2024年12月30日

「緑化」が気温を上げる、という話題が出て来た

前略
植樹が温暖化を促進する????
おかしい??
誰でも思うことです。
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議論の範囲が違い過ぎる。
地球の全体の長期的な温暖化メカニズムをどうするかと言えば、緑化は最低限の議論である。更に海洋自体・海中の植生を増やすこと。
それを脇に置いて、と有機のヒートアイランド現象の様な次元の議論を、「地球温暖化」という言葉と繋げるのは良くない。
「ヒートアイランド現象は緑化で防げない?」という程度のタイトルで良いのではないか、と思う。
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まだまだ、本格的な地球温暖化対策がスタートしていない中で、このような議論は勘違いさせない程度の話題にする必要がある。


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ーーーーー地球温暖化対策に潜む落とし穴。「緑化」で街の気温が上昇する?ーーーーー
               2024/12/30;TABI LABO編集部;
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>>>「地球温暖化対策」と聞いて、何を思い浮かべるだろう?
CO2削減、再生可能エネルギー、あるいはエコバッグ……。
環境問題に関心の高い人なら、すぐに具体的なアクションが頭に浮かぶはず。
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では、多くの都市で導入されている「緑化」については?
涼しげな木陰を作り出す緑化は、一見、地球温暖化対策に有効な手段のように思える。
しかし、その効果は私たちの直感とは異なるかもしれない。
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>>>気温上昇を招く!?
植樹による「逆効果」の可能性
「Earth.com」に掲載された最新の研究結果に、私たちはハッとさせられる。
Cambridge大学の研究チームが、世界17の気候帯、10都市を対象に行った調査によると、植樹は必ずしも気温低下につながるとは限らないというのだ。
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たとえば、熱帯湿潤・乾燥気候においては、日中は最大12℃もの冷却効果を発揮するいっぽうで、夜間には逆に0.8℃の気温上昇が見られる場合があったそう。これは、樹木の葉が地面から放射される熱を閉じ込めてしまうためらしい。
私たちの常識を覆す、緑化の「意外な盲点」と言えるだろう。
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>>>都市型グリーン化のジレンマ
気候、構造、そして樹種の関係性
では、効果的な地球温暖化対策として、緑化を活用するにはどうすれば良いのか?
同研究では、気候、都市構造、そして樹種に最適な組み合わせが存在することが示唆されている。
たとえば、温帯や熱帯地域では、開放的な都市構造と多様な樹種の組み合わせが、効果的に冷却効果を発揮するという。
いっぽう、カイロやドバイのような、建物が密集した乾燥地帯では、常緑樹を植栽し緑被率を増加させることで、0.4℃の冷却効果が期待できるという。
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グリーンイノベーション
テクノロジーとデータが未来の都市を描く
Cambridge大学のRonita Bardhan氏は、「都市計画者は、将来の温暖化にも対応できるよう、生育し続け冷却効果を維持できる樹種を選ぶべき」と述べている。
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地球温暖化対策において、緑化は重要な役割を担う。
しかし、その効果を最大限に引き出すためには、従来の常識にとらわれず、科学的根拠に基づいたより戦略的なアプローチが必要なようだ。
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AIやビッグデータ解析などのテクノロジーを活用し、地域の気候や都市構造に最適な樹種を選定する。
ドローンによる植栽、センサーネットワークによる生育状況のモニタリングなど、テクノロジーは未来の都市における、スマートな緑化を実現する鍵となるのではないだろうか。

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https://tabi-labo.com/310916/wtg-planting-trees
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「+1.5℃」を越えてしまいそうだ、越えてしまった、という声が聞こえ始めると、「+2.0℃」という言葉に切り替わってしまっている。
何といい加減な議論ばかりだろうか??
+1.5℃を越えてしまったかもしれない、どうしようか??!!!と騒ぐべきではないか????!!!!
浅はかさ、が見え見えである。
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では、草々
2024-12-30
森下克介



Posted by もりかつ at 09:26│Comments(0)
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