2024年05月02日

「放射線で死なないクマムシ」、遺伝子を貰いたいものである

前略
地球上の生命は、同じDNAの仕組みの中で生命活動を展開しているのだから、
例えば、その組織のタンパク質が変質する温度にさらされれば、生命の維持は無理である、と思っていた。
しかしそれ以外の放射線による損傷にも同様と考えていたが、それが全く違う仕組みで生命維持が担保されているということである。
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目の前で進行中の「気候危機」、避けられないとするとどうするか???
「クマムシの修復能力を備えた細胞で生命体を置き換えればいい」ということになる。
最近話題の「遺伝子治療」の考え方を、全ての人類に処置出来れば、人類は2050年後も生き残れる!!!。
もしそうであるなら、地球上にある生命活動をしている生態系全体に「クマムシ式遺伝子核への遺伝子治療」をすべてに施すことが必要になろうと思える。
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既に、限界の時間は過ぎっているのではないか?と思われるこの「今の時点」では、これしかない!!!

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ーーーーー「最強生物クマムシ」放射線で死なない理由が解明ーーーーー
        「鬼滅の刃」の鬼のよう? 驚くべき修復能力
    「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部;2024年05月02日
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<火山の熱や深海の水圧、真空の宇宙空間さえ生き延びるクマムシは、驚くべきDNA修復メカニズムを備えていた>
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>>>極端な環境に耐えることができる
クマムシは想像を絶するほどの過酷な環境を生き延びることができる生物だが、その生命力の謎が解明される可能性が出てきた。
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当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。
クマムシはその愛らしい姿から、水グマやコケブタと呼ばれているが、極端な高温や低温、高圧・低圧、空気不足、放射線、脱水、さらには宇宙の真空状態に至るまで、ほとんどの生命体にとって死を招く環境に耐えることができる。
最近、学術誌『カレント・バイオロジー』に掲載された論文によれば、この頑健な生物が放射線を生き延びるメカニズムが解明された。
体長わずか0.5ミリのクマムシは、さまざまな環境で生息している。
コケ、落ち葉、淡水や海洋の堆積物などに生息していることが多いが、高温の沸騰泉、ヒマラヤ山脈の頂上、水深4000メートルの深海でも発見されている。
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クマムシは信じられないほど極端な環境に耐えることができる。
150度の高温、マイナス270度の低温でも数分間生存可能だ。
何十年もの間、食べ物や水なしで過ごすことができるが、これは水分含有量を通常の1%以下にまで減らし、クリプトビオシスと呼ばれる状態に入って、代謝活動を実質的に停止させることができるからだ。
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>>>放射線にも負けない
この奇妙な生物は、高レベルの放射線にも強く、ほとんどの生物を死に至らしめる放射線量の1000倍以上の放射線を浴びても生き延びることができる。
放射線は生物のDNAを傷つけ、突然変異、ガン、組織死などを引き起こし、生物の死を招く。
今回の論文によれば、ドゥジャルダンヤマクマムシというクマムシの一種は、DNA修復遺伝子を増幅させることで、放射線によるDNA損傷を修復している可能性があることがわかった。
「私たちは、目にしたものに驚いた」と、ノースカロライナ大学(UNC)チャペルヒル校のクマムシ研究者、ボブ・ゴールドスタインはこの論文の序論でこう述べている。「クマムシは予想もしなかったことをしている」
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クマムシのDNA修復分子は体内にあふれ、強烈な放射線被曝による損傷を迅速に修復する。
人間にもDNA修復遺伝子はあるが、クマムシに比べると発現のレベルは、はるかに低い。
「クマムシは放射線に対して驚くべき反応を示した。
それが驚異的な生存能力の秘訣のようだ」と、UNCアッシュビル校の生物学助教授で、ゴールドスタインの研究室の博士研究員だったコートニー・クラーク=ハッテルは、論文の序論で指摘した。
「クマムシが放射線ストレスを克服する方法について私たちが学んでいることは、他の動物や微生物を有害な放射線から守る方法に関する新しいアイデアにつながる可能性がある」
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>>>驚くべきDNA修復能力
また、クマムシのDNA修復遺伝子は常時大量に発現しているわけではなく、放射線を検出したときに反応して発現量が上昇していることもわかった。
「クマムシは電離放射線を感知し、特定のDNA修復経路遺伝子を大量に亢進させている。
この能力は、DNAの完全性を維持する解決策の進化形を表しているかもしれないという仮説を立てている」と、論文は述べる。
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科学雑誌イーライフに掲載された査読前論文によれば、フランスの研究者たちも、まったく独立した実験で同様の結果を得ており、その結果、放射線損傷からDNAを保護する可能性のある新しいクマムシタンパク質も発見したという。
「各研究所の結果が独立した形で、互いの研究結果を裏付けていることに、感動している」とゴールドスタインは語った。

(執筆者:ジェス・トムソン)
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https://toyokeizai.net/articles/-/749183
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人間の知恵の限界がみえてしまった。
紀元前数世紀のエジプトで「太陽神」という信仰対象が出てしまい、それが「モーセ」から「ユダヤ教」になり、「キリスト教」になり「イスラム教」になり、世界中の人類の頭の中に入り込んでしまった。
もともとは、日本ではまだ理解されやすい、人類に普遍的な「多神教」の信仰を駆逐してしまったところから人類の頭の中の思考・認識のDNAは破壊されてしまった。
まさに、目の前の「ロシア正教」がプーチンと手を組んで「プーチン悪事」を働いている通りである。
イスラム教の経典には、「イスラム信者以外は全て、奴隷にするか殺害せよという言葉が随所に出ている」と言われているのと同じ身勝手で残酷な思考原理が示されているということである。
カトリックのキリスト教は「免罪符」で多額の寄付をすれば「現世の罪が許される」と言いう論理など、宗教の異常な現象が随所にある通りである。
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人類には多くの自然的に発生した多神教があるがそれこそ、一神教の敵でありすべて滅ぼされるべきものであると経典には示されているということである通り、人類の脳味噌の認識・思考が変質してしまっている通りである。
もう、「金儲け資本主義」しか頭にない人類は、キチンと議論できずに「気候危機」を無視し続けるしかできないのである。
本気で、生き残るためには「遺伝子治療」しかない・・・・・・・・。
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では、草々
2924ー5-2
森下克介



Posted by もりかつ at 13:45│Comments(0)
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