう。
最近、私は無農薬でレンゲ栽培とミントを植えた田んぼで稲作を始めています。種籾も自給で天日干しのコメです。更に「玄米粉」を作ってパンケーキを焼いて、昼食にしたりしています。
世界が「石油・石炭を使わない、自動車・船・飛行機等を作らない社会」に移行しなければならないのですから、どこにも労働を買ってくれる工場はありませんからそれぞれに食糧を自給するしかありません。
字数の限界です。
もう目も前の現実をどう生きるか、子孫にどんな社会を残すか、きちんと先を見据えて、バックキャステイングしながら生きていくことが使命と思います。
まずは、まとまりませんが以上です。
2018-10―31
森下克介
Posted by もりかつ at
14:13
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2018年10月31日
柄谷行人さんの共産主義
前略
たまたま、柄谷行人氏のエッセイに出会った。
タイトルは「生活クラブとの対話」である。
ここで、「共産主義は協同組合である」とはっきり言いきっている。
http://www.kojinkaratani.com/jp/essay/post-40.html
>株式会社では、株を過半数所有すれば、経営権が得られる。これを協同組合の原則である、従業員一人一票によって決定することにする。
そうすると賃労働はなくなります。労働者が主権者となる。といっても、特に変わるわけではないですね。労働には多くの種類があり、労働者にもいろんな能力や適性の差があるわけです。
マルクスは、オーケストラに識者が必要だという比喩を使っていますけど、経営、つまり協業と分業と分業を指揮監督するような労働は、誰でもできるわけではない。
だから協同組合化しても、経営者が残るけども、それは労働者によって直接民主主義的に選ばれたものです。そして給料も多くない。
もっとも将来には、こういう監督労働は、くじ引きで選ばれるようになる。
そうなると、「共産主義」社会でしょうね。<
まだいろいろ書かれていますが、驚いたことに、私が言おうとしていたことに近いものです。
ここに、
地球温暖化が+1.5℃・+2℃を超えた場合には、今の様な「適応化」なんていうことを言っている暇もなく、自動的に地球の気温がどんどん上昇していってしまう。
これを加味すれば、もう産業革命前、幕末・明治初期の時代に戻っている時代です。マルクスは「産業革命を経た後の資本主義社会の経済を前提にした協同組合」を考えているわけですが、そうはいきません。
今考えている最大のポイントは、「きっとパリ協定の時にも大いに議論されたはずの、「自動的な気温上昇が地球を金星化する」ということを世界中の人が本気で理解するにはどうしたらいいか?」ということと思います。
私にはほとんど体感として理解できることですが、説得の方法を考えなければならない。
今日はここまで。
2018-12-1
森下克介
たまたま、柄谷行人氏のエッセイに出会った。
タイトルは「生活クラブとの対話」である。
ここで、「共産主義は協同組合である」とはっきり言いきっている。
http://www.kojinkaratani.com/jp/essay/post-40.html
>株式会社では、株を過半数所有すれば、経営権が得られる。これを協同組合の原則である、従業員一人一票によって決定することにする。
そうすると賃労働はなくなります。労働者が主権者となる。といっても、特に変わるわけではないですね。労働には多くの種類があり、労働者にもいろんな能力や適性の差があるわけです。
マルクスは、オーケストラに識者が必要だという比喩を使っていますけど、経営、つまり協業と分業と分業を指揮監督するような労働は、誰でもできるわけではない。
だから協同組合化しても、経営者が残るけども、それは労働者によって直接民主主義的に選ばれたものです。そして給料も多くない。
もっとも将来には、こういう監督労働は、くじ引きで選ばれるようになる。
そうなると、「共産主義」社会でしょうね。<
まだいろいろ書かれていますが、驚いたことに、私が言おうとしていたことに近いものです。
ここに、
地球温暖化が+1.5℃・+2℃を超えた場合には、今の様な「適応化」なんていうことを言っている暇もなく、自動的に地球の気温がどんどん上昇していってしまう。
これを加味すれば、もう産業革命前、幕末・明治初期の時代に戻っている時代です。マルクスは「産業革命を経た後の資本主義社会の経済を前提にした協同組合」を考えているわけですが、そうはいきません。
今考えている最大のポイントは、「きっとパリ協定の時にも大いに議論されたはずの、「自動的な気温上昇が地球を金星化する」ということを世界中の人が本気で理解するにはどうしたらいいか?」ということと思います。
私にはほとんど体感として理解できることですが、説得の方法を考えなければならない。
今日はここまで。
2018-12-1
森下克介
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14:13
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2018年10月09日
炭素税と韓国IPCC総会の報告
前略;
話題のノーベル経済学賞に「炭素税」の議論をした2人が輝いた。
大変結構なことである。
報道記事を添付します。
https://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXMZO36243900Y8A001C1I00000
一方で、2018-10-6に韓国でのIPCC総会では、
https://www.cnn.co.jp/fringe/35126675.html
に見る通り、もうすでに「2050年までに、実質排出量をゼロ」にしなければならないと表明された。
炭素税議論は、着目点は素晴らしいので、多くの人が目を付けた、10年以上前から議論をしていても未だに具体的な議論が進んでいない、技術的に困難が多いもののようです。
そんな視点からも世界全体でGHGの排出の分担をどうするかの議論は十分されてきたが、いまだその詳細は見えない。それよりもすでに今後30年以内に、世界全体でGHG排出量をゼロにしなければならないのである。
残された排出余力(仮に考えて)を、GHG排出ゼロの世界のためのインフラやシステム構築のために使う方法を考えなければならないでしょう。
エネルギーの確保方法はソフトエネルギーで二次電池システムを含めた地域ネットワークを作り、現在石油系燃料を使っている分野(高エネルギー密度で高出力が出せる)には水素エンジンのシステムを地域でどう作り出し管理するかを決める、等々。それでも現在の「素晴らしい情報社会のインターネット」を「極省エネ」で作っておく必要もあるでしょう。もう一つは「TVなどのマスメディア」もどうしても必要でしょう。
社会構造としては、やはり世界を「連邦」とするしかないでしょう。(マハティールさんの言うように「古くなった国連」は、新しい地球連邦に)
ここで問題なのは宗教でしょう、2000年以上昔の部族社会を維持するための一神教が世界制覇に利用された、宗教の「集金システムとしての一面」は排除されなければならないでしょう、宗教の暴力性はこの財力が背後にあると思います。人類はその昔にはどこでも多神教であったことももう一度考え直す必要もあるでしょう。「アインシュタインなど科学者の考えた神様」などもわかりやすいのではないでしょうか。
勘違いすると「共産主義」をイメージするかもしれませんが、「資本主義の産業革命を反面教師とした共産主義」はいただけません。
地域(河川(里地・里山・里海等)流域自治州を前提にした、地域生活を運用する協同組合の社会でなければならないでしょう、共産主義は「プロレタリアの社会」とかいって結局は独裁の政治システムになって、とんでもないことになるわけです、すでに多くの事例が示す通りです。
「自給自足の地産地消社会」ここでGHGの排出ゼロを実現するのです。
こんなところです。
2018-10-9
森下克介
話題のノーベル経済学賞に「炭素税」の議論をした2人が輝いた。
大変結構なことである。
報道記事を添付します。
https://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXMZO36243900Y8A001C1I00000
一方で、2018-10-6に韓国でのIPCC総会では、
https://www.cnn.co.jp/fringe/35126675.html
に見る通り、もうすでに「2050年までに、実質排出量をゼロ」にしなければならないと表明された。
炭素税議論は、着目点は素晴らしいので、多くの人が目を付けた、10年以上前から議論をしていても未だに具体的な議論が進んでいない、技術的に困難が多いもののようです。
そんな視点からも世界全体でGHGの排出の分担をどうするかの議論は十分されてきたが、いまだその詳細は見えない。それよりもすでに今後30年以内に、世界全体でGHG排出量をゼロにしなければならないのである。
残された排出余力(仮に考えて)を、GHG排出ゼロの世界のためのインフラやシステム構築のために使う方法を考えなければならないでしょう。
エネルギーの確保方法はソフトエネルギーで二次電池システムを含めた地域ネットワークを作り、現在石油系燃料を使っている分野(高エネルギー密度で高出力が出せる)には水素エンジンのシステムを地域でどう作り出し管理するかを決める、等々。それでも現在の「素晴らしい情報社会のインターネット」を「極省エネ」で作っておく必要もあるでしょう。もう一つは「TVなどのマスメディア」もどうしても必要でしょう。
社会構造としては、やはり世界を「連邦」とするしかないでしょう。(マハティールさんの言うように「古くなった国連」は、新しい地球連邦に)
ここで問題なのは宗教でしょう、2000年以上昔の部族社会を維持するための一神教が世界制覇に利用された、宗教の「集金システムとしての一面」は排除されなければならないでしょう、宗教の暴力性はこの財力が背後にあると思います。人類はその昔にはどこでも多神教であったことももう一度考え直す必要もあるでしょう。「アインシュタインなど科学者の考えた神様」などもわかりやすいのではないでしょうか。
勘違いすると「共産主義」をイメージするかもしれませんが、「資本主義の産業革命を反面教師とした共産主義」はいただけません。
地域(河川(里地・里山・里海等)流域自治州を前提にした、地域生活を運用する協同組合の社会でなければならないでしょう、共産主義は「プロレタリアの社会」とかいって結局は独裁の政治システムになって、とんでもないことになるわけです、すでに多くの事例が示す通りです。
「自給自足の地産地消社会」ここでGHGの排出ゼロを実現するのです。
こんなところです。
2018-10-9
森下克介
Posted by もりかつ at
10:50
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2018年10月07日
日本の自給に米粉パンを
前略;
先ほどは勝手なメールを送らせていただきました。
今度も勝手なメールです。
少なくとも日本人の食糧自給率が低いのは、どうしても頂けません。
現在の休耕田を全部開墾して、稲作を普及すれば、ほぼ日本人のコメによる自給が見込めると思います。
小麦のパンから、「米粉のパン」変更できれば日本人の食糧は間に合うでしょう。
日本人にとって米は身近なものなので、それなりの普及に見込みがあるのではないかと思います。
これからの環境の時代で、GHG排出ゼロ(100%削減)の時代は2050年と考えれば、少なくともこの10年以内に実現しなければならないでしょう。トヨタの関連従業員及び家族等を含む人口だけでなく、日本人全員にとって必要でしょう。
そのほかには、自動車を作る工程でのGHG排出や従業員の通勤や資材の運搬や修理のための工程等々からのGHGの排出もゼロにしなければならないでしょう。
水素を使う自動車を作るためにも同様でしょう、水素の供給にも同様でしょう。もう自動車そのものの無い社会を考えなければならないでしょう。
マーケテイングとは「現在の自分自身の商品サービスを無くすことである」ともいわれます。一般的な意味では、もっと付加価値のある商品サービスの開発を意味するのでしょうが、今回は全く違う意味でのマーケテイングを強力に行わなければならないでしょう。
貴社のマーケテイングは、日本全体のマーケテイングの「GMP」(good marketing practice)として基本になると思います。世界にも同様に拡大するでしょう。
その中には、従業員や関連家族などの社会生活の在り様をも含むものでしょう。
私の考える「自給自足・地産地消の流域圏での自治州」を基本としたもの、になるのも一つの選択肢になるでしょう。
少なくても地球温暖化議論の先は、「地球の金星化」を全員が認識した場合には、甘い見通しを排除する力になると考えます。
私の案でもまだ甘いかもしれません。世界中を動かさなければならないのです。貴社の傘下のすべての人々を守る意味で、世界を動かしていただきたいと思います。
2018-10-7
森下克介
先ほどは勝手なメールを送らせていただきました。
今度も勝手なメールです。
少なくとも日本人の食糧自給率が低いのは、どうしても頂けません。
現在の休耕田を全部開墾して、稲作を普及すれば、ほぼ日本人のコメによる自給が見込めると思います。
小麦のパンから、「米粉のパン」変更できれば日本人の食糧は間に合うでしょう。
日本人にとって米は身近なものなので、それなりの普及に見込みがあるのではないかと思います。
これからの環境の時代で、GHG排出ゼロ(100%削減)の時代は2050年と考えれば、少なくともこの10年以内に実現しなければならないでしょう。トヨタの関連従業員及び家族等を含む人口だけでなく、日本人全員にとって必要でしょう。
そのほかには、自動車を作る工程でのGHG排出や従業員の通勤や資材の運搬や修理のための工程等々からのGHGの排出もゼロにしなければならないでしょう。
水素を使う自動車を作るためにも同様でしょう、水素の供給にも同様でしょう。もう自動車そのものの無い社会を考えなければならないでしょう。
マーケテイングとは「現在の自分自身の商品サービスを無くすことである」ともいわれます。一般的な意味では、もっと付加価値のある商品サービスの開発を意味するのでしょうが、今回は全く違う意味でのマーケテイングを強力に行わなければならないでしょう。
貴社のマーケテイングは、日本全体のマーケテイングの「GMP」(good marketing practice)として基本になると思います。世界にも同様に拡大するでしょう。
その中には、従業員や関連家族などの社会生活の在り様をも含むものでしょう。
私の考える「自給自足・地産地消の流域圏での自治州」を基本としたもの、になるのも一つの選択肢になるでしょう。
少なくても地球温暖化議論の先は、「地球の金星化」を全員が認識した場合には、甘い見通しを排除する力になると考えます。
私の案でもまだ甘いかもしれません。世界中を動かさなければならないのです。貴社の傘下のすべての人々を守る意味で、世界を動かしていただきたいと思います。
2018-10-7
森下克介
Posted by もりかつ at
14:11
│Comments(0)
2018年10月07日
日本の主力産業への提言
前略;
突然のメールで申し訳ありません。
最近の日米貿易協定の議論でも、自動車が中心議題です。
日本のGDPの中心は自動車産業に関連した分野が大きいと思います。
したがって日本人の生活の多くが皆さんの経営戦略にかかっていると考えてもおかしくない、とも考えます。
一方で、日本国民を含む世界の人々にとっての重要なもう一つ課題があります。
しかし、その課題は世界が議論しているGDP追及の社会の方向とは全く違います、その新しい社会はまさに直角方向に進行した社会でしかありえないでしょう。
ご存知の通り、最近ではIPCCの5次報告書、パリ協定で、2050年までにはGHGの排出をほぼ100%削減しなければならないということです。
2100年の気温上昇は+2℃でなく+1.5℃以下にしなければならないということです。
さて、私のような戦時中の田舎生まれの人間には、「もの心」ついた戦後の生活が思い出されます。
以前からは江戸の社会も議論にされました。
そこで、GHGの排出ゼロ(100%削減)の社会を、「自給自足・地産地消の社会」、河川(私の場合は大井川)流域圏(里地・里山・里海等の生活圏)を独立的な自治州として、日本は合衆国になる。
そして世界も河川中心の自治州(最近話題はメコン川流域がありますが)の集合として組み立てなおししなければならないと思います。
更に地球規模では、最近の「マハティール氏の国連発言」がある通り、国連の改革が必要でしょう。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20180930-OYT1T50053.html
実は、もう一つ、世界の宗教に関する改革も同時に必要と考えます。
(古代の部族宗教がそのまま現在も亡霊のように、一字一句を正当化して人間を拘束しているのはまさに化石的です、DNAの変化がないのは確かですが、人間の作った社会は大きく変化しています、この変化に付いてきていないのです)
正面から宗教といわずに、人間社会の倫理・哲学・道徳などを議論し、新しい地球の直角方向転換を求める議論の場を作ってほしい、と同時にその行動と成果を実現してほしいものです。
もう、その宗教の渦中にあるアメリカもヨーロッパも無理でしょう、中国は共産主義という別の意味で宗教そのものなので無理でしょう。貴社だけにしかできないでしょう。
関連の企業を含む多くの日本人や世界の関係者の将来の生活存続を議論される中に、2050年までにどのように社会・世界を変えるべきか、その必要性、その実現性、その実現方法と実現のステップ開始、キックオフを進めてほしいと思います。
私個人はまだ軽自動車を便利に使っていますが、無農薬で、大型のコンバインなど使わずに天日干しの稲作をやっています。何とか新しい時代の挑戦メンバーになろうとしています。
皆さんの活動に加えていただきたくがんばっています。
勝手を書きました。
よろしくお取り計らいください。
2018-10-7
421-0216 焼津市相川408
森下克介
Tel/fax 054-662-0057
Email morikatsu@palette.plala.or.jp
突然のメールで申し訳ありません。
最近の日米貿易協定の議論でも、自動車が中心議題です。
日本のGDPの中心は自動車産業に関連した分野が大きいと思います。
したがって日本人の生活の多くが皆さんの経営戦略にかかっていると考えてもおかしくない、とも考えます。
一方で、日本国民を含む世界の人々にとっての重要なもう一つ課題があります。
しかし、その課題は世界が議論しているGDP追及の社会の方向とは全く違います、その新しい社会はまさに直角方向に進行した社会でしかありえないでしょう。
ご存知の通り、最近ではIPCCの5次報告書、パリ協定で、2050年までにはGHGの排出をほぼ100%削減しなければならないということです。
2100年の気温上昇は+2℃でなく+1.5℃以下にしなければならないということです。
さて、私のような戦時中の田舎生まれの人間には、「もの心」ついた戦後の生活が思い出されます。
以前からは江戸の社会も議論にされました。
そこで、GHGの排出ゼロ(100%削減)の社会を、「自給自足・地産地消の社会」、河川(私の場合は大井川)流域圏(里地・里山・里海等の生活圏)を独立的な自治州として、日本は合衆国になる。
そして世界も河川中心の自治州(最近話題はメコン川流域がありますが)の集合として組み立てなおししなければならないと思います。
更に地球規模では、最近の「マハティール氏の国連発言」がある通り、国連の改革が必要でしょう。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20180930-OYT1T50053.html
実は、もう一つ、世界の宗教に関する改革も同時に必要と考えます。
(古代の部族宗教がそのまま現在も亡霊のように、一字一句を正当化して人間を拘束しているのはまさに化石的です、DNAの変化がないのは確かですが、人間の作った社会は大きく変化しています、この変化に付いてきていないのです)
正面から宗教といわずに、人間社会の倫理・哲学・道徳などを議論し、新しい地球の直角方向転換を求める議論の場を作ってほしい、と同時にその行動と成果を実現してほしいものです。
もう、その宗教の渦中にあるアメリカもヨーロッパも無理でしょう、中国は共産主義という別の意味で宗教そのものなので無理でしょう。貴社だけにしかできないでしょう。
関連の企業を含む多くの日本人や世界の関係者の将来の生活存続を議論される中に、2050年までにどのように社会・世界を変えるべきか、その必要性、その実現性、その実現方法と実現のステップ開始、キックオフを進めてほしいと思います。
私個人はまだ軽自動車を便利に使っていますが、無農薬で、大型のコンバインなど使わずに天日干しの稲作をやっています。何とか新しい時代の挑戦メンバーになろうとしています。
皆さんの活動に加えていただきたくがんばっています。
勝手を書きました。
よろしくお取り計らいください。
2018-10-7
421-0216 焼津市相川408
森下克介
Tel/fax 054-662-0057
Email morikatsu@palette.plala.or.jp
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14:09
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2018年10月01日
みんなで「茹でガエル」になろう
前略
「温暖化ガス排出トップ企業」だけをやり玉に挙げることで、関係者は留飲を下げているようです。
実際は、GHG排出ゼロというのは、これらの企業が販売している製品やサービスを国民が買っているということを忘れないで下さい。
国民が自動車でガソリンを使うのも、自宅で電気やガスを使うのも、洋服を買うのも、喫茶店でお茶を飲むのもみんなこれらの行動がこれらの企業のGHGの排出につながっているのです。
国民が車に乗るのを減らす、電気の使用を減らすだけでなく、みんながこれらの商品やサービスを買わない。
戦前や江戸時代の生活で十分という基本的認識を持たなければならないし、そういう社会を作るための準備に邁進しなければならないのでしょう。
https://toyokeizai.net/articles/print/239887
基本的な認識の共有ができていないまま、排出トップ企業を吊るしあげた積りでも国民の生活が変わらなければ全くの「空(カラ)騒ぎ」でしょう。
こんなことをやっている世界はやっぱり「利巧バカ」の人間集団です。
今日、TVで「北極の白い狼」の生態を報道していました。彼らの生きるための縄張りを守り生きていくためには、縄張りへの侵入者・「白い狼」すなわち「同じ狼同士で殺しあって生きている」ということです。生命の世界では「同じ種同士の殺し合いは悪ではない」ということのようです(哲学では解けない?)。
人類も、狼のように自分の縄張りを守るためだけに殺しあっていると、とんでもないことになる。
この「狼」同様に、目先の争いしか、遺伝子にインプットされていないから、「人類は温暖化の原因を作っているのを忘れている・知らないでいる」のだから、地球温暖化などの脅威は遺伝子にないので、狼と一緒に仲間同士で争っているうちにみんなで滅ぶしかない。
それでも、人類の知恵は「地球温暖化」「GHGの影響」「GHGの排出限界の予測」ができる知恵を働かせている。
そんな中で、もうちょっと本来の知恵(遺伝子に具体的にインプットされていなくとも)を操って、新しい地平を切り開くことができてもいいと思います。
それが出来なければ、みんなで金星を作って「茹でガエル」になるだけでしょう。
いつも情けない話です。
今日はここまで。
2018-9-1
森下克介
「温暖化ガス排出トップ企業」だけをやり玉に挙げることで、関係者は留飲を下げているようです。
実際は、GHG排出ゼロというのは、これらの企業が販売している製品やサービスを国民が買っているということを忘れないで下さい。
国民が自動車でガソリンを使うのも、自宅で電気やガスを使うのも、洋服を買うのも、喫茶店でお茶を飲むのもみんなこれらの行動がこれらの企業のGHGの排出につながっているのです。
国民が車に乗るのを減らす、電気の使用を減らすだけでなく、みんながこれらの商品やサービスを買わない。
戦前や江戸時代の生活で十分という基本的認識を持たなければならないし、そういう社会を作るための準備に邁進しなければならないのでしょう。
https://toyokeizai.net/articles/print/239887
基本的な認識の共有ができていないまま、排出トップ企業を吊るしあげた積りでも国民の生活が変わらなければ全くの「空(カラ)騒ぎ」でしょう。
こんなことをやっている世界はやっぱり「利巧バカ」の人間集団です。
今日、TVで「北極の白い狼」の生態を報道していました。彼らの生きるための縄張りを守り生きていくためには、縄張りへの侵入者・「白い狼」すなわち「同じ狼同士で殺しあって生きている」ということです。生命の世界では「同じ種同士の殺し合いは悪ではない」ということのようです(哲学では解けない?)。
人類も、狼のように自分の縄張りを守るためだけに殺しあっていると、とんでもないことになる。
この「狼」同様に、目先の争いしか、遺伝子にインプットされていないから、「人類は温暖化の原因を作っているのを忘れている・知らないでいる」のだから、地球温暖化などの脅威は遺伝子にないので、狼と一緒に仲間同士で争っているうちにみんなで滅ぶしかない。
それでも、人類の知恵は「地球温暖化」「GHGの影響」「GHGの排出限界の予測」ができる知恵を働かせている。
そんな中で、もうちょっと本来の知恵(遺伝子に具体的にインプットされていなくとも)を操って、新しい地平を切り開くことができてもいいと思います。
それが出来なければ、みんなで金星を作って「茹でガエル」になるだけでしょう。
いつも情けない話です。
今日はここまで。
2018-9-1
森下克介
Posted by もりかつ at
12:04
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