2017年10月13日

「懐かしい未来」への道筋の入り口は

前略;
以前から言われている、「アメリカ銃社会」が爆発した。ラスベガス銃乱射で58人が死亡、527人が負傷。ということである。
オバマ政権当時にも、フロリダ、ナイトクラブ49人殺害事件に対し、多くの銃規制の声が上がった。全米ライフル教会(NRA)が「銃規制は何の効果も無い・・」と声明を出した。
今までのアメリカの銃規制は殆ど変化していないようである。

一方、日本では秀吉の刀狩から始まって、戦後の占領軍による銃器、刀剣類の押収などがあり、事件の度に改正され、「銃砲刀剣類所持等取締法」は「万能法」とも云われるようである。

さて、私の頭の中は「懐かしい未来」への「旅程」の見通しの一歩が出来ずに悶々としています。
ここで、「日本の銃規制」と「アメリカの銃規制」を並べてみると、それぞれに「暴力装置である銃に対する考え方」の違いが、日米の「正反対の結果」に成っていると思います。

アメリカでは、歴史的経緯もあって、憲法に権利としての銃保持がうたわれているとのことである。
その上、話題の「NRA」が銃規制に反対する一大勢力になっているとのことである。

議論の進め方の違と言い切るしかないと思います。丁度、遺伝子組み換えによって作られた食品も、ECでは相当に規制されていても、米国内の巨大産業の圧力で表示の義務すら法制化されていないとか。

マルクスの共産主義が幾らがんばっても、ソ連で失敗し、中国で「習近平さん」が頑張っていますが、あれほど(資本論は殆ど読んでいませんが)論理的に説明しても、世界が動きません。

ことほど作用に、アメリカではもう無理かもしれません。「アメリカでは、どれほど悲惨な状況になっても、どんなことをしても、銃規制は出来ない国である」、「巨大企業のなりふり構わぬ「強欲金儲け」が蔓延しているとおりです。

いざ、ここで地球環境問題を取り上げても、まったく問題に成らないと思います。現に漸く殆どの国が参加して出来た「パリ協定」です、プラス2℃よりも低いプラス1.5℃を上限にしようと言うところまで進んでいます。しかし「トランプ大統領は、パリ協定離脱」を宣言しているとおりです。

オゾン層保護法だけは何と無く成功しそうです。
そのほか、絶滅危惧種の保護、などはそれなりに動いているようです、話題になりやすいためか・・。

「懐かしい未来」に相当するところまでの議論すら進んでいないし、到底そんな議論は沸きあがらないのではないか、そんな感じがします。まったく希望が持てません。

誰も「ラダック」を話題にしません。そのほかの未発展の諸国に関心は有りません。逆に「発展途上国」と言う言葉で発展を促しているのが現状でしょう。
GHG排出削減も、ガソリン車から、EV車に移ろうと話題になっていますが、これも単に企業として、事業機会を探索しているだけ、「トヨタ」などのエスタブリッシメントを打倒しようとする企業戦略の一つでしかありません。

さてさて、
今回の衆院選の小池さんのようにとでも言いますか、頻繁に「ラダック」の話題を出すとか、世界の「発展途上国と呼ばれない中世的な地域」の話題等をニュースとして取り上げてもらう作戦を考えますか・・・。
何方でもかまいません、何か挑戦する人は居ませんか?

今日はここまでにします。
草々
2017-10-13
森下克介




Posted by もりかつ at 14:40│Comments(0)
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