2021年03月28日

「地球緑化作戦」が進行中でした

前略
地球緑化の事業が進んでいた。2007年以来のことである。

アフリカの砂漠南限を東西に貫く形である。
サブサハラの限界の境界である砂漠化の進行状況の話題は聞いたことがあるが、実際はどうか知らない。
もうすこし見ていかなければならない。
まさに、カーボンプライシング基金を充当すべき事業の第一でしょう。
まだまだ砂漠は多い。黄砂のもとのアジア、広大なオーストラリア、混乱の中東諸国、南北アメリカ沢山あります。

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ーー長さ8千キロの「生きる壁」、サハラ砂漠の拡大阻止へーーー
3/24(水);CNN.co.jp
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CNN) 世界最大の砂漠が成長を続けている。
この100年間でサハラ砂漠は10%以上拡大し、アフリカ北部11カ国にまたがる860万平方キロを超える面積になった。
だが2007年、アフリカ連合(AU)が野心的な計画を立ち上げた。
30年までに西はセネガルから東はジブチまで1億ヘクタールに及ぶ土地で緑を再生する「巨大な緑の壁(Great Green Wall)」計画だ。
長さ8000キロ、幅15キロにわたり樹木や草原などを組み合わせて育てていく。
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これまで資金不足に悩まされていたが、今年1月にフランスや世界銀行などから新たに140億ドル(約1兆5000億円)を調達。
国連が目標達成に必要と試算する330億ドルの半数近くを確保した。
計画が完成すれば、この「生きる壁」は現在世界最大の生きる構造物であるグレートバリアリーフの3倍の長さに達することになる。
期限まであと9年だが、まだ目標の4%、400万ヘクタールしか回復しておらず道のりは長い。
エチオピアが最も取り組みが進んでいるとされ、これまで55億本の植林を行い、森林再生は15万ヘクタール、段々畑の整備は70万ヘクタールに達する。この面積はロンドン市の5倍以上だ。
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AUの委員会で計画の調整役を務めるエルビス・ポール・タンジェム氏は「各国を調整しすべての戦略を準備するのに10年以上かかったが、基礎固めは終わった。
トゥミ氏は「木を植えるのは簡単だが、育てるのは容易ではない。乾燥地域で水をやり、手入れをし、動物が食べるのを防ぐのはコストが高い」と語る。
何が機能し、何が機能しないかわかったので、後は目標達成に突き進むだけだ」と語る。
巨大な緑の壁計画では、地力回復のほか、農村地域に1000万人の仕事を生み出す目標もある。
国連によると、これまでに33万5000人の職を生み出し、果物や森林関連製品から9000万ドルの収入が得られた。
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「この地域では自然資源の管理と政治的安定性に強い関係がある」と指摘する。
もし計画が達成されれば、世界的な影響をもたらす、自然に根ざした解決策を提供する助けになるだろう。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/8f662575455275b312fc53fceef09811d93859ba
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写真特集もありますが、状況はまだまだです。
本当は、水が無ければならないはずです。
地下水はもったいないので、大気中の水分捕獲作戦がいろいろあります、少しずつでも実現できる方法を確立して欲しいものです。
太陽光・風力の電力は得やすいはずです。

世界的な行動として、もっと話題にして欲しいものです。
では、草々
2021-3-28
森下克介



Posted by もりかつ at 07:42│Comments(0)
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