2020年07月31日

未来を見通す「結節点」があります

前略
近未来とは、未来へ向かう道筋のことでしょう。
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「アフターコロナの岐路」スぺシアルインタビュー;東洋経済オンライン、
https://premium.toyokeizai.net/articles/-/23694
此処では、日本の有数の企業の経営トップが高い目線から、未来を論じています。
日本の未来は、この有能な頭脳に導かれていくのです。
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その未来とは、2050年という節目の社会を一つの「結節点」として見通す未来のはずです。
人類は未来へ向けて生きていかなければならないのです、そのためには「1.5℃特別報告」(IPCC)のいう「2050年までに、GHG排出を実質ゼロ」にしなければならない、のです。
この「結節点」がどのような社会かを皆がイメージとして(戦略的視点で見通さなくてはならないのです、水晶玉を使ってでも何をしてでも)共有しない限りだめです。
勝手な「外部不経済」に目を瞑った「金儲け資本主義世界」が永遠に続くと考えて、金儲けがすべて、企業とは「B/S(バランスシート)」とP/L(損益計算書)」が総てで、それが雇用を創っているんだから、それしかないんだ、「それが現実的判断なんだ」と威張って居る経営者しかいないのでは、もう既に破綻するしかないのです、地球破綻・人類破綻です。
「現実的判断」とは;「現実」とは何かと言えばだれでも目の前にある事実と言う。しかし、事実として見えないもの、見ようとしないものがあるのが本当の現実でしょう。(神様は見えません、見たくなければ目を背ければ見えません、見えても見えないことにしているものは見えません)そんなあやふやな現実による判断は要りません。
それにしても、
企業経営とは、永続性の原理が破綻しても良い、有限責任(株式)の積み重ねは、あくまでも有限責任だから、雇用者をいくら解雇しても経営者としての責任も有限である、だから目先の誰にでも見える近未来の議論だけをしていて、添えで金儲けができれば、賃金を払えるし、自分も高額の手当てを手にすることになるから、文句はない。コンプライアンスに反していない。
文句あるなら言って来い、と言わんばかりです。
さてさて、
コンプライアンスとは;「法令順守」だけではない、と言われます。
コンプライアンスとは;「法律として明文化されてはいないが、社会的ルールとして認識されているルールに従って企業活動を行う」の意味があります。
さて、この「社会的ルール」とは何かと言うことが議論されていません。
其れこそまさに、「雇用者を含めた、人類の永続的生存を実現することでしょう。
人は、今の生活(アフリカの人達に、「欧米の豊かな生活をおする権利がある」とか言って多くの支援をしていることを正義としているようですが、それこそ傲慢な上から目線でしかありません。
簡単にいえば、多くの生態系を破綻させ、「外部不経済」に目を瞑った経済理論によって、勝手をやっているだけです。一部は宗教(古代宗教)にその根拠を求めているのでしょう。
でも、科学的事実と科学的思考に基づいた行動は、
まさに「GHG排出が実質ゼロ」の社会です、アフリカなどで一生懸命自然の中で生きている人たちと同じ、「生態系としての人類」になることです、彼らから教えてもらわなければならないのです。
極論ですが、私たちには、科学的知識と科学的思考があります。
その世界を見通さなければならないのです。
結節点が「2050年までにGHG排出ゼロ」です。
この位にします。
では、草々
2020-7-31
森下克介




Posted by もりかつ at 10:37│Comments(0)
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