2022年02月15日
「アメリカ大電力会社」のネットゼロ実現計画を評価する
前略
アメリカの最大のエネルギー会社が、2050年ネットゼロへ進行中。
すごいことではないでしょうか?
・・・
まず日本ではここまでの覚悟を示せる企業があるのかを疑います。
さすがです。
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------デューク・エナジー、石炭からの撤退を計画。ネット・ゼロ目標にスコープ3を追加------ーー
2022/2/14;ESGジャーナル、
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デューク・エナジー、石炭からの撤退を計画。
ネット・ゼロ目標にスコープ3を追加
米国最大級のエネルギー持株会社であるデューク・エナジー社は、クリーン・エネルギー・アクション・プラン拡大の一環として、2035年までの石炭からの完全撤退という新たな目標と、スコープ2および一部のスコープ3排出量の2050年ネット・ゼロという新たな計画を発表した。
・・・・・
同社は、石炭から完全に撤退する前の2030年までに、石炭で発電されたエネルギーの総発電量5%以下を目標としていると述べている。
・・・・・
デューク社の2050年ネット・ゼロ目標も拡大し、再販目的で購入した電力、発電に使用した化石燃料の調達、電気事業で自社使用するために購入した電力からの排出も含まれるようになっている。
また、天然ガス事業では、購入したガスに関連する上流のメタンおよび炭素の排出と、顧客の消費に伴う下流の炭素の排出もネット・ゼロ目標に加えた。
・・・・
同社は、すでに発電時の排出量を2005年比で44%削減しており、2030年までに発電時の排出量を少なくとも50%削減、2050年までのネット・ゼロ及び2030年までにメタン排出量ネット・ゼロという目標の達成に向けて順調に進んでいると述べている。
・・・・
デューク・エナジー社では、今後数ヶ月の間に優先順位をつけたスコープ3のカテゴリーに関連する排出量を決定し、その後、これらの排出量を削減するために長期的にどのような行動をとるべきかを明らかにする予定だ。
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https://esgjournaljapan.com/world-news/12507?utm_source=mailpoet&utm_medium=email&utm_campaign=tcfd_1
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
でも、本当はこんな大企業がやろうとしているのを、世界が見守っている、彼らに出来たら自分たちもやらなければならない、マネできるだろうか?と戦々恐々でしょう。
しかし、
この道、大企業が金儲けを続けるために頑張っているということです、本当にこの道、でいいのでしょうか?
われわれが、一人一人として、次の時代の社会をキチンと見据えてみれば、「現在の社会そのままで、電力会社など、エネルギー企業がやりくりできれば」それで、目的とする目標値を実現できると考えてはいないのでしょう。
・・・・
簡単に言えば、「電力化率」という言葉があります。
この値は、世界樹でも20%前後でしかありません。残りの80%は、ほとんどが一人一人の責任分野でしょう。
もっと、きちんとした議論が欲しいものです。
・・・・
では、草々
2022-2-15
森下克介
アメリカの最大のエネルギー会社が、2050年ネットゼロへ進行中。
すごいことではないでしょうか?
・・・
まず日本ではここまでの覚悟を示せる企業があるのかを疑います。
さすがです。
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------デューク・エナジー、石炭からの撤退を計画。ネット・ゼロ目標にスコープ3を追加------ーー
2022/2/14;ESGジャーナル、
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デューク・エナジー、石炭からの撤退を計画。
ネット・ゼロ目標にスコープ3を追加
米国最大級のエネルギー持株会社であるデューク・エナジー社は、クリーン・エネルギー・アクション・プラン拡大の一環として、2035年までの石炭からの完全撤退という新たな目標と、スコープ2および一部のスコープ3排出量の2050年ネット・ゼロという新たな計画を発表した。
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同社は、石炭から完全に撤退する前の2030年までに、石炭で発電されたエネルギーの総発電量5%以下を目標としていると述べている。
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デューク社の2050年ネット・ゼロ目標も拡大し、再販目的で購入した電力、発電に使用した化石燃料の調達、電気事業で自社使用するために購入した電力からの排出も含まれるようになっている。
また、天然ガス事業では、購入したガスに関連する上流のメタンおよび炭素の排出と、顧客の消費に伴う下流の炭素の排出もネット・ゼロ目標に加えた。
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同社は、すでに発電時の排出量を2005年比で44%削減しており、2030年までに発電時の排出量を少なくとも50%削減、2050年までのネット・ゼロ及び2030年までにメタン排出量ネット・ゼロという目標の達成に向けて順調に進んでいると述べている。
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デューク・エナジー社では、今後数ヶ月の間に優先順位をつけたスコープ3のカテゴリーに関連する排出量を決定し、その後、これらの排出量を削減するために長期的にどのような行動をとるべきかを明らかにする予定だ。
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https://esgjournaljapan.com/world-news/12507?utm_source=mailpoet&utm_medium=email&utm_campaign=tcfd_1
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でも、本当はこんな大企業がやろうとしているのを、世界が見守っている、彼らに出来たら自分たちもやらなければならない、マネできるだろうか?と戦々恐々でしょう。
しかし、
この道、大企業が金儲けを続けるために頑張っているということです、本当にこの道、でいいのでしょうか?
われわれが、一人一人として、次の時代の社会をキチンと見据えてみれば、「現在の社会そのままで、電力会社など、エネルギー企業がやりくりできれば」それで、目的とする目標値を実現できると考えてはいないのでしょう。
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簡単に言えば、「電力化率」という言葉があります。
この値は、世界樹でも20%前後でしかありません。残りの80%は、ほとんどが一人一人の責任分野でしょう。
もっと、きちんとした議論が欲しいものです。
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では、草々
2022-2-15
森下克介
Posted by もりかつ at 13:28│Comments(0)