2021年01月24日
「11歳の男の子」話題です
前略
新しいヒーローが出来ました。
一生懸命議会の議長席で話している様は、大したものです。
日本にもいるはずです。表に出てきても良いのではないかと思います。
学校に行けなくなるかもしれませんが、皆で庇い支援すればいいのでしょう。
++++++++++++++++++++++++++++++;;
2021/01/20
-----11歳の環境活動家フランシスコ・ベラとは一体何者なのか?-----
・・・・・・
2017年、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさん(当時15歳)が議会の前で「気候のための学校ストライキ」を行ったことで世界中の注目を集めました。彼女の活動は世界中に大きなインパクトを与え、彼女をきっかけに改めて環境について考えたという大人も多くいることでしょう。
・・・・・・
さて、世界がエコに注目しているところで、コロンビアではある11歳の少年、フランシスコ・ベラ(Francisco Vera)さんが国内で注目を集めています。
彼は一部で「コロンビアのグレタ・トゥーンベリ」と呼ばれていますが、一体この少年は何者なのでしょうか?
・・・・・
2019年5月、10歳の時に「Guardianes por la vida(生命のガードマン)」と名付けられたグループのリーダーとして本格的に環境活動家としての運動を開始し、今日ではコロンビアだけでなくスペイン、メキシコ、アルゼンチンに数千人もの仲間がいるんだそうです。
・・・・・・
彼が有名になったのは2019年12月18日。
上院議員の前で環境についてもっと配慮して欲しいと訴えたことがニュースとなり、全国に彼の名が知れ渡ったのです。
スーツ姿でビシッときめたフランシスコさんは上院議長席に招かれ、ハキハキとした口調でスピーチを始めました。
「上院議員の皆様、上院議長、おはようございます。まず始めに上院議長にこのような民主的な場でお話しする機会を与えていただけたことに感謝を申し上げます。」
「今日は我々のグループ(Guardianes por la vida)を代表して、私やあなたたちが原因となって起こる環境への悪影響について意識を持って欲しいとお願いをするために参りました」
「国の上院議長のみなさんに生命のための法律を制定して欲しいのです。例えばフラッキング法による石油の採掘、動物実験、使い捨てプラスチック、動物虐待などです」
このスピーチをした時フランシスコさんはまだ10歳でしたが、大人顔負けの話し方や言葉の選び方にコロンビア中が驚きました。
ツイッターで積極的に呼びかけ
SNSの中でフランシスコさんが一番アクティブに発信しているのはツイッター。
とは言ってもまだフランシスコさんは11歳の子供ですから、SNSは母親であるアナさんが管理しているそうです。
・・・・・・・
「コラムでは、グレタと僕が当たり前のことを言ってるのになぜメディアで話題になっているのかと疑問をもたれています。それには僕も同感します。たくさんの人々が理解していないような当たり前なことを僕たちは言っているんです。もう一つの地球がないことは学位や博士号がなくても理解できます。それと、コラムニストさんは僕たちがお金や権力や票が欲しいのか尋ねていますが、僕は未成年なので公職に就くことも立候補することもできません。ゴミ拾いやデモ活動でお金をもらったりもしていません。コラムニストさんには生命や環境の保護活動をうやむやにする為に子供を利用しないで欲しいです。」と反論し、そのビデオは16万回以上も再生されました。
・・・・・
国連から表彰。将来を担う少年。
脅迫ニュースから一転、今度は嬉しいニュースが飛び込んできました。
国際連合の人権委員会がフランシスコさんの環境保護活動に対して感謝状を贈呈したのです。
感謝状は国連コロンビアの代表から直接手渡しされ、ツイッターは祝福のメッセージで溢れました。
フランシスコさんのような子供が増えていくことを多くの人が望んでいます。
・・・・・・・
昨年コロンビア政府は2050年までに温室効果ガスを50%削減することを発表し、各都市でサイクリングロードが整備されたりエレクトリックバスが大量に導入されたりと、物凄いスピードで『エコ化』が進んでいます。私が住む村はとても田舎で、今まで家庭で出るゴミはプラも缶も全て道端で燃やしていましたが、今年からゴミ収集車が通るようになり、環境への配慮が感じられました。
今回2021年のキーパーソンとしてフランシスコ・ベラさんを紹介しましたが、将来の地球を担う人物としてこれからの彼の成長と活動に注目していきたいと思います。
・・・・・・
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/matsuo/2021/01/franciscovera.php
++++++++++++++++++;
日本の文化では、こうならないかもしれません。
彼らの国の議員や国民の在り様は、日本などよりもよっぽど自由で民主的ですね。
日本の野党はどうしますか?与党はどうしますか?
日本を見直す必要もあるようです。
菅首相の発言以来の日本の国の在り様は少しは変わったのでしょうか?
相変わらずの淀んだ曇りの日ばかりに見えます。
もっと明るい日を作りだすのは、メディアの仕事でしょう。
では、草々
2021-1-24
森下克介
新しいヒーローが出来ました。
一生懸命議会の議長席で話している様は、大したものです。
日本にもいるはずです。表に出てきても良いのではないかと思います。
学校に行けなくなるかもしれませんが、皆で庇い支援すればいいのでしょう。
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2021/01/20
-----11歳の環境活動家フランシスコ・ベラとは一体何者なのか?-----
・・・・・・
2017年、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさん(当時15歳)が議会の前で「気候のための学校ストライキ」を行ったことで世界中の注目を集めました。彼女の活動は世界中に大きなインパクトを与え、彼女をきっかけに改めて環境について考えたという大人も多くいることでしょう。
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さて、世界がエコに注目しているところで、コロンビアではある11歳の少年、フランシスコ・ベラ(Francisco Vera)さんが国内で注目を集めています。
彼は一部で「コロンビアのグレタ・トゥーンベリ」と呼ばれていますが、一体この少年は何者なのでしょうか?
・・・・・
2019年5月、10歳の時に「Guardianes por la vida(生命のガードマン)」と名付けられたグループのリーダーとして本格的に環境活動家としての運動を開始し、今日ではコロンビアだけでなくスペイン、メキシコ、アルゼンチンに数千人もの仲間がいるんだそうです。
・・・・・・
彼が有名になったのは2019年12月18日。
上院議員の前で環境についてもっと配慮して欲しいと訴えたことがニュースとなり、全国に彼の名が知れ渡ったのです。
スーツ姿でビシッときめたフランシスコさんは上院議長席に招かれ、ハキハキとした口調でスピーチを始めました。
「上院議員の皆様、上院議長、おはようございます。まず始めに上院議長にこのような民主的な場でお話しする機会を与えていただけたことに感謝を申し上げます。」
「今日は我々のグループ(Guardianes por la vida)を代表して、私やあなたたちが原因となって起こる環境への悪影響について意識を持って欲しいとお願いをするために参りました」
「国の上院議長のみなさんに生命のための法律を制定して欲しいのです。例えばフラッキング法による石油の採掘、動物実験、使い捨てプラスチック、動物虐待などです」
このスピーチをした時フランシスコさんはまだ10歳でしたが、大人顔負けの話し方や言葉の選び方にコロンビア中が驚きました。
ツイッターで積極的に呼びかけ
SNSの中でフランシスコさんが一番アクティブに発信しているのはツイッター。
とは言ってもまだフランシスコさんは11歳の子供ですから、SNSは母親であるアナさんが管理しているそうです。
・・・・・・・
「コラムでは、グレタと僕が当たり前のことを言ってるのになぜメディアで話題になっているのかと疑問をもたれています。それには僕も同感します。たくさんの人々が理解していないような当たり前なことを僕たちは言っているんです。もう一つの地球がないことは学位や博士号がなくても理解できます。それと、コラムニストさんは僕たちがお金や権力や票が欲しいのか尋ねていますが、僕は未成年なので公職に就くことも立候補することもできません。ゴミ拾いやデモ活動でお金をもらったりもしていません。コラムニストさんには生命や環境の保護活動をうやむやにする為に子供を利用しないで欲しいです。」と反論し、そのビデオは16万回以上も再生されました。
・・・・・
国連から表彰。将来を担う少年。
脅迫ニュースから一転、今度は嬉しいニュースが飛び込んできました。
国際連合の人権委員会がフランシスコさんの環境保護活動に対して感謝状を贈呈したのです。
感謝状は国連コロンビアの代表から直接手渡しされ、ツイッターは祝福のメッセージで溢れました。
フランシスコさんのような子供が増えていくことを多くの人が望んでいます。
・・・・・・・
昨年コロンビア政府は2050年までに温室効果ガスを50%削減することを発表し、各都市でサイクリングロードが整備されたりエレクトリックバスが大量に導入されたりと、物凄いスピードで『エコ化』が進んでいます。私が住む村はとても田舎で、今まで家庭で出るゴミはプラも缶も全て道端で燃やしていましたが、今年からゴミ収集車が通るようになり、環境への配慮が感じられました。
今回2021年のキーパーソンとしてフランシスコ・ベラさんを紹介しましたが、将来の地球を担う人物としてこれからの彼の成長と活動に注目していきたいと思います。
・・・・・・
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/matsuo/2021/01/franciscovera.php
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日本の文化では、こうならないかもしれません。
彼らの国の議員や国民の在り様は、日本などよりもよっぽど自由で民主的ですね。
日本の野党はどうしますか?与党はどうしますか?
日本を見直す必要もあるようです。
菅首相の発言以来の日本の国の在り様は少しは変わったのでしょうか?
相変わらずの淀んだ曇りの日ばかりに見えます。
もっと明るい日を作りだすのは、メディアの仕事でしょう。
では、草々
2021-1-24
森下克介
Posted by もりかつ at 11:11│Comments(0)