2023年11月29日
引っ越しの準備、「ケンタウルス座、アルファ星」へみんなで行きますか?
前略
ホーキング博士の遺言です。
・・・・
これからも地球に住むことは、「地球に留まることは、絶滅の要因となるのです」と喝破しています。
さてこれを真直ぐにとらえて、金儲け資本主義のごんげになろうとしているのが、「イーロンマスク」その人でしょう。
お互いに面識があるとは思えませんが、彼の金儲けの材料は、EVに始まって誰も及び腰になるところを現実に進行してしまうことでしょう。
たとえば、EVは、現在の世界ではそれほど受け入れられていない(中国はなんだかすごいことになっている、ケミストリーが合うのか?)、宇宙ロケットの開発は面白いことをやっている。
・・・・
ホーキング博士は、「人類の未来に楽観できる状態ではない」と言っている。
しかし、其れに真直ぐに向かい合った時、「人類こそこの地球に生き残ることこそ、正義!」と言って頑張ることだと思う。
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ーーーーーー亡くなったホーキング博士が、「人類の未来」について語っていたことーーーーー
WIRED ; JAMES TEMPERTON; SCIENCE 2018.03.14
宇宙物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が亡くなったことが、2018年3月14日に明らかになった。
全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋委縮性側索硬化症(ALS)と闘い続けてきた「車いすの天才科学者」は、これまで独創的な宇宙論を発表し続けてきたことで知られる。
17年の科学会議でも、ホーキング博士は「人類の未来」と、宇宙探索計画について語っていた。そのスピーチの内容を紹介する。
・・・・
>>>>追悼:スティーヴン・ホーキング博士が語る「人類の未来」とは?
宇宙物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が亡くなった。家族の代理人が2018年3月14日に明らかにした。
「車いすの天才科学者」として知られるホーキング博士は、全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋委縮性側索硬化症(ALS)と闘いながら独創的な宇宙論を発表し続けてきた。
ホーキング博士の死去を受け、2017年6月20日付の『WIRED』UK版で掲載した「人類の未来」に関するスピーチの内容を紹介する。
・・・・
物理学者のスティーヴン・ホーキングは、近い将来に人類が恒星間に生きる種となるか、さもなければ「絶滅する」おそれがあるとの自身の見解を再び主張した。
・・・・
ノルウェーのトロンハイムで開かれたスタームス科学会議で、ホーキングはヴィデオを通じて次のように語った。
「地球はさまざまな分野からの脅威を受けており、わたしにとって楽観的になるのは難しいのです」
・・・・
ホーキングは以前から、気候変動や伝染病、人口増加のすべてが地球上でのわれわれの生存に大きな脅威をもたらすと予測してきた。
16年11月、彼は人類が今後1,000年以内に新たな惑星を見つける必要があると述べた。
そして17年5月には、彼はその予測を100年にまで短縮した。
・・・・・
「ほかの太陽系を探索すべきときが来ています。
外へと広がることこそが、われわれを、われわれ自身から救う唯一の手段です。
わたしは人類が地球を離れる必要があると確信します」とホーキングは語った。
「地球に留まることは、絶滅の要因となるのです」
・・・・
彼は1960年代の宇宙旅行への「興奮を再燃させる」ための国際的な努力を呼びかけ、次なる飛躍をもたらすために必要な技術は「ほとんどわれわれの手の届く範囲にある」と主張した。
彼は今後30年以内に月面基地の建設がなされると予測し、今後50年以内に人類は火星に到達する可能性が高いと述べた。
・・・・
さらに、2020年までの月面基地と、25年までの有人火星着陸という野心的な目標を掲げることは、数十年にわたって見られなかった「宇宙計画に再び火を点け、存在意義を与えるだろう」と彼は語った。
「宇宙へと広がっていくことは、人類の未来を完全に変えるでしょう。
このことは、われわれが未来そのものをもつか否かをも決定するかもしれません」
・・・・
>>>>アルファ・ケンタウリへと探査船を送る構想
ホーキングは自身が投資家のユーリ・ミルナーとともに取り組む、地球と火星を超える「ブレークスルー・スターショット計画」[日本語版記事]に言及した。
成功した場合、このミッションでは今日生きる人々の生涯の範囲で、最も太陽に近い恒星のケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)へと探査機を送ることができると彼は述べた。
この計画では、巨大で薄手の軽い帆を取り付けた、小型だが十分に機能する探査機を想定している。
地球基地のレーザーアレイを使って帆に数十ギガワットのエネルギーを当てることによって、探査船は光速の5分の1の速度で推進する。
「このシステムは1時間足らずで火星に到達し、数日で冥王星に到達、1週間未満でボイジャーを追い抜き、たったの20年あまりでアルファ・ケンタウリへと到達するでしょう」とホーキングは述べた。
その後、同じレーザーアレイが探査機からの信号を受け取るのに使われる。
うまくいけばこの信号には、アルファ・ケンタウリ周囲の居住可能域にある地球大の惑星プロキシマb[日本語版記事]の、最初のクローズアップ画像が含まれることになる。
・・・・
ミッションが実現するにはまだ大きな工学的な課題があるが、ホーキングは依然としてそれに専念している。
「これらは工学上の課題であり、そして工学的課題とは最終的には解決するものです」と、彼は述べた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://wired.jp/2018/03/14/stephen-hawking-starmus-speech/
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「再野生化」をキチンと世界中で共有して、多くの人が減少するかもしれませんが、其れに向かうしかないでしょう。
人の命はみんな平等だ!ということで議論されても、やはり人は結果平等との義論から方向を変えないといけない・・・。
たとえば、「脱学校」「脱病院」いう「イヴァン・イリッチ」の云う社会では、「機会の平等」を条件にした「再野生化」の思想と言えそうである。
・・・・
世界中が平等と言いうことは、宗教を見れば「有り得ない」と言えるでしょう。
宗教ではチャンと「野蛮人(異教徒)は敵であるから、滅ぼせ!」と言っているのであるから、いくらみんな仲良くと言っても、同じ宗派のなかだけのことでしかない、宗教を是認する世界では、まさに世界の人類は不平等を根拠にしている。
・・・・
脱宗教で倫理・道徳を再確認して、世界を自治州の合衆国にするしかない。
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では・草々
2023-11-29
森下克介
ホーキング博士の遺言です。
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これからも地球に住むことは、「地球に留まることは、絶滅の要因となるのです」と喝破しています。
さてこれを真直ぐにとらえて、金儲け資本主義のごんげになろうとしているのが、「イーロンマスク」その人でしょう。
お互いに面識があるとは思えませんが、彼の金儲けの材料は、EVに始まって誰も及び腰になるところを現実に進行してしまうことでしょう。
たとえば、EVは、現在の世界ではそれほど受け入れられていない(中国はなんだかすごいことになっている、ケミストリーが合うのか?)、宇宙ロケットの開発は面白いことをやっている。
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ホーキング博士は、「人類の未来に楽観できる状態ではない」と言っている。
しかし、其れに真直ぐに向かい合った時、「人類こそこの地球に生き残ることこそ、正義!」と言って頑張ることだと思う。
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ーーーーーー亡くなったホーキング博士が、「人類の未来」について語っていたことーーーーー
WIRED ; JAMES TEMPERTON; SCIENCE 2018.03.14
宇宙物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が亡くなったことが、2018年3月14日に明らかになった。
全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋委縮性側索硬化症(ALS)と闘い続けてきた「車いすの天才科学者」は、これまで独創的な宇宙論を発表し続けてきたことで知られる。
17年の科学会議でも、ホーキング博士は「人類の未来」と、宇宙探索計画について語っていた。そのスピーチの内容を紹介する。
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>>>>追悼:スティーヴン・ホーキング博士が語る「人類の未来」とは?
宇宙物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が亡くなった。家族の代理人が2018年3月14日に明らかにした。
「車いすの天才科学者」として知られるホーキング博士は、全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋委縮性側索硬化症(ALS)と闘いながら独創的な宇宙論を発表し続けてきた。
ホーキング博士の死去を受け、2017年6月20日付の『WIRED』UK版で掲載した「人類の未来」に関するスピーチの内容を紹介する。
・・・・
物理学者のスティーヴン・ホーキングは、近い将来に人類が恒星間に生きる種となるか、さもなければ「絶滅する」おそれがあるとの自身の見解を再び主張した。
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ノルウェーのトロンハイムで開かれたスタームス科学会議で、ホーキングはヴィデオを通じて次のように語った。
「地球はさまざまな分野からの脅威を受けており、わたしにとって楽観的になるのは難しいのです」
・・・・
ホーキングは以前から、気候変動や伝染病、人口増加のすべてが地球上でのわれわれの生存に大きな脅威をもたらすと予測してきた。
16年11月、彼は人類が今後1,000年以内に新たな惑星を見つける必要があると述べた。
そして17年5月には、彼はその予測を100年にまで短縮した。
・・・・・
「ほかの太陽系を探索すべきときが来ています。
外へと広がることこそが、われわれを、われわれ自身から救う唯一の手段です。
わたしは人類が地球を離れる必要があると確信します」とホーキングは語った。
「地球に留まることは、絶滅の要因となるのです」
・・・・
彼は1960年代の宇宙旅行への「興奮を再燃させる」ための国際的な努力を呼びかけ、次なる飛躍をもたらすために必要な技術は「ほとんどわれわれの手の届く範囲にある」と主張した。
彼は今後30年以内に月面基地の建設がなされると予測し、今後50年以内に人類は火星に到達する可能性が高いと述べた。
・・・・
さらに、2020年までの月面基地と、25年までの有人火星着陸という野心的な目標を掲げることは、数十年にわたって見られなかった「宇宙計画に再び火を点け、存在意義を与えるだろう」と彼は語った。
「宇宙へと広がっていくことは、人類の未来を完全に変えるでしょう。
このことは、われわれが未来そのものをもつか否かをも決定するかもしれません」
・・・・
>>>>アルファ・ケンタウリへと探査船を送る構想
ホーキングは自身が投資家のユーリ・ミルナーとともに取り組む、地球と火星を超える「ブレークスルー・スターショット計画」[日本語版記事]に言及した。
成功した場合、このミッションでは今日生きる人々の生涯の範囲で、最も太陽に近い恒星のケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)へと探査機を送ることができると彼は述べた。
この計画では、巨大で薄手の軽い帆を取り付けた、小型だが十分に機能する探査機を想定している。
地球基地のレーザーアレイを使って帆に数十ギガワットのエネルギーを当てることによって、探査船は光速の5分の1の速度で推進する。
「このシステムは1時間足らずで火星に到達し、数日で冥王星に到達、1週間未満でボイジャーを追い抜き、たったの20年あまりでアルファ・ケンタウリへと到達するでしょう」とホーキングは述べた。
その後、同じレーザーアレイが探査機からの信号を受け取るのに使われる。
うまくいけばこの信号には、アルファ・ケンタウリ周囲の居住可能域にある地球大の惑星プロキシマb[日本語版記事]の、最初のクローズアップ画像が含まれることになる。
・・・・
ミッションが実現するにはまだ大きな工学的な課題があるが、ホーキングは依然としてそれに専念している。
「これらは工学上の課題であり、そして工学的課題とは最終的には解決するものです」と、彼は述べた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://wired.jp/2018/03/14/stephen-hawking-starmus-speech/
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「再野生化」をキチンと世界中で共有して、多くの人が減少するかもしれませんが、其れに向かうしかないでしょう。
人の命はみんな平等だ!ということで議論されても、やはり人は結果平等との義論から方向を変えないといけない・・・。
たとえば、「脱学校」「脱病院」いう「イヴァン・イリッチ」の云う社会では、「機会の平等」を条件にした「再野生化」の思想と言えそうである。
・・・・
世界中が平等と言いうことは、宗教を見れば「有り得ない」と言えるでしょう。
宗教ではチャンと「野蛮人(異教徒)は敵であるから、滅ぼせ!」と言っているのであるから、いくらみんな仲良くと言っても、同じ宗派のなかだけのことでしかない、宗教を是認する世界では、まさに世界の人類は不平等を根拠にしている。
・・・・
脱宗教で倫理・道徳を再確認して、世界を自治州の合衆国にするしかない。
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では・草々
2023-11-29
森下克介
Posted by もりかつ at 11:18│Comments(0)