2023年10月01日
EUで「グリーンウオッシュ」の取り締まり強化が始まる
前略
気候危機、「地球沸騰化」「脱GDP」「地獄の扉を開けた」とグテーレスさんの危機感をよそに、世界中が言葉遊びと、「金儲け資本主義病」のパンデミックになっている、「其れでみんな幸せならいいじゃないか!」、金持ちはより金儲けをして、貧乏人も何となく喜んでいる様であれば、これはこれで良し!!
・・・・
「グリーンウオッシ」は誰が管理していたのか???
これは政治の問題であるはず、そのうちに国民全体が監視することになるはず。
中途半端な政治は、みんなが喜ぶ「金儲け」にしか使われない。
それが良いという判断は誰がしているのか?目先の金儲けで喜ぶ人達だけ。
・・・・
グリーンの議論は「気候危機」が目先の話としてしか理解されないのはなぜか?
色んな書物にも、表面的な議論しか出ていない・・・、本当の議論が出来ない。
だったら、このタイミングに「火事場ドロボー」を働こうという輩が一杯いる。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ーーーーーEU、「エコ」などの商品宣伝の規制を強化ーーーーー
2023年10月1日、FT, Financial Times,
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
欧州連合(EU)は2026年までに根拠が正確なものであると証明できない限り、「気候中立(温暖化ガスの排出実質ゼロ)」や「エコ」といった商品宣伝のためのうたい文句を企業が使うことを禁止する。
消費者向け製品に関連して、気候変動対策に取り組んでいるように見せかける「グリーンウォッシング」に対する取り締まりを強化する政策の一環だ。
・・・・・・・
>>>>EU圏内の商店では「エコ」「グリーン」といったうたい文句を使う基準が厳しくなる=ロイター
9月19日に合意された新しいルールでは企業が環境事業に資金を拠出し、対価にクレジットを受け取って、自社の温暖化ガス排出量を相殺する「カーボンオフセット」に基づく主張も対象となる。
こうした主張は、製品が「カーボンニュートラル」であり、環境負荷を低減しているという宣伝文句の根拠として使われている。
承認されたサステナビリティー制度によるものでなければ「(環境に優しいという意味の)グリーン」を名乗ることも許されない。
・・・・
この規制は26年までに実施される予定で、EUは消費者に対する環境訴求に関して、世界で最も厳しい基準を持つ地域となる。
この法案は欧州議会や加盟国の承認が必要となるが、欧州の議員がこうした提案を否決することはまれだ。
欧州議会で法案の協議を主導した欧州社会党のビルハナ・ボラン氏は「環境関連の宣伝文句が混乱した状況を整理するものだ」という。
法案では規制される可能性がある「環境関連で一般的に使われるうたい文句」として、「グリーン」「自然の味方」「省エネ」「生分解性」などの用語を例示している。
製品が「優れた環境性能」を示さない限り、企業はこうした文言を使うことができなくなる。
気候問題に取り組む非政府組織(NGO)などは以前から、消費者向けの製品やサービス全般で誤解を招く表現がまかり通っていることを問題視してきた。
・・・・
「カーボンニュートラルという文言を禁止するのは素晴らしい措置だ。
そうした文言は科学的に不正確で、認められるべきではない」と欧州の消費者保護団体BEUCのウルスラ・パクル副事務局長はいう。
EUの新規制は、50年に温暖化ガス排出の実質ゼロを達成するための政策だ。
・・・・
By Alice Hancock
(2023年9月20日付 英フィナンシャル・タイムズ電子版 https://www.ft.com/)
(c) The Financial Times Limited 2023. All Rights Reserved. FT and Financial Times are trademarks of the Financial Times Ltd. Not to be redistributed, copied, or modified in any way. The Nikkei Inc. is solely responsible for providing this translation and the Financial Times Limited does not accept any liability for the accuracy or quality of the translation.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD271D30X20C23A9000000/
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
EUの動きも中途尾半端である、それでもないよりまし・・。
EUにグテーレスさんを読んで評価してもらうべき。
ついで、世界中の各国の政治を再評価してもらう。
・・・・
国連総会で、IPCCの見解と各国の見解をもっと戦わせてほしいもの。
では、草々
2023-10-1
森下克介
気候危機、「地球沸騰化」「脱GDP」「地獄の扉を開けた」とグテーレスさんの危機感をよそに、世界中が言葉遊びと、「金儲け資本主義病」のパンデミックになっている、「其れでみんな幸せならいいじゃないか!」、金持ちはより金儲けをして、貧乏人も何となく喜んでいる様であれば、これはこれで良し!!
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「グリーンウオッシ」は誰が管理していたのか???
これは政治の問題であるはず、そのうちに国民全体が監視することになるはず。
中途半端な政治は、みんなが喜ぶ「金儲け」にしか使われない。
それが良いという判断は誰がしているのか?目先の金儲けで喜ぶ人達だけ。
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グリーンの議論は「気候危機」が目先の話としてしか理解されないのはなぜか?
色んな書物にも、表面的な議論しか出ていない・・・、本当の議論が出来ない。
だったら、このタイミングに「火事場ドロボー」を働こうという輩が一杯いる。
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ーーーーーEU、「エコ」などの商品宣伝の規制を強化ーーーーー
2023年10月1日、FT, Financial Times,
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欧州連合(EU)は2026年までに根拠が正確なものであると証明できない限り、「気候中立(温暖化ガスの排出実質ゼロ)」や「エコ」といった商品宣伝のためのうたい文句を企業が使うことを禁止する。
消費者向け製品に関連して、気候変動対策に取り組んでいるように見せかける「グリーンウォッシング」に対する取り締まりを強化する政策の一環だ。
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>>>>EU圏内の商店では「エコ」「グリーン」といったうたい文句を使う基準が厳しくなる=ロイター
9月19日に合意された新しいルールでは企業が環境事業に資金を拠出し、対価にクレジットを受け取って、自社の温暖化ガス排出量を相殺する「カーボンオフセット」に基づく主張も対象となる。
こうした主張は、製品が「カーボンニュートラル」であり、環境負荷を低減しているという宣伝文句の根拠として使われている。
承認されたサステナビリティー制度によるものでなければ「(環境に優しいという意味の)グリーン」を名乗ることも許されない。
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この規制は26年までに実施される予定で、EUは消費者に対する環境訴求に関して、世界で最も厳しい基準を持つ地域となる。
この法案は欧州議会や加盟国の承認が必要となるが、欧州の議員がこうした提案を否決することはまれだ。
欧州議会で法案の協議を主導した欧州社会党のビルハナ・ボラン氏は「環境関連の宣伝文句が混乱した状況を整理するものだ」という。
法案では規制される可能性がある「環境関連で一般的に使われるうたい文句」として、「グリーン」「自然の味方」「省エネ」「生分解性」などの用語を例示している。
製品が「優れた環境性能」を示さない限り、企業はこうした文言を使うことができなくなる。
気候問題に取り組む非政府組織(NGO)などは以前から、消費者向けの製品やサービス全般で誤解を招く表現がまかり通っていることを問題視してきた。
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「カーボンニュートラルという文言を禁止するのは素晴らしい措置だ。
そうした文言は科学的に不正確で、認められるべきではない」と欧州の消費者保護団体BEUCのウルスラ・パクル副事務局長はいう。
EUの新規制は、50年に温暖化ガス排出の実質ゼロを達成するための政策だ。
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By Alice Hancock
(2023年9月20日付 英フィナンシャル・タイムズ電子版 https://www.ft.com/)
(c) The Financial Times Limited 2023. All Rights Reserved. FT and Financial Times are trademarks of the Financial Times Ltd. Not to be redistributed, copied, or modified in any way. The Nikkei Inc. is solely responsible for providing this translation and the Financial Times Limited does not accept any liability for the accuracy or quality of the translation.
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD271D30X20C23A9000000/
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EUの動きも中途尾半端である、それでもないよりまし・・。
EUにグテーレスさんを読んで評価してもらうべき。
ついで、世界中の各国の政治を再評価してもらう。
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国連総会で、IPCCの見解と各国の見解をもっと戦わせてほしいもの。
では、草々
2023-10-1
森下克介
Posted by もりかつ at 16:04│Comments(0)