2024年09月19日
世界の破壊者という存在は必要かも・・・
前略
現在進行中の「自民党総裁選」と「立憲民主党代表選」を見ていても、況やアメリカの「終盤に至った大統領選」を見ても、多くの世界の舵取りをする権力者の選挙、それ以外の「権威主義の中心人物」も何を言い何をしているか、何を目的にしているか、を一生懸命に理解しようとしても、私には理解できない状況です。
・・・・
最近「2001年発行の「イノベーションのジレンマ」」に目を通しているところです。
まさに、日本・アメリカ・世界で起きている「マーケティング」の重要な一面を喝破していると思います。
しかし、ここでも読んでいながら本当にこれでいいのか????という思いです。
何のことはない「金儲け資本主義」そのものの議論である、当たり前です「マーケティングとは金儲けの仕方」の議論でしかないのですから。
・・・・・
でもここから、得られるものはないかと考えると、
「金儲けの利益金」には、人類の危機を増加する機能こそあれ、人類の危機を救うという機能はさらさらない。
社長をはじめとする経営者、と株主の儲け以外には、付け足しの様な「顧客第一」という言葉で紛らわす「市場の反応」しかない。
グテ―レスさんの叫んでいる「地球沸騰」というお怖ろしい世界の明日をだれも理解できないまま、「金儲け資本主義」にドップリ漬かってしまっている企業の支援をしている政治家の議論は、「票田(市場)」としての国民の理解しかない中での議論でしかない。
・・・・
全て、嘗ての「権力者の政治」(律令政治、封建制時、王権神授説の政治、権威主義政治等々)の思考形式のままである。
どこに、民主主義、国民の生活が危機的状態にある中で、如何したら国民が平和に暮らせる世の中になれるか、を議論してこそ「リーダー」であり「権力者」であろう。
そこに対しては「脱GDP」を叫んでいるグテーレスさんがいる、其れなのに、メディアの議論はトンデモない世界観でメディアを賑わせているだけ・・・・。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ーーーーーーイノベーションのジレンマ概要ーーーーー
(innovator’s dilemma)グロービス経営大学院、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
イノベーションのジレンマとは、業界トップになった企業が顧客の意見に耳を傾け、さらに高品質の製品サービスを提供することがイノベーションに立ち後れ、失敗を招くという考え方。
ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセンが提唱した。
・・・・・・・・
成功している企業がイノベーションのジレンマとよばれる失敗に陥る理由として、クリステンセンは、3つの理由を挙げている。
・・・・
まず第1に、破壊的な技術は、製品の性能を低下させる。
そのため、既存技術で成功している大手企業の多くは破壊的な技術に関心が低いという点である。
例えば、デジタルカメラが登場した当初は、画質などで銀塩写真に比べて画像の質は低く、フィルムカメラのメーカーは、この技術に関心も注意も払わなかった。
しかし現在では、フィルムカメラはデジタルカメラに主役の座を追われている。
・・・・
第2に、技術の進歩のペースは、市場の需要を上回ることがあるという点である。技術が市場の需要を上回っているにもかかわらず、トップ企業はハイエンドの技術をさらに持続的に向上することを止められない。そのため、新たに開発した技術に、市場は関心やプレミアムを得ることができない。さらに、比較的に性能が低くても顧客の需要を満たす、新たな技術をもった新規企業に市場を奪われる隙を作ってしまう。
・・・・
第3に、成功している企業の顧客構造と財務構造は、新規参入企業と比較して、その企業がどの様な投資を魅力的と考えるかに重大な影響を与える。
破壊的技術が低価格で利益率が低い、あるいは市場規模が小さいなど、既存の技術で成功してる企業にとって魅力を感じず、参入のタイミングを見逃してしまうという点である。
・・・・
上記のコンセプトから、革新的な技術やビジネスモデルで従来の企業を打ち破った企業が、大企業になると革新性を失ってしまう状態や、さらに最先端の技術開発をしても成功に結びつかない状態などを、総じてイノベーションのジレンマと呼ぶ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-11714.html
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
破壊的は世界観という言葉で表すと、「デストロイヤー」ということになるのであまり好きではないが・・・。
現在がおかしいのだからその破壊者ということでも良いかも、丁度「明治維新」の幕府に対する破壊者ということかもしれない。
しかし、そんな革命的な変革ではない「維新」を実現する方法は、人間だけにある知恵を使った方法しかないでしょう。
そんな破壊者に世界中の人が変われるはずである・・・・
・・・・・
そんな感想を持ちました。
では、草々
2024-9-19
森下克介
現在進行中の「自民党総裁選」と「立憲民主党代表選」を見ていても、況やアメリカの「終盤に至った大統領選」を見ても、多くの世界の舵取りをする権力者の選挙、それ以外の「権威主義の中心人物」も何を言い何をしているか、何を目的にしているか、を一生懸命に理解しようとしても、私には理解できない状況です。
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最近「2001年発行の「イノベーションのジレンマ」」に目を通しているところです。
まさに、日本・アメリカ・世界で起きている「マーケティング」の重要な一面を喝破していると思います。
しかし、ここでも読んでいながら本当にこれでいいのか????という思いです。
何のことはない「金儲け資本主義」そのものの議論である、当たり前です「マーケティングとは金儲けの仕方」の議論でしかないのですから。
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でもここから、得られるものはないかと考えると、
「金儲けの利益金」には、人類の危機を増加する機能こそあれ、人類の危機を救うという機能はさらさらない。
社長をはじめとする経営者、と株主の儲け以外には、付け足しの様な「顧客第一」という言葉で紛らわす「市場の反応」しかない。
グテ―レスさんの叫んでいる「地球沸騰」というお怖ろしい世界の明日をだれも理解できないまま、「金儲け資本主義」にドップリ漬かってしまっている企業の支援をしている政治家の議論は、「票田(市場)」としての国民の理解しかない中での議論でしかない。
・・・・
全て、嘗ての「権力者の政治」(律令政治、封建制時、王権神授説の政治、権威主義政治等々)の思考形式のままである。
どこに、民主主義、国民の生活が危機的状態にある中で、如何したら国民が平和に暮らせる世の中になれるか、を議論してこそ「リーダー」であり「権力者」であろう。
そこに対しては「脱GDP」を叫んでいるグテーレスさんがいる、其れなのに、メディアの議論はトンデモない世界観でメディアを賑わせているだけ・・・・。
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ーーーーーーイノベーションのジレンマ概要ーーーーー
(innovator’s dilemma)グロービス経営大学院、
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イノベーションのジレンマとは、業界トップになった企業が顧客の意見に耳を傾け、さらに高品質の製品サービスを提供することがイノベーションに立ち後れ、失敗を招くという考え方。
ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセンが提唱した。
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成功している企業がイノベーションのジレンマとよばれる失敗に陥る理由として、クリステンセンは、3つの理由を挙げている。
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まず第1に、破壊的な技術は、製品の性能を低下させる。
そのため、既存技術で成功している大手企業の多くは破壊的な技術に関心が低いという点である。
例えば、デジタルカメラが登場した当初は、画質などで銀塩写真に比べて画像の質は低く、フィルムカメラのメーカーは、この技術に関心も注意も払わなかった。
しかし現在では、フィルムカメラはデジタルカメラに主役の座を追われている。
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第2に、技術の進歩のペースは、市場の需要を上回ることがあるという点である。技術が市場の需要を上回っているにもかかわらず、トップ企業はハイエンドの技術をさらに持続的に向上することを止められない。そのため、新たに開発した技術に、市場は関心やプレミアムを得ることができない。さらに、比較的に性能が低くても顧客の需要を満たす、新たな技術をもった新規企業に市場を奪われる隙を作ってしまう。
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第3に、成功している企業の顧客構造と財務構造は、新規参入企業と比較して、その企業がどの様な投資を魅力的と考えるかに重大な影響を与える。
破壊的技術が低価格で利益率が低い、あるいは市場規模が小さいなど、既存の技術で成功してる企業にとって魅力を感じず、参入のタイミングを見逃してしまうという点である。
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上記のコンセプトから、革新的な技術やビジネスモデルで従来の企業を打ち破った企業が、大企業になると革新性を失ってしまう状態や、さらに最先端の技術開発をしても成功に結びつかない状態などを、総じてイノベーションのジレンマと呼ぶ。
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https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-11714.html
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破壊的は世界観という言葉で表すと、「デストロイヤー」ということになるのであまり好きではないが・・・。
現在がおかしいのだからその破壊者ということでも良いかも、丁度「明治維新」の幕府に対する破壊者ということかもしれない。
しかし、そんな革命的な変革ではない「維新」を実現する方法は、人間だけにある知恵を使った方法しかないでしょう。
そんな破壊者に世界中の人が変われるはずである・・・・
・・・・・
そんな感想を持ちました。
では、草々
2024-9-19
森下克介
Posted by もりかつ at 13:21│Comments(0)