2022年01月27日
原油価格が上がった理由、補助金では済まない
前略
世の中は、脱炭素の駆け引きで、原油減産を実行している。
それでも、国民はこの冬の暖房や移動用に灯油・ガソリンを要求している。
・・・・・・
世界中のみんなが「何でこんなことになっているんだ!?」と本気で議論するタイミングです。
正にこの時期に徹底的に議論する必要がある。
どうして、財政大赤字の中で、ガソリン代に補助をしたり、10万円の支給をしたり、休業補償をしたりしているが、「財政大赤字」は2026年までに「PB」を実現すると約束したりして、国民は混乱しています。
・・・・・
だからこそ、国民が本気で日本・世界の政治をキチンと観る・見る必要があるのです。
さすがに、政治を野党に変えようとする有権者はいない、与党なら正解かと言われれば戸惑うが、自民党の代えがないからしかないっ自民党支持でしょう、責任を感じてください「岸田総理大臣殿!!」です。
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ーーーーガソリン補助金スタート、店頭価格への影響は 現場ルポーーーー
2022年1月27日 ;日、
・・・・・・・・・・・・・・・
政府は27日、石油元売りなどに補助金を支給するガソリン価格の高騰抑制策を開始した。
原油高を受けてレギュラーガソリンの全国平均価格が基準となる1リットル170円を超えたためだ。
各地のガソリンスタンドの状況を探ると、値下げに踏み切った店舗がみられた一方、様子見姿勢の販売店も多い。異例の補助金政策の初日の現場を追った。
・・・
価格急騰を抑える「激変緩和措置」により、元売り系列のスタンドは27日からガソリンや灯油を前週に比べて1リットルあたり0.9円安く仕入れることができるようになった。
元売りの原油調達コストは前週比で2.5円値上がりしたが、政府から補助金が3.4円支給されるためだ。
店頭価格をどう設定するかは販売店に委ねられている。
・・・
初日に早速引き下げたのは東京都内の激戦区、環状8号線沿いの「シンエネ八幡山SS」だ。
1リットルあたり2円引き下げた。
27日から政府の補助事業が始まると利用者への周知が進んでいたため値下げに踏み切った。所長の佐藤大氏は「昨日は消費者の若干の買い控えが起こり、ガソリン販売量が1割ほど減った」という。
値下げした27日午前の段階で販売量は「通常通りになりそう」と話す。集客効果が出てくるかはこれからのようだ。
・・・・
北海道岩見沢市のいわみざわ農業協同組合(JAいわみざわ)も系列店のガソリン価格を27日から2~4円値下げした。
周辺の価格競争が激しいこともあり「自助努力でお客に還元する必要があると考えた」(担当者)。
・・・
大阪市のガソリンスタンド経営者は「今日から価格を1円下げているが客の入りに大きな影響はない。
一番いいのはお客に直接ガソリン税の軽減などで優遇することではないか」と指摘する。
・・・
もっとも、大半の販売店は当面価格を据え置く見通しだ。
都内のスタンド経営者は「これまでの卸価格の上昇局面では、近隣のスタンドを意識して利幅を抑えた価格にしていた。
今ここでさらに値下げをしたら自分たちの生活が苦しくなる」と打ち明ける。
都内のスタンド約10店に聞き取りしたところ「少なくとも初日は様子見姿勢で、価格をすぐに引き下げる予定はない」との回答が大半だった。
・・・
中には値上げに踏み切ったスタンドすらあった。
千葉県のスタンド店長は「少なくとも今販売している燃料は、高値の頃に仕入れたものなので消費者にも理解してほしい」と説明する。
これまでの卸値上昇時の未転嫁分が残っているといい、166円から1円値上げし167円に表示を変えた。
・・・
初日の現場では一部で混乱も見られた。
長野県のスタンドでは60代の消費者が「どうして170円以上の価格をつけているのか」と店員に質問した。
店員は「ガソリン価格の高騰を抑える措置であってすぐに値下がりするという制度ではない」と説明したものの「170円という数字だけが独り歩きしており、制度自体の理解がまだ広がっていないと感じた」という。
・・・
こうした状況は消費者へのガソリン高の影響の大きさの裏返しでもある。
都内で給油していた男性は「まだまだガソリン価格は高い。
個人の運輸業者なので苦しく、生活必需品だ。少しでも安いスタンドを見つけて負担を抑えている状況」と嘆く。
・・・
ガソリン価格は競争環境や地域性にも大きく左右される。
資源エネルギー庁の最新の調査によると、全国で最もガソリンが高いのは長野県で1リットル177.9円。
最も安いのが宮城県の同165.8円と比べると、12円ほどの差がある。
・・・
同じ都道府県内であっても、スタンドが多い激戦区ほど価格競争で安くなりやすい。
卸値の引き下げが店頭価格に反映されるまでには時間差があるうえ、消費者には補助金がどれだけ反映されたかわかりにくい。
消費者が補助金政策の効果を実感できるかは未知数だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB26DWF0W2A120C2000000/?unlock=1
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さてさて、国民はどうか?
殆どの人は、こんなことをしなくてもまともな政治をしてほしい、と思っているともいます。
国民のご機嫌取りの様な政治をしている時間と予算を、本来しなければならない政治をしてほしいものだ、例えば「COP26」の2030年までにGHG半減をどうするんでしょうか?
全く話に聞くことはないのが不思議です、本当に困っている人にきちんと支給すればいいのですから、ご機嫌取りは止めてください。
・・・・
なぜ原油の価格上昇しているのか、その議論をキチンと国民に話してくれれば、みんな考えますよ!!
気候危機が原因なのだから、それに対応する政治をやってください。
ただそれだけです。
追:まさに「化石燃料使用ゼロ」の社会生活を現実のものとして考えなければならない時です。
・・・
では、草々
2022-1-27
森下克介
世の中は、脱炭素の駆け引きで、原油減産を実行している。
それでも、国民はこの冬の暖房や移動用に灯油・ガソリンを要求している。
・・・・・・
世界中のみんなが「何でこんなことになっているんだ!?」と本気で議論するタイミングです。
正にこの時期に徹底的に議論する必要がある。
どうして、財政大赤字の中で、ガソリン代に補助をしたり、10万円の支給をしたり、休業補償をしたりしているが、「財政大赤字」は2026年までに「PB」を実現すると約束したりして、国民は混乱しています。
・・・・・
だからこそ、国民が本気で日本・世界の政治をキチンと観る・見る必要があるのです。
さすがに、政治を野党に変えようとする有権者はいない、与党なら正解かと言われれば戸惑うが、自民党の代えがないからしかないっ自民党支持でしょう、責任を感じてください「岸田総理大臣殿!!」です。
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ーーーーガソリン補助金スタート、店頭価格への影響は 現場ルポーーーー
2022年1月27日 ;日、
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政府は27日、石油元売りなどに補助金を支給するガソリン価格の高騰抑制策を開始した。
原油高を受けてレギュラーガソリンの全国平均価格が基準となる1リットル170円を超えたためだ。
各地のガソリンスタンドの状況を探ると、値下げに踏み切った店舗がみられた一方、様子見姿勢の販売店も多い。異例の補助金政策の初日の現場を追った。
・・・
価格急騰を抑える「激変緩和措置」により、元売り系列のスタンドは27日からガソリンや灯油を前週に比べて1リットルあたり0.9円安く仕入れることができるようになった。
元売りの原油調達コストは前週比で2.5円値上がりしたが、政府から補助金が3.4円支給されるためだ。
店頭価格をどう設定するかは販売店に委ねられている。
・・・
初日に早速引き下げたのは東京都内の激戦区、環状8号線沿いの「シンエネ八幡山SS」だ。
1リットルあたり2円引き下げた。
27日から政府の補助事業が始まると利用者への周知が進んでいたため値下げに踏み切った。所長の佐藤大氏は「昨日は消費者の若干の買い控えが起こり、ガソリン販売量が1割ほど減った」という。
値下げした27日午前の段階で販売量は「通常通りになりそう」と話す。集客効果が出てくるかはこれからのようだ。
・・・・
北海道岩見沢市のいわみざわ農業協同組合(JAいわみざわ)も系列店のガソリン価格を27日から2~4円値下げした。
周辺の価格競争が激しいこともあり「自助努力でお客に還元する必要があると考えた」(担当者)。
・・・
大阪市のガソリンスタンド経営者は「今日から価格を1円下げているが客の入りに大きな影響はない。
一番いいのはお客に直接ガソリン税の軽減などで優遇することではないか」と指摘する。
・・・
もっとも、大半の販売店は当面価格を据え置く見通しだ。
都内のスタンド経営者は「これまでの卸価格の上昇局面では、近隣のスタンドを意識して利幅を抑えた価格にしていた。
今ここでさらに値下げをしたら自分たちの生活が苦しくなる」と打ち明ける。
都内のスタンド約10店に聞き取りしたところ「少なくとも初日は様子見姿勢で、価格をすぐに引き下げる予定はない」との回答が大半だった。
・・・
中には値上げに踏み切ったスタンドすらあった。
千葉県のスタンド店長は「少なくとも今販売している燃料は、高値の頃に仕入れたものなので消費者にも理解してほしい」と説明する。
これまでの卸値上昇時の未転嫁分が残っているといい、166円から1円値上げし167円に表示を変えた。
・・・
初日の現場では一部で混乱も見られた。
長野県のスタンドでは60代の消費者が「どうして170円以上の価格をつけているのか」と店員に質問した。
店員は「ガソリン価格の高騰を抑える措置であってすぐに値下がりするという制度ではない」と説明したものの「170円という数字だけが独り歩きしており、制度自体の理解がまだ広がっていないと感じた」という。
・・・
こうした状況は消費者へのガソリン高の影響の大きさの裏返しでもある。
都内で給油していた男性は「まだまだガソリン価格は高い。
個人の運輸業者なので苦しく、生活必需品だ。少しでも安いスタンドを見つけて負担を抑えている状況」と嘆く。
・・・
ガソリン価格は競争環境や地域性にも大きく左右される。
資源エネルギー庁の最新の調査によると、全国で最もガソリンが高いのは長野県で1リットル177.9円。
最も安いのが宮城県の同165.8円と比べると、12円ほどの差がある。
・・・
同じ都道府県内であっても、スタンドが多い激戦区ほど価格競争で安くなりやすい。
卸値の引き下げが店頭価格に反映されるまでには時間差があるうえ、消費者には補助金がどれだけ反映されたかわかりにくい。
消費者が補助金政策の効果を実感できるかは未知数だ。
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB26DWF0W2A120C2000000/?unlock=1
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さてさて、国民はどうか?
殆どの人は、こんなことをしなくてもまともな政治をしてほしい、と思っているともいます。
国民のご機嫌取りの様な政治をしている時間と予算を、本来しなければならない政治をしてほしいものだ、例えば「COP26」の2030年までにGHG半減をどうするんでしょうか?
全く話に聞くことはないのが不思議です、本当に困っている人にきちんと支給すればいいのですから、ご機嫌取りは止めてください。
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なぜ原油の価格上昇しているのか、その議論をキチンと国民に話してくれれば、みんな考えますよ!!
気候危機が原因なのだから、それに対応する政治をやってください。
ただそれだけです。
追:まさに「化石燃料使用ゼロ」の社会生活を現実のものとして考えなければならない時です。
・・・
では、草々
2022-1-27
森下克介
Posted by もりかつ at 15:14│Comments(0)